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2015/04/22

ケネディ大使(米政府)日本叩きに組せず、カトラーらに暗雲?


ケネディ発言がオバマ発言より消極的なら
米政府自体が後ろ向きになりつつあるのだろう

「何千もの女性が日本軍の性奴隷になった」 (CBS)
米国のジャーナリストとしては標準的な認識か

韓国メディアはかつてキム・ドンソク(KACE)のインタビュー記事に「米国の手を借り日本の横っ面を張る」というタイトルをつけたが、気の毒だがアメリカは日本叩きに組するつもりはない。ケネディ駐日大使が慰安婦問題で日本を悪しざまに言わないので、ジャパン・バッシャーたちはご不満な様子。

ケネディ大使の発言は、慰安婦騒動の沈静化を狙った公的発言だろう。昨年のオバマの発言も同じ性質の物だったはずであるが、そのアメリカ政府の「公的発言」が後退しているとミンディ・カトラーは不満を言っている。当っているかもしれない。もっとも、CBSのインタビュアーの発言にも見えるように(見てないが)、日本軍による女性虐待(戦争犯罪)というのが、アメリカの通説というのもまた事実なのだろう。

先日、韓国が同じ事をしたからと言って日本の罪が許されるわけではないと強情を張っていたばかりのミンディ・カトラーが、慰安婦問題に対するアメリカの姿勢が後退したと言う。オヤオヤである。厳しい姿勢で臨めと言うなら、アメリカ政府は韓国(トルコ風呂)も批判しなきゃならないことになる。カトラーは不正義(慰安婦問題)を非難しているのではなく、日本を叩いているだけ。

加えて過去よりも未来が大事というカーター国防長官のインタビュー。こうした発言に、韓国メディアは雲行きの怪しさを感じたようである。

「韓日協力が関心事」…慰安婦問題に小心になった米
キャロラインCBSインタビューで明らかに、「慰安婦の人権侵害嘆げかわしく(?)はあるが、両国の不和を解決するように励すべき」

キャロライン・ケネディ駐日本米国大使が昨年バラク・オバマ アメリカ大統領が韓国訪問中明らかにした日本軍慰安婦に対する立場をひっくり返すような発言をして論議がおきている。ケネディ大使はジョン・F・ケネディ前アメリカ大統領の娘だ。

ケネディ大使は最近放映された米国CBSの有名な時事番組60 Minutesのインタビューで「オバマ大統領が昨年の春この地域訪問した際に話したようにそれ(日本軍慰安婦)が見せる人権侵害は嘆くに値する(deplorable)」としながら、「しかし、私たちの関心事は韓国・日本両国が協力してこのような不和を解決するよう励ますこと」だと話した。

CBSニュース ホワイトハウス出入り記者であるノラ・オドネルが「第2次世界大戦中、日本軍が慰安婦を虐待したという一般的な見解(?)を、安倍晋三日本国総理が誇張されていると主張するのをどう見るか」と尋ねたことに対する返事だ。

オバマ大統領が嘆かわしいと話したというのは、彼が昨年4月25日大統領府で開かれた韓・米首脳共同記者会見中「慰安婦問題はおぞましくも甚だしい人権侵害」と話した部分を示したと見られる。 引き続きケネディ大使は、オドネル記者が自身の返事に対して「外交的(日本に対する配慮の意味?)な発言ではないのか?」と反問すると、すぐに「違う。 これは事実だ」と話した。

これに対してオドネル記者は「そうではない。 真実は第2次大戦中、何千もの女性が日本軍の性奴隷になったということだ。 安倍総理が歴史を糊塗しようと試みるのではないか」と圧迫した。 するとケネディ大使は「韓国・日本と米・日に与えられた課題はこのように鳥肌が立つ(人権)侵害が再発しないように歴史で習わなければならないということ」とごまかした

ワシントンDCの非営利研究団体である「アジア ポリシーポイント」のミンディ・コトラー所長は「ケネディの発言は慰安婦問題に対するアメリカの立場がどれくらい弱まったかを端的に示している」と評した。

他のワシントン消息筋は、「『未来が重要だ』という8日のエシュトン・カーター米国防長官の読売新聞インタビューへの回答と軌道を共にする発言」としながら「人類普遍の人権問題だと主張してきた日本軍慰安婦問題までも、アメリカ政府が公式の立場と異なり、今は覆いをして行こうという方向に立場を固めた(?)と見られる」と話した。

