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2013/12/29

証言録「私を忘れないで下さい」中英語版来年1月発刊

韓国語版

最高齢韓国人慰安婦キム・ボクドゥクについても、いろいろとニュースがあったのだが、あまり取り上げて来なかった。この人は、挺対協ではなく、統営・巨済市民の会系のハルモニ。

個人的には「日本政府が敏感に反応していることを踏まえ、証言録の中で誤解を呼ぶ余地を無くすよう用語などを再検討した」という部分が気になっている。

韓国南部にある慶尚南道の教育庁は29日、生存する旧日本軍慰安婦被害者で最高齢のキム・ボクドゥクさんの証言記録を綴った本「私を忘れないで下さい」の英語版と中国語版を来年1月中旬ごろ発刊すると発表した。

キムさんが暮らす同道の教育庁は今年3月に同書の韓国語版を発刊し、8月には日本語版を発刊。慰安婦問題に対する国際社会の正しい理解と教育を促すため英語版と中国語版の作成も進めてきた。英語版1000冊と中国語版500冊のほか教員用指導書も発刊する計画だ。

同書は慰安婦問題や女性・人権・平和運動分野で活動する国際非政府組織(NGO)のほか、国連の社会権規約委員会など国際機関にも送付される予定だ。

同書の発刊が当初の予定より1カ月程度遅れたことについて関係者は「最近、慰安婦の被害者像について日本政府が敏感に反応していることを踏まえ、証言録の中で誤解を呼ぶ余地を無くすよう用語などを再検討したため」と説明した。


この本には、日本語版を日本政府や民団、日本の韓国学校に教材として送るという計画があった。実現したかどうかは分からないが。

元慰安婦の証言録 日本政府などに送付へ=韓国自治体

韓国南部にある慶尚南道の教育庁は12日、生存する旧日本軍従軍慰安婦被害者で最高齢のキム・ボクドゥクさん(94)の証言記録を綴った本を日本政府や日本の政治家らに送付すると明らかにした。

 本は「私を忘れないで下さい」という題名で、13日に国際スピード郵便(EMS)で文部科学省安倍晋三首相橋下徹大阪市長各都道府県の教育委員会などに送付する。送付数は計800冊で、在日韓国大使館や在日本大韓民国民団(民団)、韓国学校などにも教材として送る。

 13日は送付後に記者会見を開き、橋下氏市長に宛てた手紙の朗読などを行う予定。手紙には慰安婦被害者に対する謝罪と歴史的事実を踏まえた教育の実施を促す内容が含まれているという。

 キム・ボクドゥクさんが暮らす慶尚南道の教育庁は今年3月、キムさんの生々しい慰安婦時代などの証言を綴った同書の韓国語版を歴史・教育資料として発刊。在日同胞の子供たちに正しい歴史認識を持たせるため日本語版を制作した。