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2012/08/19

人気韓流ドラマの中の慰安婦強制連行 その2

前回からの続き。韓国で放映中の人気ドラマ「ガクシタル」の第20話から。

女衒はその道のプロであり、軍御用達の娼家(慰安所)だけを相手に商売していたわけではないだろう。「男の人とお話しするだけ」という甘い話に釣られ、気づいたら風俗で働いていたというケースは戦前でもあったろうが、吉田証言の信憑性が揺らいでくると、こういった話が日本政府による偽装工作だと解説されるようになったようである。

このドラマでも、朝鮮総督府の謀議(前エントリー)を受け、親日派の男女がサーカスを訪れる。彼らは看護婦を探していると語るが、本当の狙いは慰安婦の調達である。この詐欺は朝鮮総督府の意を受けてのものという設定である。仲介人は、京城職業紹介所の名と新聞の看護婦募集の記事を見せて説得しようとする。新聞も、朝鮮総督府の偽装工作の一貫として描いているようにも見える。

戦時中の(日本人の)勤労動員は職業紹介所の戸籍データを元に行われたという[要確認]。職業紹介所は朝鮮半島にも存在した。親日派夫妻(?)が紹介所の名前を利用しているだけという可能性もあるが、名簿にサインさせようとしている所から、職業紹介所が慰安婦の動員に関わっていたという設定なのだろう。つまり「強制連行」である。この後、女子挺身隊の募集と慰安婦の募集を混同させるようなシーンも出てくる。


貧困層の娘を狙うというのが朝鮮総督府の方針


親日派女: こんにちは。

見知らぬ来訪者を訝しむ

ヒロイン: どちらさま?


親日派女: あなた。色っぽいわね。・・・まぁまぁまぁ、こんなにいっぱい若い娘さんたちを、どうしたんです?なんてことでしょ。


サーカス団の団長: あんた誰?

親日派男: あなたがここの責任者のようですな。この不景気な折、一回のショーで100ウォンも稼げますか?

団長: あんた誰だよ?

親日派女: まぁ怖い!新聞お読みにならないの?


親日派男: 我々は中国へ行く看護婦を募集しているんです。これ見て。

「上海で働く看護婦募集」 当時ハングルは禁じられてなかった

団員女1: 月に50ウォン?(ここは演出。実際の通貨は円)


団員女2: 訓練も受けていないのに、どうやって看護婦になれるの?

親日派女: 傷を洗うだけでいいのよ。包帯を取り替えて、怪我をした兵隊さんにご飯を食べさせてあげればいいの。何を特別に習う必要があるの?

団員男: 奥さん、募集してるのは女性だけ?俺、包帯巻くの得意なんだけど。

親日派女: もう、おじさんたら。私たちは看護婦を募集してるのよ。看護婦!

職業紹介所が慰安婦の募集に関わっていた?

ヒロイン: 京城(ソウル)職業紹介所が募集してるのよ。兵士たちの面倒を見る看護婦を?

団長: うちの団員の誰一人として怪我した日本野郎どもの世話をしにゃ行かないよ。出て行け。出て行きたまえ。出て行け。

職業紹介所の名簿に署名させようとする

親日派男: ここに名前を書くだけでいいんです。ここに名前を書けば、毎月50ウォンもらえるんですよ。

サーカス団長: 出て行けと言ってるんだ。


親日派男: 50ウォンですぜ。名前を書くだけでいいんだ。

サーカス団長: 出て行け。俺は出て行けと言ってるんだ!

親日派男: 名前を書きさえすれば・・・

サーカス団長: 出て行け!

当時の人身売買が全て親日派の仕業でもないだろうに

親日派: これを見てよ。

団長: 出て行け!

親日派: 50ウォン、50ウォンだよ。押さないでよ。名前を書くだけで50ウォンだってば。

団長: 出て行け、出て行けったら。


拾い上げた新聞記事に見入るサーカス団員



日本の警察が慰安婦の強制動員に動き出す

河野談話は「官憲等が直接これに加担したこともあった」などとしている

村山(警察署長):緊急の指示である。今日より13の地区で、性奴隷の募集が始まる。お前たちは民間業者が若い女を募集するのを積極的に助け、活動を秘密裏に行うことで変な噂が流れないよう気をつけろ。さらに、帝国警察が協力していることは朝鮮人たちに知られるな

我が軍の兵士たちに慰安をもたらす為に、我が兵士たちの間に不満を生じさせぬよう全力を尽くすことを期待する。



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