2013/04/15

訪韓中のグレンデール市長、慰安婦像の設置宣言

市長は昨年渡米したキム・ボクトンとも面識がある

既に慰安婦の碑が建てられることが決まっているカリフォルニア州グレンデール市の市長(同市は、昨年慰安婦の日を制定した)が訪韓。ハルモニと対面したり、慰安婦像や慰安婦博物館を見学し、少女像をグレンデール市に建てるのだとすっかりその気になっている。

慰安婦少女像と日本大使館を見つめる

最初にアメリカの韓国系政治団体がお膳立てをして、祖国(?)へ地元の有力政治家を招待し、ナヌムの家や慰安婦博物館を見学させる。在米韓国人団体と韓国の市民団体の連携プレー。昨年の10月には、バーゲン郡の郡長やパリセイズパーク市長もナヌムの家を訪れ「一緒に戦う」とその気になって帰って来た。アメリカの下院議員もこうやって韓国に招かれている。このやり方はパターン化している。慰安婦博物館を訪れたグレンデールの市長は「日本政府の官僚たちも来て歴史の記録を見たら良い」などと言う。あそこでは米軍や韓国軍の慰安所は無かったことにされているのだろう。どうも彼は、日本人が昔の蛮行と今の自分たちを切り離して考える事が出来ない為に、頑なに"歴史的事実"を認められずにいると考えているらしい。

慰安婦博物館の展示に見入る

確かに元慰安婦とこういった人間を引き会わせるのは効果絶大なのだが、それだけでは不足で、博物館やナヌムの家が果たす役割も大きいと思われる。彼らが博物館や碑を作ることに執念を燃やす理由だろう。

バーゲン郡のドノバン郡長が公開したナヌムの家訪問時の写真 (2012.3)

米国市長「日政府が過去の歴史認定の時まで問題提起」

グレンデール市「少女像」海外で初めての建立…「米市立図書館に慰安婦コーナー設置」

米国カリフォルニア州のグレンデール市のフランク・クィンテロ市長は14日、「日本政府が過去にあったことを認める日まで日本軍慰安婦問題に関する発言を止めない」と明かした。

クィンテロ市長はこの日、ソウルの麻浦区にある戦争と女性の人権博物館(引用者注:俗に言う慰安婦博物館)で記者会見を行い「全世界の人々は、日本政府が過去何をしたのか、被害女性の人生と経験を全て記憶する」としつつ、このように話した。

アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス近隣のグレンデール市は先月市立公園の敷地に日本軍慰安婦女性の犠牲を賛え、平和を追求する慰安婦記念碑を設置することを議決していた。

韓国人が多く居住するアメリカ西部地域で公共敷地に慰安婦記念碑が建てられるのは初めてだ。 記念碑は駐韓日本大使館の前にある「平和の少女像」と同じ形で製作される。

クィンテロ市長は、博物館の動画や資料などを几帳面に見て回った後「グレンデール市の図書館に日本軍慰安婦に関連したコーナーを作る」として博物館側に関連資料を送ってくれるよう要請した。

彼は「自由主義を指向し民主主義を標ぼうする日本の政治家たちがどうしてこの問題について発言しないのか(?)理解し難い」として「日本人は過去の帝国主義国家で行ったこと(?)が自身のアイデンティティを規定することでないという事を理解すべきだ」と促した。

彼は引き続き「慰安婦被害女性たち、博物館を作った方々の勇気がすごい」として「日本政府の官僚たちも来て歴史の記録を見るべきだ」と伝えた。

共に訪韓したイ・チャンヨプ、グレンデール市都市計画委員長は「慰安婦に対する悲しみと痛みをさらに共感できるよう、記念碑は単純な形態でなく少女像として作ることにした」として「製作費は市民の基金で用意する計画だ」と説明した。

慰安婦被害者キム・ボクトン(87)ハルモニは「韓国でも私たちの事情をよく分かってくれないのに、他国でこのように気を遣って頂きありがたい」といって、クィンテロ市長に感謝盃を送った。

クィンテロ市長はこの日の午後駐韓日本大使館の前に設置された少女像を訪れ、麻浦区延南洞に用意された慰安婦ハルモニのシェルター(ナヌムの家?)を訪れる予定。

東亜日報 2013.4.14

美시장 “日정부 과거사 인정 때까지 문제 제기”

글렌데일市 '소녀상' 해외 첫 건립…"美시립도서관에 위안부 섹션 설치"

미국 캘리포니아주 글렌데일시(市) 프랭크 킨테로 시장은 14일 "일본 정부가 과거에 있었던 일을 인정할 때까지 일본군 위안부 문제에 관한 발언을 멈추지 않을 것"이라고 밝혔다.

킨테로 시장은 이날 서울 마포구에 있는 전쟁과여성 인권박물관에서 기자회견을 열고 "전세계 사람들은 일본 정부가 과거 무슨 일을 했는지, 피해여성들의 인생과 경험을 모두 기억할 것"이라며 이같이 말했다.

미 캘리포니아주 LA 인근의 글렌데일시는 지난달 시 공원 부지에 일본군 위안부 여성의 희생을 기리고 평화를 추구하는 위안부 기림비를 건립하기로 의결한 바 있다.

한인이 많이 거주하는 미 서부 지역에서 공공 부지에 위안부 기림비가 세워지는 것은 처음이다. 기림비는 주한일본대사관 앞에 있는 '평화의 소녀상'과 같은 모양으로 제작된다.

킨테로 시장은 박물관 내 동영상과 사료 등을 꼼꼼히 둘러본 뒤 "글렌데일 시 도서관에 일본군 위안부와 관련한 섹션을 만들겠다"며 박물관 측에 관련 자료를 보내달라고 요청했다.

그는 "일본 내 자유주의를 지향하고 민주주의를 표방하는 정치인들이 어떻게 이 문제에 대해 발언하지 않는지 이해하기 어렵다"며 "일본인은 과거 제국주의 국가에서 했던 일이 자신의 정체성을 규정하는 것이 아니라는 점을 알아야 한다"고 촉구했다.

그는 이어 "위안부 피해 여성들, 박물관을 만든 분들의 용기가 대단하다"며 "일본 정부 관료들도 와서 역사상 기록을 봤으면 좋겠다"고 전했다.

함께 방한한 이창엽 글렌데일시 도시계획위원장은 "위안부에 대한 슬픔과 아픔을 더 잘 공감할 수 있도록 기림비는 단순한 형태가 아니라 소녀상으로 만들기로 했다"며 "제작비는 시민들의 기금으로 마련할 계획"이라고 설명했다.

위안부 피해자 김복동(87) 할머니는 "한국에서도 우리 사정을 잘 몰라주는데 타국에서 이렇게 신경 써줘서 고맙다"며 킨테로 시장에게 감사패를 전달했다.

킨테로 시장은 이날 오후 주한일본대사관 앞에 설치된 소녀상을 방문하고 마포구 연남동에 마련된 위안부 할머니 쉼터 등을 찾을 계획이다.