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2016/07/30

特別法制定求め、イ・ヨンス泣く怒る



拳を振り上げたり泣いたり、相変わらずだったイ・ヨンス
右はダンカン所長

<和解・癒し財団>の理事長を狙ってカプサイシン・テロを起こすなど日韓合意反対派が猛威を振るう韓国。その先頭に立つのが、ナヌムの家系の「ハルモニ」。この日も、イ・ヨンスが拳を振り上げたり泣いたり大騒ぎしていたようである。自分たちの葬儀費用を出せとか、慰安婦の日を制定しろとか。そもそも、ナヌムの家の慰安婦にはスポンサーがついており、葬儀の面倒は見てもらえるはずである。活動報告書の国会提出とか、本人たちはどこまで理解しているんだか・・・。

慰安婦被害者の不満収まらず 国会で特別法制定求める=韓国

旧日本軍の慰安婦被害者である韓国人女性らが21日、生活安定支援や記念事業などを盛りこんだ特別法の制定を促す請願書を韓国国会に提出した。

慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんと李玉善(イ・オクソン)さん、朴玉善(パク・オクソン)さんは国会で記者会見を開き、「特別法の制定を通じ慰安婦の強制動員問題に対する関心を高め、日本政府の心からの謝罪と法的な賠償を請求する必要がある」と訴えた。

また、韓国と日本の両政府に、慰安婦問題の根本的な解決に向け責任ある姿を示すよう強く求めた。韓国の現政権の慰安婦関連政策も激しい口調で批判した。

この特別法には、大統領の下に「慰安婦被害者の生活安定支援および記念事業の審議委員会」を設置することをはじめ、被害者の葬儀費追悼施設設置費の支援、関連史料館の建設と教育用資料の刊行、被害者の実態に関する調査・研究の支援、被害者を悼む日の指定、被害者の名誉回復と真相解明に向けた活動報告書の国会提出などが盛りこまれている。

会見には共同請願者である京畿道高陽市の崔星(チェ・ソン)市長、米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)韓国学研究センターのジョン・ダンカン所長、慰安婦被害者が共同生活を送る「ナヌムの家」の安信権(アン・シングォン)所長、最大野党「共に民主党」の兪銀恵(ユ・ウンヘ)国会議員も同席した。

朝鮮日報日本語版(聯合ニュース)2016.7.21[2]

慰安婦と言っても、いつものメンバー

2016/07/24

鄭栄桓の功?朴教授、韓国民の審判に期待出来ず(帝国の慰安婦)

反パク・ユハ本の韓国出版記念会にオンライン参加したチョン
(2016.7)

自著『帝国の慰安婦』に関して国民の良識に期待した(?)パク・ユハ教授だったが、「一部知識人から不当な批判があり・・・国民の間に歪曲された認識が広まった」という理由で、「国民参与裁判」を諦めた。

最近の話だが、挺対協の幹部が来日するにあたり、日本の学者とパク・ユハ対策を話し合うとツイッターで「呟いて」いた。この記事にもパク教授を「批判する著作」の具体的な名前は出て来ないが、いずれも明治学院大の鄭栄桓(チョン・ヨンファン)と彼の著書「忘却のための『和解』」のことだろう。チョン・ヨンフアンやナヌムの家、挺対協は狙い通りパク教授を追い詰めつつあるようである。金一勉の頃から一部の在日朝鮮人の学者は反日感情の焚きつけ役を担い、ついにはその矛先を「和解派」の韓国人にまで向けた。

チョン・ヨンファンは、北朝鮮に移住するでもなく、韓国からは入国を拒否されている。そんな彼を特別永住者として遇してくれている日本国だが、彼は日本に対して公平であろうとうする韓国人が許せないようである。

※ チョン・ヨンファンに対するパク・ユハの再反論。→「鄭栄桓(チョン・ヨンファン)の『帝国の慰安婦』批判に答える」。



追加: パク教授の7月29日のツイート
日本人もまたバッシングに加担している

国民参加裁判の申請撤回=「慰安婦本」著者-韓国

韓国の学術書「帝国の慰安婦」の著者、朴裕河・世宗大教授が名誉毀損(きそん)罪に問われた裁判で、朴教授側は19日、一般国民が陪審員を務める国民参加裁判による審理の申請を撤回した。これにより、裁判は判事のみによる審理で行われることになり、次回公判は8月30日に決まった。
朴教授は記者団に対し、「最近、著書に関して一部知識人から不当な批判があり、報道されたため、国民の間に歪曲(わいきょく)された認識が広まった」と指摘、国民参加裁判ではむしろ不利になるという認識を示した。 

