【韓国大統領竹島訪問】
訪問終了、空路ソウルへ「日本は慰安婦で心から謝罪なし」
韓国メディアによると、李明博大統領は10日午後(日本時間同)、日韓両国が領有権を主張し韓国が実効支配する島根県の竹島(韓国名・独島)の訪問を終え、同島を離れた。空路ソウルへ向かっている。同日中に記者会見する見通し。
玄葉光一郎外相は10日午後、李大統領の竹島訪問に抗議するため、武藤正敏駐韓国大使を同日中に帰国するよう指示した。事実上の「召還」とみられる。日韓関係がさらに緊張するのは不可避だ。
李大統領は同日、竹島訪問の前に立ち寄った韓国・鬱陵島で住民と昼食を取った席上、「わが国の領土は守らねばならない」と強調。さらに「従軍慰安婦問題を提起したのに、日本はまだ心からの謝罪表明をしていない。残念だ」と述べ、日本の対応を批判した。(共同)
産経新聞 2012.8.10