2015/10/05

イ・ヨンスとホンダ二人の英雄がコリアタウンをパレード

ホンダやイは反日というよりコリアンの英雄として人気者に
コリアン初の市会議員が先頭車両、ホンダは二両目に乗っていた

この写真が象徴するように、また記事にも書かれているように、マイク・ホンダやイ・ヨンス(韓国人慰安婦)は、コリア系の英雄なのである。

アメリカで「日本軍セックス・スレイブ」キャンペーンを展開している人々は、例えばKACEのような露骨な反日団体もあれば、KAFCのように一部の日系人団体と結びつくことに成功したグループもいる。だから、単純にジャパン・バッシングだと訴えても、簡単にはアメリカ人に理解されないだろう。

もっとも、ホンダがKACEのアドバイザーでもあるように、KAFCもKACEも本質は大差ないのだろう。「日本を下げることで自分たちを持ち上げる」シンシアリー談)という点では同じである。

サンフランシコで大戦果を上げたイ・ヨンスは、ロサンゼルスで同じく「民族の英雄」であるマイク・ホンダと共にパレードに参加。それに先立ち、キャシー・マサオカが代表を務める日系人団体NCRRが主催した日系人との懇親会にも出席。歴史を否定する日本政府が悪いのであって日本人は悪くない、二つの民族は仲良くすべきだと訴え日系人の良心をくすぐったようである。マサオカは「歴史的真実のためのお婆さんの努力に深い感謝と感動を覚える」と述べたと伝えられる。自分を女性人権活動家だと言うイ・ヨンスは、すっかりその気である。

イ・ヨンス・ハルモニ、ホンダ議員とLA韓人パレード 「グランド・マーシャル(パレードの中心人物)」サプライズ登場

二人のヒーローが、ロサンゼルス中心部の車両パレードにサプライズ同乗。

イ・ヨンス・ハルモニとマイク・ホンダ連邦議員がロサンゼルス韓人パレードにグランドマーシャル団のクラシック・リムジンに搭乗して注目を浴びた。

87才という高齢にも関わらず(?)日本軍国主義の蛮行を知らせ、国際的な女性人権活動家として繰り返し出たイ・ヨンス ハルモニと日本の歴史歪曲を先頭に立って糾弾する日本の良心マイク・ホンダ議員はこの時代の英雄として不足はない。

日本軍強制慰安婦犯罪を世界に知らしめた2007年米連邦下院慰安婦決議案も、二人のヒーローがいなければあり得なかった。日系3世であるホンダ議員が決議案を発議し、イ・ヨンス・ハルモニの歴史的な議会公聴会証言があり、日本の途轍もない反対ロビーを突破することが出来たからだ。

1日から4日まで続くLAのコリアン・フェスティバルはアメリカ最大規模で、この日6台のクラシックカーに分乗したグランドマーシャル団が先導するパレードがイベントのハイライトだった。主催者側はロサンゼルス初の韓国系市会議員であるデービッド・リュ議員が先頭車両、マイク・ホンダ議員が二番目の車両に搭乗することになっていた状況で、イ・ヨンス・ハルモニの出席が決まるとすぐにホンダ議員の車両に同乗することに決まった。

2007年から歴史的瞬間を共にした二人はあまりにも明るい姿だった。 イ・ヨンス・ハルモニより13歳若いが、やはり70代の老人であるホンダ議員はこの日仲の良い姉と弟のように見えた。

二人を乗せた白いクラシックカーがコリア・タウンの中心であるオリンピック・ブルバード(Olympic Boulevard)をゆっくり通り過ぎるや沿道にあった韓国人は歓呼と力強い拍手を送った。 道路両側で手を振って写真を撮る市民のために車両がジグザグに徐行運転を数十回繰り返すほど反応は熱かった。

このためにさほど長くないパレード区間を通過するのに40分も要したほどだった。歓呼する市民を眺めて手を振り、時には(両手で)ハート形を作った二人のヒーローは終始にこやかな笑顔で花を添えた(?)。

イ・ヨンス・ハルモニの通訳兼補佐役を担当したKAFCのキム・ヒョンジョン事務局長は「このようにハルモニが楽しくて安らかに時間を過ごされたのは初めてのような気がする(?)。 市民に明るく笑って手を振る二人は、誰よりも素敵だった。スーパースターに見えた」と話した。

イ・ヨンス・ハルモニは、先月27日、ロサンゼルスの日本人街で日系市民らと懇親会を持った。 日系市民団体であるNCRRが主催したこの日の懇談会には、約50人が参加するなど深い関心が見られた。

この席でイ・ヨンス・ハルモニは、あなたが体験した蛮行一部を聞かせた後「日本人を憎まない。 隣国の子孫どうし親しく過ごすべきではないか。 歴史を否認する日本政府が悪いのであって日本人が悪いのではない。 強制慰安婦の歴史を解決してこそ、今後女性に対する恐ろしい犯罪も根絶することができる。 それで私は慰安婦被害者でなく女性人権活動家だ」と語り大きな拍手を浴びた。

この団体のキャシー・マサオカは、イ・ヨンス・ハルモニのサンフランシスコでの活動を紹介し、「歴史の真実のためのお婆さんの努力に深い感謝と感動を覚える。 私たちの女性たちから連帯しなければならない」と答えという裏話だ。

キム・ヒョンジョン事務局長は「ハルモニが忙しい日程の合間、漢方医院で針を打ち(?)サウナで疲労を癒された」「高齢にも関わらず体力と意志がすごい。 もう時差が合うだけだから(?)家に行く(帰る?)ことになったと笑っていた」と伝えた。

イ・ヨンス・ハルモニはこの日の夜、ロサンゼルスから仁川行きの飛行機に乗って帰国する。

ニューシス 2015.10.4原文[2]