時事 2016.7.19 [2]

「帝国の慰安婦」著者 国民参加裁判の申請を撤回=韓国

旧日本軍の慰安婦問題に関する著書「帝国の慰安婦」で慰安婦被害者の名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)罪で在宅起訴された朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授(日本語日本文学科)の裁判で、朴氏は19日、一般国民が陪審員を務める国民参加裁判による審理の申請を撤回した。これにより、裁判は判事のみによる審理で行われることになった。

国民参加裁判の申請は裁判所の判断に対する疑いとも受け止められるため、申請を撤回することにより、裁判所の判決を尊重するとの態度を示したものとみられる。

朴氏は国民参加裁判を申請した当時、「裁判所が使命感と正義感を持っているという確信がないため」と申請理由を説明していた。

朴氏は裁判後、聯合ニュースの取材に対し、「できるだけ多くの人がこの件について正しく認識するのが重要だと判断して(著書の)全文を公開し、国民参加裁判を申請したが、批判する著作が出版されるなど予想とは異なる世論の様相が出てきた」と話した。

また「裁判所も法理問題を市民陪審員団が理解するのは難しいかもしれないと懸念を示しており、弁護団と相談した結果、国民参加裁判の申請を撤回した」と説明した。

朴氏は2013年8月、慰安婦被害者について「自発的な売春婦」「軍人の戦争遂行を手助けした」などと記述した「帝国の慰安婦」を出版。慰安婦被害者らは14年6月、朴氏を名誉毀損で告訴した。ソウル東部地検は昨年11月、虚偽の内容で被害者の名誉を傷つけたなどとして、朴氏を在宅起訴した。1月20日に初公判が行われた。

次回公判は8月30日。その後、9月20日、10月11日と続く。裁判所関係者は「集中的に素早く裁判を進めるため、あらかじめ期日を決めた」と説明した。

聯合ニュース日本語版 2016.7.19 [魚拓なし]

2016/07/19

シドニー中心部で慰安婦問題「告発」漫画展


ストラスフィールドに韓国人、中国人とオーストラリア(元オランダ)人の慰安婦の像(三姉妹像)を建てるという計画が日本人の反対により潰えてから、「スリー・シスターズ」計画は白紙に戻ったのか、彼らは、キム・ウンソン・ソギョン夫妻の手による例の「平和の少女像」のオーストラリア輸出計画に切り替えたようである。もちろん挺対協がバックアップしているのだが、野望がスケールダウンした印象を拭えないか。予断を許さないが、現地のAJCN(Australia-Japan Community Network)が今のところ上手く抑え込んでいるようである。これに対抗して、少女像建立推進委員会はシドニーの中心部でキャンペーンを展開。

豪州在住の方から
ストラスフィールド市のあちこちに貼ってあると

「告発します」シドニーの中心で日本軍慰安婦マンガ展

日本軍慰安婦問題を告発するマンガ展示会「負けない花」が16日昼間オーストラリアのシドニーのクイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)前広場で開かれた。

シドニー平和の少女像建立推進委員会(代表パク・ウンドク)が用意したこの日のイベントには2014年のフランス、アングレーム国際漫画祭に出品された作品11点とオーストラリア活動作家の作品2点が展示された。

正午から午後4時まで開かれたこの日イベントは週末をむかえシドニーの繁華街にあふれ出た現地の人たちと観光客の注目を集めた。

これらの高い関心を反映するように主宰側が用意した英語のパンフレット150部は展示会開始後すぐに品切れになった。 これに伴い、主宰側は急ぎ300部を追加コピーして配布した。

漫画を熱心に眺めていたエミリアーノ・ポサノティー(35)は「マンガのイメージが強烈だ」「日本が謝らないのは本当に残念なことで、日本は韓国だけでなく、どのアジアの国にも本当の意味で謝っていない」と話した。

