2014/03/08

韓国メディアは「日本孤立化」で留飲を下げている (黒田勝弘)


最近は「日本が国際的孤立化!」と言って留飲を下げていると産経の黒田記者。韓国の日本孤立論って、日本仕込みではないのか?大抵の反日理論は日本人が発明したものと思われる。「ドイツを見習え」もそうだろう。

ソウルからヨボセヨ 日本の孤立化はウソ?

 韓国のマスコミは相変わらず日本非難の反日報道に熱を上げていて、今週は尹炳世(ユン・ビョンセ)外相がジュネーブの国連人権理事会に出かけ、慰安婦問題で日本非難の演説をしたというのがハイライトだ。毎日、毎日、日本の悪口を言って飽きないものだと感心する。最近は「日本が国際的孤立化!」と言って留飲を下げている

 自分たちで触れ回っているのだから自作自演に近いが、反日キャンペーンの中で「日本孤立化は韓国の思い込み」「安倍(晋三首相)の靖国参拝を問題にしているのは世界で韓国、中国、北朝鮮だけ」「全世界が日本の右傾化に反対しているというのはウソ」…などと韓国マスコミを真っ向から批判した文章にたまに接するとホッとする。

 総合雑誌「月刊朝鮮」(朝鮮日報社系)3月号の在米寄稿家、劉敏鎬氏(53)による論評「反日という名の万病薬」で、韓国マスコミは反日で理性を失っていると痛烈に批判した。

 フランスで韓国人の手により慰安婦漫画が展示され大騒ぎした件でも、わずか70平方メートルの空間に1万7千人が訪れたとのデタラメ数字を皮肉っている。

 また、「(韓国の期待通り)安倍が辞めても安倍以後の日本はもっと右寄りになる」とし、「韓国は感情的な反日をやめて日本の新世代政治に備えろ」と主張している。(黒田勝弘)

産経 2014.3.8