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2016/01/11

最右翼に踊り出たKAFC 「日本政府は慰安婦像に協力せよ」 


アメリカ政府が日韓合意を歓迎して見せたことで、”ワシントン”に近い韓国系の反日(?)団体の動きが鈍くなっているように見える中(あくまで主観)、後発のKAFC(カリフォルニア韓米フォーラム)が最右翼に躍り出たような感がある。KACEなどに比べると、素人臭が拭えないKAFCだが、日本のメディアにその名が登場するようになったのは軽い驚きであった。

ジャパン・バッシングの先頭を伺う勢いのKAFCは、日韓が妥協するかもしれないと聞くや、韓国政府に当事者の資格はないとして、日韓政府が「最終的解決」に合意しても対日非難を緩めない意向を表明。日韓の合意後に開催された「水曜デモ」にも、彼らの方向性が見て取れる。ボードに貼られた国際色豊かな「被害者」の顔ぶれ。複数の国が当事者だというアピールか。”ワシントン”から距離があるのは、弱みでもあるが強みでもあるだろう。KAFCのようなグループがまだまだアメリカで慰安婦騒動を煽って行くだろう。

※ 日韓合意に対するKAFCの声明(英語)

グレンデール(1月5日)
KAFCは今後も米国で慰安婦像設置運動を続ける

 アメリカ・ロサンゼルス近郊の慰安婦像の設置を推進した韓国系団体は、今回の合意を非難した上で、像の撤去は考えられないと話しました。

ロサンゼルス近郊のグレンデール市は、おととし韓国系団体からの強い働きかけを受け、市内の公園に慰安婦像を設置しました。

「人々が過去の過ちを理解して学び、二度と同じような間違いをしないためにも、日本政府は積極的により多くの像の設置に寄与すべきです。なぜ撤去する必要があるのでしょうか」(韓国系団体幹部)

韓国系団体の幹部はこう述べた上で、今後も中国系団体などと連携し、サンフランシスコなどへの慰安婦像設置を目指すと話しました。また、合意そのものについても、「河野談話より後退している」などと強く非難しました。

TBS 2015.12.29[2]

米の韓国系団体、慰安婦像推進=「河野談話から後退」と非難

米国で従軍慰安婦像の設置を推進する団体「カリフォルニア州韓国系米国人フォーラム(KAFC)」は28日、慰安婦問題での日韓合意を非難した上で、今後も像や記念碑の設置活動を続ける方針を示した。

KAFCは声明で、日韓合意について「(従軍慰安婦の)強制性を認めておらず、河野談話から後退した」と批判した。また、安倍晋三首相の謝罪に関し、「閣議決定による謝罪が明確にされておらず、将来のリーダーによって再び否定される可能性がある」と指摘した。

時事 2015.12.29[2]

米の韓国系団体、慰安婦像前で日韓合意を非難

米カリフォルニア州グレンデールに慰安婦を象徴する少女像を設置した韓国系団体が5日、像の前で集会を開き、日韓両政府の慰安婦問題を巡る合意を非難した。

この団体は「カリフォルニア韓米フォーラム」で、集会には韓国系米国人ら約70人が参加。「(慰安婦は)外交問題ではなく、人権問題。犠牲者不在の合意は受け入れられない」と訴えた。


読売 2016.1.6[2]