2015/10/16

ソウル中国文化院で慰安婦など抗日写真展 中国大使「中韓は共に戦った」

中国の便乗により韓国は足を引っ張られる可能性もある

中国政府は慰安婦問題に興味を示してくれない・・・これは実際に中国大使館に働きかけを行っていた某教授から数年前に聞いた話。この一二年で、その状況がガラリと変わった。蘇智良教授のような民間人と中国政府が二人三脚でこの問題に本格的に取り組み始めた。政府の本気度から言うと、韓国より中国の方がこれから上回るかもしれない。もともと韓国政府の場合、世論を意識して仕方なしにやっているという雰囲気もある。

挨拶する邱国洪大使
中国政府も本格的に参戦

それにしても、中国と韓国が協力して反ファシズム戦争を戦ったとか・・・これこそいわゆる「歴史修正主義」という奴だろう。韓国は中国とつるむと墓穴を掘るかもしれない。

中国大使 韓中の抗日闘争史を強調=ソウルで戦勝写真展開幕

中国の邱国洪駐韓大使は14日、ソウル市内の中国文化院で開かれた中国の抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念した写真展の開幕式に出席した。邱氏は、韓中両国が祖国の独立と民族解放のために多大な代価と犠牲を払わなければならなかったとした上で、「侵略の歴史を否認して歪曲(わいきょく)し、美化しようとするあらゆる行為を(韓中)両国国民は絶対に認めない」と強調した。

また「(韓中)両国は70年前の戦争で互いに支援して一致団結して共に戦い、救国と生存の道を共に探すことにより、両国関係史において鮮明で重要な歴史を残した」と指摘。韓中共同の抗日闘争史を強調し、今後も世界の平和と安定を守るために韓国と共同で努力していくと述べた。

「偉大な勝利、歴史的貢献」をテーマとした今回の展示会では慰安婦動員、強制徴用、集団虐殺など旧日本軍による蛮行や、中国人の抗日戦争の姿などを含む写真約190点が21日まで展示される。