約10人のボランティアはマンガに関心を見せる人々に近付き、パンフレットを渡して詳しい説明を行った。

ボランティアは中国系の場合写真を撮って自身のソーシャルネットワークサービス(SNS)に上げるとなど積極的な反応を見せた反面、時折目についた日系人はちょっと関心を示しては、特にコメントすることなく立ち去ったと伝えた。

オーストラリアで弁護士活動をするパク・ウンドク代表は「予想を越える関心に驚いた。中国系の反応が特に熱かった」として日本軍慰安婦問題の正しい解決を操り上げるのに小さな助けになることを願うと語った。

主宰者側は、9日韓国人が多く住むストラスフィールドを皮切りに、23日にはチェッツウッドで、30日にはイーストウッドで展示会を続ける。

一方、シドニー平和の少女像建設推進委員会は来月の6日オーストラリアでは初めてシドニーの韓国人会館内に「平和の少女像」を建てる計画。 この少女像は約1年後、ストラスフィールドとキャンプジー近隣のアッシュフィールド・ユナイティング教会の前庭に移されて永久展示される。

聯合ニュース 2016.7.16[2]

参考: ソウル新聞

"고발합니다" 시드니 도심 한복판 일본군 위안부 만화전  

(시드니=연합뉴스) 김기성 특파원 = 일본군 위안부 문제를 고발하는 만화 전시회 '지지 않는 꽃'이 16일 낮 호주 시드니의 '퀸 빅토리아 빌딩'(QVB) 앞 광장에서 열렸다.

시드니 평화의 소녀상 건립 추진위원회(대표 박은덕)가 마련한 이날 행사에는 2014년 프랑스 앙굴렘 국제만화축제에 출품됐던 작품 11점과 호주 활동 작가 작품 2점이 전시됐다. 

정오부터 오후 4시까지 열린 이날 행사는 주말을 맞아 시드니의 번화가로 쏟아져 나온 현지인들과 관광객들의 눈길을 사로잡았다.

이들의 높은 관심을 반영하듯 주최 측이 마련한 영문판 팸플릿 150부는 전시회 시작 후 금세 동났다. 이에 따라 주최 측은 급한 대로 300부를 추가로 복사해 배포했다.

만화를 꼼꼼히 들여다보던 에밀리아노 피사노티(35)는 "만화 이미지가 강렬하다"며 "일본이 사과하지 않는 것은 정말로 안타까운 일로, 일본은 한국뿐만 아니라 그 어느 아시아 국가에도 진정으로 사과한 적이 없다"라고 말했다.

약 10명의 자원 봉사자는 만화에 관심을 보이는 사람들에게 다가가 팸플릿을 나눠주며 자세한 설명을 곁들였다.

자원 봉사자들은 중국계의 경우 사진을 찍어 자신의 소셜네트워크서비스(SNS)에 올리겠다는 등 적극적인 반응을 보인 반면 가끔 눈에 띈 일본계는 잠깐 눈길을 주고는 별 언급 없이 자리를 떴다고 전했다.

호주에서 변호사로 활동하는 박은덕 대표는 "예상을 뛰어넘는 관심에 놀랐으며 중국계의 반응이 특히 뜨거웠다"며 일본군 위안부 문제의 올바른 해결을 앞당기는 데 조그마한 보탬이 되길 바란다고 말했다.

주최 측은 지난 9일 한인 밀집 거주지인 스트라스필드를 시작으로 오는 23일에는 채스우드에서, 또 30일에는 이스트우드에서 전시회를 이어 간다.

한편, 시드니 평화의 소녀상 건립 추진위원회는 다음 달 6일 호주 내에서는 처음으로 시드니 한인회관 내에 '평화의 소녀상'을 세울 계획이다. 이 소녀상은 약 1년 뒤 스트라스필드와 캠시 인근의 애시필드 유나이팅 교회 앞마당으로 옮겨져 영구 전시된다. 

