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2013/09/27

日韓首脳会談の目処立たず


ポイントは、「当事者が納得のできる措置」と言った場合の「当事者」が、元慰安婦全般ではなく特定の政治団体に抱えられた特定の「ハルモニ」を指すのだということ。韓国政府も内心ではそれをよく理解している。数人(?)の「ハルモニ」と反日団体の為に、日韓両政府が首脳会談の約束すら取り交わせず頭を悩ませているのである。

竹島・慰安婦、日韓外相深い溝 首脳会談もめど立たず

【ニューヨーク=山田明宏、ソウル=中野晃】国連総会出席のため米ニューヨークを訪問中の岸田文雄外相は26日午後(日本時間27日午前)、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相と会談した。日韓関係の前進に向け、様々なレベルで意思疎通を続けていくことで一致したが、竹島や従軍慰安婦問題などで双方の溝は埋まらず、首脳会談のメドも立たなかった

両外相の会談は7月の東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議以来2度目で、50分間行われた。

尹氏は安倍晋三首相が国連での演説で女性問題に触れたことに触れ、「過去の出来事で被害を受けた当事者が納得のできる措置が一日も早く成し遂げられ、苦しみと傷を癒やさなければならない」と述べ、日本軍元慰安婦問題での対応を早期にとるよう迫った。

岸田氏は「法的な問題は日韓請求権協定で解決済み」としつつも、「安倍総理も心の痛みについてはいろいろな機会に言及している」と理解を求めた。

竹島問題については岸田氏から切り出し、日韓双方が領有権を主張した。

また岸田氏は、福島など8県の水産物の韓国による全面禁輸措置について、早期撤廃を求めた。

朝日 2013.9.27

慰安婦問題念頭に「勇気ある指導力を」要求 外相会談で韓国

岸田文雄外相は26日午後(日本時間27日未明)、韓国の尹炳世外相とニューヨーク市内のホテルで会談。尹氏は旧日本軍の従軍慰安婦問題などを念頭に「過去の傷を治癒していこうとする勇気あるリーダーシップを発揮することを期待する」と述べ、日本の対応を求めた。岸田氏は「両国関係を進めたい」と述べた。

日韓関係は島根県・竹島や、従軍慰安婦など歴史認識の問題で極度に冷え込んでいる。日本側は安倍晋三首相と朴槿恵大統領との初の首脳会談実現へ環境整備を進めたい考えだが、溝の大きさがあらためて浮き彫りになった。

岸田氏は東京電力福島第1原発の汚染水漏えいを受け、韓国が発動した福島県など8県の水産物輸入規制措置を見直すよう要請。韓国の元徴用工による損害賠償請求訴訟で日本企業の敗訴が確定すれば、両国関係がさらに悪化するとの懸念も伝達するとみられる。

両外相の会談は7月のブルネイに続き2度目。(共同)

産経 2013.9.27