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2012/11/09

釜山の慰安婦博物館に寄付集まる


釜山の慰安婦博物館が閉館の瀬戸際というニュースは先月お伝えした。これはその続報。

閉館危機の釜山慰安婦歴史館 募金運動広がる

【釜山聯合ニュース】財政難で閉館の危機に追い込まれている釜山の「日帝慰安婦歴史館」を支援するため、多くの募金が寄せられている。

 募金はインターネットポータルサイト大手・DAUM(ダウム)の掲示板「アゴラ」で2日に始まり、9日に目標金額の500万ウォン(約37万円)を超えた。募金には約1万800人のインターネットユーザーが参加した。歴史館の厳しい事情がネットで広がり、募金期間(1カ月間)より3週間以上早く目標額を達成した。

 募金は家賃など、歴史館の来年5カ月分の運営費として使われる。釜山市も歴史館の運営費を補助する方向で検討を進めているという。

 私費で歴史館を運営しているキム・ムンスク釜山挺身隊問題対策協議会会長は「事情が知られてから来館者や寄付の問い合わせが増えており、感謝している」と話した。

 釜山唯一の慰安婦展示館である同歴史館には慰安所や慰安婦関連写真約100点、書籍約200冊、新聞記事、映像物、裁判控訴状など元慰安婦の過去と現在の戦いに関連した約1000点の資料が保管されている。