2016/07/14

[メモ] 『鬼郷』収益からナヌムの家、正義財団に5億ウォン


ホロコースト産業という言葉があるが、慰安婦産業、挺対協(慰安婦)の異常なまでの集金力。こうした寄付金が、挺対協の反日活動の原資となる。

韓国映画『鬼郷』制作会社、収益金を慰安婦被害者に寄付

 映画『鬼郷』の収益金が慰安婦被害者の施設「ナヌムの家」などに寄付される。

  『鬼郷』の制作会社ジェイオーエンターテインメントコリアは14日、京畿道広州(クァンジュ)の「ナヌムの家」で、「ナヌムの家」と「日本軍『慰安婦』正義と記憶財団」に5億ウォン(約4500万円)を伝える予定だ。

  制作会社側は「国民の力で作られた映画であるため、慰安婦被害女性の人権回復事業に使われるのが当然」とし「今後、追加で5億ウォンを伝える寄付リレーを続ける計画」と伝えた。

  映画『鬼郷』はチョ・ジョンレ監督が慰安婦被害者の姜日出(カン・イルチュル)さんが描いた絵をモチーフに被害者の証言を聴いて制作した映画。

矢嶋宰が性転換?希望の蝶欧州ツアーに合流

ハンギョレ紙より
本当にこの女性が矢嶋か?

ドイツで慰安婦問題を拡大中の矢嶋宰が、現在ヨーロッパで告げ口外交中の韓国の<希望の蝶>と合流したようである。昨年は、<関西ネットワーク>のメンバーがドイツで<希望の蝶>のデモに参加している。ドイツにおいては日本人運動家の活躍が目立つ。矢嶋は相変わらず変人ぶりを発揮しているが、もはや日本の一般市民は彼らに同調してくれないと認めている。彼は、日本政府と「合意」した韓国政府にまで文句を言ってる。

経歴は矢嶋のものと一致する

希望の蝶のメンバーが、韓国人以外の慰安婦の話を持ち出すようになったのは、アメリカで活動中のキム・ヒョンジョン(KAFC)と同じ理由からだ。韓国政府が日本と手打ちしてしまったので、日韓意外の国を巻き込んで問題を蒸し返そうと謀っているのである。・・・ところで、ハンギョレの記事によれば、矢嶋はいつの間にか女性になっている。単なる記者の勘違いなのか?

[インタビュー]韓国政府は「慰安婦」被害者を無視してまで合意するのですか

韓国人より「慰安婦ハルモ二」を愛したマリオさん

写真家のマリオさん(本名・矢嶋宰)は日本人であるにもかかわらず、韓国人よりも韓日政府による昨年の「12・28合意」に憤慨している。「あんな風にハルモ二(おばあさん)の意思を無視してもいいでしょうか?なぜ政府が被害者を差し置き勝手に合意するようなことができるのですか?」

日本政府は仕方ないとしても、韓国政府の態度は理解できない。「加害者の日本政府の立場をそのまま受け入れました。日本政府はこれ以上の責任がないと確実に念を押したのです。ハルモ二たちが謝罪と賠償を要求すると、日本政府はこの合意を口実に自分にはそのような義務がないと主張できるようになりました」

彼女は社会人になったばかりの頃、朝日新聞(注:アサヒグラフか?)で3〜4年間、写真記者として働いた後、フリーランスに転向した。大学生の時から関心を持っていた「日本軍慰安婦」問題をもっと深く掘り下げするために、2002年に韓国の京畿道広州(クァンジュ)にあるナヌムの家を訪ねた。2003年からはナヌムの家でハルモ二たちと共に暮らし始めた。本人もハルモ二たちとの共同生活を望んでいたが、「頻繁に訪ねてくる日本人訪問者のための通訳や案内を引き受けてもらいたい」とハルモ二たちに頼まれたからでもあった。2006年にナヌムの家を出た後は、日本には帰らずにドイツで活動している。

「日本はこの問題を解決できません。政府だけでなく、市民社会も関心がありません。昔はその内容を知らなかったからという言い訳もできましたが、今は若者でさえ皆知っているのに、動こうとしません。彼らのほとんどは、政府が主張するように、自ら望んで慰安婦になった、1965年の日韓交渉の際、両国政府によって解決された問題だと簡単に信じてしまいます。その方が楽ですからね」

7月3日、ベルリンのブランデンブルク門前のパリ広場を訪れて、(「蝶の夢」の)キャンペーンを目にした日本人女性観光客から聞いた話に、彼女のショックを受けた。「『韓国人があんなことをするから日韓関係が悪くなる、日本は十分謝罪したのではないか、なぜこんな行動に出るのかわからない』と、安倍首相の言葉をそのまま繰り返していました

