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2014/05/03

慰安婦像撤去訴訟、代理人が辞任


慰安婦像に私はいい印象を持っていないし、日本人が反発するのは当然だと思っている。だからあまり批判的なことは言いたくないが、先の大戦で日本人が学んだのは負ける戦はやってはいけないということだろう。大義があっても、勝ち目のない戦いを挑み負けて「勝った相手が悪い」は通用しない。相手は言論(表現)の自由を巡る戦いにしようとしている。負ければどういうレッテルを貼られることになるのか・・・?

今どき2ちゃんねるでも見かけない「従軍慰安婦説」などと言っているけど、大丈夫だろうか?

米国:慰安婦像撤去訴訟、日本人側の代理人辞任

米カリフォルニア州グレンデール市を相手取った慰安婦像撤去訴訟で、原告の在米日本人団体「歴史の真実を求める世界連合会」の弁護士事務所は4月28日、代理人の辞任届を連邦地裁に提出した。弁護士事務所は連合会に対し、慰安婦問題を巡る立場の違いを理由に、弁護費用を無料にする条件で辞任する考えを伝えたという。

原告の代理人を務めていたのは、シカゴを拠点とする大手弁護士事務所。日本人団体代表の目良浩一・南カリフォルニア大元教授は29日の声明で「(弁護士事務所の)トップは『従軍慰安婦説』に反対であるとみられることを恐れているようで、2007年の米下院決議に従った声明を出した」と明らかにした。下院決議は慰安婦問題の解決を日本政府に促しており、「慰安婦は売春婦」だとして、謝罪や補償の必要性はないとする連合会の立場と対立する。

新たな原告代理人は、ロサンゼルス郊外にある別の弁護士事務所が担当する。目良氏は「弁護士事務所の変更は訴訟に大きな影響を与えるものではない」としている

訴訟を巡っては経済誌フォーブス電子版が4月中旬、「全米トップ級の弁護士事務所が扱う最低の訴訟」と酷評する長文の記事を掲載。法律専門ニュースサイトでも批判記事が相次いでいた。辞任はメディアや法曹業界の批判が影響した可能性がある。

グレンデール市の慰安婦像は昨年7月に設置され、連合会は今年2月、市に撤去を求めて提訴した。

毎日 2014.4.30

慰安婦像撤去訴訟の原告代理人が辞任 事務所に「契約解除」圧力か 訴訟は継続

【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像をめぐり、在米日本人の団体が市に撤去を求めた訴訟で、原告側代理人を務めていた米大手、メイヤー・ブラウン法律事務所の弁護士が同州の連邦地裁に代理人の辞任を申請したことが分かった。「圧力」が加わったとの見方が出ている。同法律事務所は原告側に「責任を持って弁護士を紹介する」と約束しており、訴訟は継続される。

代理人の辞任は、弁護士自身の判断ではなく、同法律事務所の方針という。

関係者によると、同法律事務所の幹部は、韓国側が主張する「従軍慰安婦」説に反対しているとみられることで、他の顧客が離れていくことを懸念し、弁護士を代理人から退かせることを決めた。

同法律事務所から原告側に辞任の要請があったのは4月中旬。その数日前には被告側が「提訴棄却要請」の書面を州の連邦地裁に提出していた。そのころ、集中的に法律事務所に「契約解除」の圧力が加わった可能性が高い。

同法律事務所は原告側に、新しい弁護士の紹介のほか、これまでに支払った費用の全額を返済することや、新しい弁護士が仕事を引き継ぐまでは今の弁護士が無償で対応することを提示。原告側はこれを受け入れた。

訴訟は、被告側の「提訴棄却要請」への反論を原告側が28日(現地時間)に提出。被告側は5月5日(同)までに再反論を提出し、その後、連邦地裁が公判開始か、提訴棄却かなどを決めていく。

原告の一人で、「歴史の真実を求める世界連合」(GAHT)の目良浩一代表は「弁護士事務所の変更はこの訴訟に大きな影響を与えるものではないと思う」との緊急声明を発表した。

産経 2014.4.30