国民日報 2015.4.16[2]

米政府が消極的に?カトラーの懸念

カーター国防長官読売新聞のインタビューに、過去より未来が大切だと答えた。アメリカ政府はこれ以上、歴史問題に付き合うつもりはないようである(メディアは相変わらずだが)。

米国防長官「韓日米は将来に目を向けるべき」…韓国メディア「日本に肩入れ」

米国のアシュトン・カーター国防長官が日本報道機関と行ったインタビューが韓国で大きく取り上げられている。

カーター長官は東京で8日開かれた日米防衛相会談に臨むための訪日を機に、読売新聞と行った書面インタビューで、北朝鮮の核・ミサイルに対応する韓日米の3カ国共助の重要性をどのように評価するかとの質問に「我々3か国は将来に目を向けねばならない」とし「過去の緊張や今日の政治よりも重要」と述べた。

このような表現に対して韓国メディアは日本に肩入れするものではないかとの反応を示した。韓国の文化日報は「日本に肩入れした米国防、歴史より北核共助が重要」というタイトルの記事を掲載し、カーター長官は「米国はこの関係における歴史的な敏感さは十分理解する」との前提を示したものの、「結局、過去より未来を考えるべきだということを強調した点で日本側の立場に立ったものと解釈できる」と論評した。


[단독] “韓日 협력이 관심사”… 위안부 문제 소심해진 美
캐럴라인 CBS 인터뷰서 밝혀 “위안부 인권침해 통탄할 만하지만 양국 불화 해결하도록 격려해야”

캐롤라인 케네디(사진) 주(駐)일본 미국대사가 지난해 버락 오바마 미국 대통령이 한국 방문 중 밝힌 일본군 위안부에 대한 입장을 뒤집는 듯한 발언을 해 논란이 일고 있다. 케네디 대사는 존 F 케네디 전 미국 대통령의 딸이다.
케네디 대사는 최근 방영된 미 CBS방송의 유명 시사프로그램 ‘60분’ 인터뷰에서 “오바마 대통령이 지난해 봄 이 지역 방문 중 말한 것처럼 그것(일본군 위안부)이 보여주는 인권 침해는 통탄할 만하다(deplorable)”면서 “그러나 우리의 관심사는 한·일 양국이 협력하고 이러한 불화들을 해결하도록 격려하는 것”이라고 말했다.
CBS뉴스 백악관 출입기자인 노라 오도넬이 “2차 세계대전 중 일본군이 위안부들을 학대했다는 일반적으로 받아들여지는 진술을 아베 신조 일본 총리는 과장됐다고 주장하는데 이를 어떻게 보느냐”고 물은 데 대한 답변이다.

오바마 대통령이 통탄할 만하다고 말했다는 것은 그가 지난해 4월 25일 청와대에서 열린 한·미 정상 공동기자회견 중 “위안부 문제는 끔찍하고 지독한 인권침해”라고 말한 부분을 가리킨 것으로 보인다. 이어 케네디 대사는 오도넬 기자가 자신의 답변에 대해 “외교적인 발언 아니냐”고 반문하자 “아니다. 그것은 사실이다”고 말했다.

이에 대해 오도넬 기자는 “그렇지 않다. 진실은 2차 대전 중 수천명의 여성들이 일본군의 성노예가 됐다는 것이다. 아베 총리가 역사를 호도하려고 시도하는 것 아니냐”고 압박했다. 그러자 케네디 대사는 “한·일과 미·일에 주어진 과제는 이처럼 소름끼치는 (인권) 침해가 재발하지 않도록 역사에서 배워야 한다는 것”이라고 얼버무렸다.

워싱턴DC의 비영리 연구단체인 ‘아시아 폴리시 포인트’의 민디 코틀러 소장은 “케네디의 발언은 위안부 문제에 대한 미국의 입장이 얼마나 약해지고 소심해졌는지를 단적으로 보여준다”고 평가했다.

다른 워싱턴 소식통은 “‘미래가 중요하다’는 지난 8일 애슈턴 카터 미 국방장관의 요미우리신문 인터뷰 답변과 궤를 같이하는 발언”이라며 “인류 보편의 인권 문제라고 주장해 온 일본군 위안부 문제까지도 미국 정부가 공식 입장과 달리 이제는 덮고 가자는 쪽으로 입장을 정리한 것으로 보인다”고 말했다.