とんでもないと思ったが、マリオは日本軍慰安婦の真実を世の中に知らせるのがどれだけ大切なのかを改めて痛感させられたという。「日本軍慰安婦問題は、韓国人だけの問題ではありません。女性の人権が踏みにじられたことに関する問題であり、帝国主義の歴史を清算する問題でもあります。2度と戦争と女性の人権に対する蹂躙が繰り返されないようにする、人類の歴史の発展の契機が内包された問題です」

彼女は「蝶の夢」キャンペーンに胸を打たれた。キャンペーン方法も印象的だったが、「韓国の活動家たちのほとんどが韓国の被害者の話をするだけだったのに、今回のキャンペーンではアジアひいてはヨーロッパの被害者ハルモニたちについても一緒に話している」からだ。

自ら進んで「蝶の夢」一行を率いて、ヒトラーが放火したものを社会混乱勢力の仕業だとねつ造し、社会主義者や共産主義、さらには同性愛者まで拘禁・拷問して殺害するために使われていた帝国議会の建物、学生と教授がナチスに抵抗していたフンボルト大学、ユダヤ人虐殺の記憶を刻んでいるホロコースト記念館、「戦争と国家暴力の犠牲になった人のため殿堂」、ケーテ・コルヴィッツの「ピエタ」像などに案内した。

彼女はその間ずっと韓国語で説明していた。慶尚道と全羅道の方言が少しずつ混ざっている韓国語だった。「様々なところから来られた「ナヌムの家」のハルモ二たちに教わったから」そうなったそうだ。

2016/07/07

東日本大震災に慰安婦が募金というのは美談だったのか (2011)


熊本の地震を利用してまたしても何やら挺対協が美談を作ろうとしている様子だったので、5年前の東日本大震災の時のエントリーをリライトして再掲。



東日本大震災の被害に苦しむ日本の為にハルモニたちが立ち上がった。「罪が憎いのであって、人が憎いわけではない」と慰安婦たち。統一ニュースのコラムでは、挺対協のユン代表が「被害者たちの広く大きな心を日本政府が少しでも見習って、過去の歴史の責務を早急に」清算することを望むと綺麗にまとめていた。

韓国CBSニュースは以下のように伝えた。

挺対協は日本の大地震で大きな被害にあった日本人たちを助けようというハルモニたちの提案により来月26日まで6週間募金運動を行うことになり、韓日両国民に大きな衝撃を与えている(정대협은 일본 대지진으로 큰 피해를 당한 일본인들을 돕자는 할머니들의 제안에 따라 다음달 26일까지 6주간 모금운동에 나서기로 해 한일 양국 국민들에게 큰 울림을 주고 있다.) 」。

しかし同時にユンは、ハルモニたちが普段「日本なんて水に沈んじゃえばいい」「地震でも起きちゃえ」などと毒づいていたことも明かしている。実は、こうした日本に対する不信感を慰安婦たちに植え付けているのもユンら運動家である。ユンは先週の水曜デモでも陣頭に立った(写真左上 2011)。地震のニュースを見てハルモニたちが日本への援助を提案したのではなく、未曾有の災厄に見舞われた日本を見て、
「あっ・・・これから歴史問題清算の活動はどうやっていけばいいんだろう。・・・どうやって・・・日本政府に向けて過去の過ちを問い詰め、賠償までしろと闘えばいいのだろうか」
と焦ったユンが、運動継続の為の言い訳に窮余の一策として募金パフォーマンスを思いついたというのが真相ではないのか。ユンのコラムを訳した日本の市民団体は、ハルモニたちから「人間として最も大切なこと」を学んだと言うが、ハルモニに日本の悪口を言わせているのも、募金活動のような美談を演出しているのも背後にいる支援者たちだろう。


【コラム】日本の地震被害、「ひと」を中心において考えてみよう

2011年3月24日

ユン・ミヒャン 韓国挺身隊問題対策協議会常任代表

「罪が憎いのであって、人間が憎いわけではないじゃないですか」

教会での説教のタイトルで出てきそうなこの言葉は、日本軍「慰安婦」被害者である吉元玉(キル・ウォノク)ハルモニが、今年3月16日に日本軍「慰安婦」問題の解決に向けた第961回水曜デモで記者団に向けて述べたものだ。

