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2016/08/29

ワシントンD.Cに慰安婦像、12月に除幕式

「米国と国際社会に知らせるための努力の一環」
「政治的、地域的象徴性を考慮」・・と関係者

挺対協は、ワシントンD.Cに慰安婦像を建てるつもり。現地の支援グループも認めているように、彼女らにとってアメリカの首都に建てるというのは象徴的な意味合いが大きいのだろう。

挺対協は数年前にシンガポールに慰安婦像(少女像)を建てようとして失敗した。これに懲りたのか、その後は海外でのモニュメント設置の動きに挺対協の影はあまり感じられなくなった。ところが、昨年の日韓合意以降、挺対協は慰安婦像の海外設置を宣言し、再び火が着いたようになった。

まず狙われたのはオーストラリアのシドニー(計画自体は「合意」前から)。ここでは現地の日本人の抵抗にあって動きが取れなくなっている。そして次に狙ったのが、ワシントンD.C.というわけである。シドニーでは、オーストラリア慰安婦の友と連携したように、ここでも挺対協は現地のグループと連携している。ただしウィリアム・アンドリュースの慰安婦小説を宣伝した「平和の蝶ワシントン」ではなく、昨年の日韓合意以降に登場した新興団体らしい。韓国から船で輸送し除幕式までどこかに保管して置くという段取りの良さはシドニーの時と同じ。

フェアファクスに慰安婦碑を建て韓国政府にも顔が利くワシントン挺対委の姿がないのが、個人的にはちょっと興味深い。

「ワシントンD.C.に『慰安婦少女像』年内建立」

希望の蝶、韓国挺対協と共同推進「12月10日除幕目標、場所は未定」

米国の首都ワシントンD.C.に「慰安婦少女像」が年内に建てられる。

日本軍慰安婦問題関連の活動をしてきた韓国人団体「ワシントン希望の蝶」は26日「韓国挺対協と共同でワシントンDCに慰安婦少女像の設置を推進することになった」として「これは慰安婦問題をアメリカと国際社会に知らせるための努力の一環」と公表した。

ワシントンの慰安婦少女像は、68回目の世界人権宣言記念日である12月10日に除幕することを目標に推進される。(設置)場所は未定。

チョ・ヒョンスク ワシントン希望の蝶幹事は「政治的、地域的象徴性を考慮しワシントンDに設置する計画で、場所を探している」としながら「少女像はすでに韓国で製作され設置場所さえ決まれば船に載せ保管して除幕日に合わせて設置する予定だ」と話した。

少女像設置の財源は寄付金などを充てる計画。

チョ幹事は「希望の蝶も募金運動をしているが、匿名で全費用を後援してくれるという人もいる」とし「9月から建立推進委を発足して本格的に活動する」と明かした。

ワシントンD.C.に「慰安婦少女像」が出来れば2014年5月バージニア州のフェアファックス郡政府庁舎に造成された「慰安婦記念碑」に続きワシントン地域で二番目の慰安婦関連のモニュメントになる。

慰安婦記念碑はワシントン挺対委員で韓国人社会とフェアファックス郡の協力を得て建てられた。

「ワシントン希望の蝶」は韓日間の慰安婦合意に抗議して今年1月駐米日本大使館の前でデモを行った参加者らが結成した団体で現在10人余りが活動している。


“DC에‘위안부 소녀상’연내 건립”

희망나비, 한국 정대협과 공동추진 “12월10일 제막 목표, 장소는 미정”

미국의 수도 워싱턴 D.C.에 ‘위안부 소녀상’이 연내에 세워진다. 
일본군 위안부 문제 관련 활동을 해온 한인단체인 ‘워싱턴 희망나비’는 26일 “한국정신대문제대책협의회와 공동으로 워싱턴 DC에 위안부 소녀상 건립을 추진하기로 했다”며 “이는 위안부 문제를 미국과 국제사회에 알리기 위한 노력의 일환”이라고 밝혔다. 

워싱턴 위안부 소녀상은 제68주년 세계 인권선언 기념일인 오는 12월10일 제막을 목표로 추진된다. 장소는 아직 미정이다. 
조현숙 워싱턴 희망나비 간사는 “정치적, 지역적 상징성을 고려해 DC 안에 설치할 계획으로 장소를 물색 중”이라며 “소녀상은 이미 한국에서 만들어져 있어 건립 장소만 결정되면 선박으로 실어와 보관하다가 제막일에 맞춰 세울 예정”이라고 말했다. 

소녀상 건립 재원은 기부금 등으로 충당한다는 계획이다. 
조 간사는 “희망나비도 모금운동을 하고 있지만 익명으로 전체 경비를 후원하겠다는 분도 있다”면서 “9월부터 건립 추진위를 발족해 본격적으로 활동할 것”이라고 밝혔다. 

DC에 ‘위안부 소녀상’이 생기면 지난 2014년 5월 버지니아 페어팩스 카운티 정부 청사에 조성된 ‘위안부 기림비’에 이어 워싱턴 지역에서 두 번째 위안부 관련 조형물이 된다. 
위안부 기림비는 워싱턴정신대문제대책협의회에서 한인사회와 페어팩스 카운티의 협력을 받아 세운 것이다. 

‘워싱턴 희망나비’는 한일 간의 위안부 합의에 항의해 올 1월 주미 일본 대사관 앞에서 시위를 한 참가자들이 결성한 단체로 현재 10여명이 활동하고 있다.