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2016/01/31

合意潰しに送り込まれた慰安婦に、竹内絵美「生きた言葉」

竹内絵美(今回のリポートと無関係)
「戦争中に何があったのか。・・・生きた言葉に耳を傾け・・・私なりに解決の糸口を模索したいと思います」

日韓合意破棄を狙いナヌムの家が日本に送り込んだのが、イ・オクソンとカン・イルチュル。彼女たちの話を聞いたテレビ朝日のアナウンサー竹内絵美の感想がこれ。ブロガーであるくっくりさんのRTで知った。

残念ながら、竹内アナが聞いたのは生きた言葉などではない。彼女らは、政治団体の主張を代弁しているに過ぎない。慰安婦団体が日本で日韓合意破棄を訴えても人は集まらない。しかし、ハルモニが「証言」するとなれば、何百人も集まるのである。

「日本は朝鮮を火の海にして、私たちを中国に連れて行った」

どちらかは分からないが、慰安婦の一人はこの日「日本は朝鮮を火の海にして、私たちを中国に連れて行った」と聴衆に語った(毎日新聞のニュース動画 [2])。イ・オクソンなどは万事この調子で、慰安所には高圧電流が張り巡らされていたとか、特に海外メディアに対しては抑制がきかないようである。

日本であれば誇張は逆効果になるから、支援団体が抑えさせているのだろう。竹内アナが「話し始めは控えめな印象」を受けたと言っているのは、そのせいかもしれない。当日「歩くのがやっとの私たちが、なぜここまで来て話をするかを考えてもらいたい」と語ったということだが、彼女は海外(証言)旅行を楽しみにしており体調を気遣う支援者が止めても聞かない。なお、火の海発言に対して朝鮮戦争の慰安婦ではないかという指摘をツイッターで頂くが、彼女が貧困家庭の出で、太平洋戦争中、慰安所かそれに類する場所で苦労したのは事実なのだろうと思う。ただ、彼女はほら吹きなので信用出来ないのである。

4年前、朝日新聞の阿久沢悦子記者が、「ハルモニ」の来日に興奮してツイッター上で橋下市長に暴言を吐き炎上。ツイッターの利用中止に追い込まれるという事件があった。竹内絵美ともども、ジャーナリストには性格的に向いていないのかもしれない。

※ 「火の海」発言がどちらの発言かハッキリしないので、文章を一部修正した。

生きた言葉に耳を傾ける

今日は番組ではお伝えできませんでしたが、集会に行ってきました。
昨日、韓国から来日した元慰安婦の皆さんの集会で、
テーマは『今つたえたいこと』です。

会場には学生や報道陣を含めて日本人など200人以上が集まり、
元慰安婦の姜日出(カン・イルチュル)さんと
李玉善(イ・オクソン)さんの
思い出すのも辛い・・・と言葉を絞りだすように話す体験談に
聞き入りました。
お二人は現在89歳と90歳で、
話し始めは控えめな印象もありましたが、
話が“どんなに慰安所で酷い扱いを受けたか”という核心に迫ると、
スピーカーから響く声が割れんばかりに語気を強めていました。
お二人は、
慰安婦問題をきちんと終わらせなければ、若い世代が健全な交流を出来ない
同じことが繰り返されてはならない
という思いで来日し大阪でも集会を開くそうです。
また、昨年12月28日の日韓合意は
当事者の皆さんに事前に何の説明も合意もなく結ばれたと、
とても残念な思いをしたそうです。
そして、講演をした中央大学の吉見先生は、
日本政府出資の10億円は「支援金であり賠償ではないことから、
日本が法的責任を認めていない」という点や、
加害者側の日本が少女像の撤去を要求していることなどを指摘していました。
元慰安婦の皆さんは、今回集会で体験を伝えるだけでなく、
安倍総理と目を合わせて話をすることを要望しています。
望んでいるのは、お金ではなく公的謝罪なんだとも話しています。
戦後70年を迎えた昨夏、戦争の体験者が高齢になり
生きた証言を聞く機会が徐々に少なくなってきていることを実感しました
戦争中に何があったのか
本や資料を見るのではなく、生きた言葉に耳を傾け、
子供たちの未来のためにも
私なりに解決の糸口を模索したいと思います。

報道ステーション 「現場リポート」2016.1.26 竹内絵美[2]