2014/01/09

「憲兵月報」他、中国で強制連行資料見つかる (中国・外交カード化か?)


「憲兵月報」、「南京周辺地域の“治安回復状況”に関する報告」などに、「旧日本軍による慰安婦の強制連行、奴隷扱い、虐待などの暴行について詳細に書かれて」いたのが発見されたとか。

おかしい。吉見教授らによると、日本軍は発覚を恐れて強制連行の文書は作らなかったはずなのだが・・・。

日本政府の「慰安婦」への関与示す資料を新たに発見、日本右翼勢力の主張が覆される―中国メディア

2014年1月9日、新華網は、吉林省資料館が発見した旧日本軍の遺留資料から、戦時中の慰安婦の強制連行が日本政府によるものだったことを示す資料が見つかったと伝えた。

日本の政界と学会の一部の右翼勢力による「慰安婦を強制連行したり、買ったりしたことは、当時の民間業者の自発的な行為である」という主張の有力な反論材料になるとしている。

資料館が新たに発見した32点の慰安婦問題に関する資料の中には、「憲兵月報」、「南京周辺地域の“治安回復状況”に関する報告」などが含まれており、旧日本軍による慰安婦の強制連行、奴隷扱い、虐待などの暴行について詳細に書かれているという。


続報: 中国(政府)がいよいよ慰安婦騒動に介入か?韓国の場合は政府が市民団体に振り回されてきた民唱官随型で、日本叩きの娯楽としてやっている感もあり、実はそれほど深刻ではないのだが、中国政府が慰安婦問題を外交カード化する気なら本格的になるかもしれない。

中国大陸は戦場だったので、今のように「慰安婦は高給取り」「追軍売春婦」一本槍では苦しい。インドネシアのように兵士による拉致事件もあったし、強姦もあった。

慰安婦問題を対日外交カード化か 中国、新資料発見と報道

中国吉林省の档案館(資料館)は、旧日本軍が残した資料から、中国の従軍慰安婦に関する新たな記録が見つかったと明らかにした。新華社が9日伝えた。沖縄県・尖閣諸島をめぐる対立や歴史問題で、中国は対日批判を強めており、これまで外交カードとしてこなかった慰安婦問題も今後、圧力の材料として取り上げていく可能性がある

档案館によると、資料は、旧日本軍が東北地方を統治していた1931~45年の10万点以上。敗戦後、軍は焼却処分できなかった資料を埋めたとみられ、50年に建設工事の際に発見されたという。

47ニュース 2014.1.9