日本軍「慰安婦」被害者たちと韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は、この日の水曜デモを震災による被災者たちへの追悼の意を込めてサイレントデモで進めた。その集会を取材していた約50人の記者のうちの一人が、ハルモニに質問をした。

「ハルモニ、日本が憎くないですか?」

ハルモニは、「罪が憎いのであって、人間が憎いわけではないじゃないですか」と答えた。

ハルモニのこの答えは、日本が自然災害に襲われてたくさんの尊い命が手の施しようがないまま亡くなり、行方不明になり、また被害を受けている現状をおいて、韓国のある大手の教会の牧師が「日本の地震は神様の警告」と話したという発言とは対照的で、多くの人々の心に穏やかな感動を与えた。

戦争の中で「獣のような扱い」を受けるどん底の状況下、日本軍の「性奴隷」という恐ろしくつらい経験をした被害者。その戦争が終わって65年が経つ今も、何ひとつ解決しておらず、街頭に立って「謝罪せよ!」「賠償せよ!」と求める闘いを続けている彼女である。そんな彼女に、彼女の考え方の中心には、「ひと」、「人に対する愛情」があったのである。

3月11日、日本の東北地方に大きな災害が押し寄せてきた。地震と津波はあっというまに日本の東北地方の町を焦土化し、その地域に住んでいた日本の市民はもちろん在日や外国人の命がさらわれた。生き残った人々の被害もとてつもなく、生活の基盤を全て壊してしまった。どうしてあんなことが起きてしまったのだろう。すぐ隣の国で。目の前に流れるニュースの画面が偽りの映画のように思えた。

しかし、そうしてしばらくニュース画面に気を取られていた次の瞬間、恐ろしいことに、筆者の頭の中をよぎった考えは被災地にいる人々への心配ではなかった。「あっ……これから歴史問題清算の活動はどうやっていけばいいんだろう。災害で国全体がそれどころじゃないというのに。どうやって国会議員たちを説得し、日本政府に向けて過去の過ちを問い詰め、おまけに賠償までしろと闘えばいいのだろうか」という心配だった。

過去の清算に向けた活動も、平和統一の活動も、人権活動も、結局はその中心に「ひと」を据えたものでなければならない。なのに、ひとよりも「仕事」が中心になってしまっていたのだ。こんな筆者にとって、吉ハルモニの至って普通なその言葉は、全ての混乱が片付くに充分なものだった。

韓国のインターネット・ポータルサイトに入ってみると、今まさに日本の災害について二つに分かれて討論が行われている。犠牲者のためにお金を集めようという側と、募金には反対するという側がお互い熱心に意見を述べ、署名を行っている。この討論の中心には「日本」がいる。過去に犯罪を犯した日本、そして過去の歴史を歪め、美化している日本、関東大震災のときには朝鮮人を虐殺していた戦犯国である日本、女性たちを日本軍の性奴隷にさせ、人権を蹂躙した日本がいる。これらは、私たちが絶対忘れてはならない日本である。

その一方、地震の被害から助けようという人々の討論の中にも、「日本」はいる。「日本へ希望を!」「日本へ慰めと愛を!」 隣の国、日本があんな被害に見舞われたのだから、その日本に元気と希望を伝えようということである。

ここで筆者は、今日本の災害を見て、日本の被害を助けようという側もそれに反対している側もみんな、日本ではなく吉ハルモニが関心をよせている「ひと」を中心において考えてみようと言いたい。

軍国主義の日本、戦争犯罪国の日本、経済大国の日本ではなく、今まさに被害に見舞われている「人々」のことを考えてみよう。この人々の中には在日朝鮮人も、在日韓国人もいて、外国人労働者がいて、また日ごろ私たちと一緒に一所懸命平和と人権のために力を合わせて活動してきた市民活動家の方々がいる。またその「人々」の中には、植民地時代に日本に自分で渡ってきたか連れて来られ、故郷に帰ることができずに日本に生活の基盤をおいて生きている日本軍「慰安婦」の被害者もおり、徴用や徴兵被害者の方々もいる。そしてそのどちらでもないけど家族の幸せのために、普通に仕事をこなし、普通に暮らしている日本の人々がいる。

その人々の中で恐ろしい数が今まで犠牲になり、生きていても「死んだも同じ」というべき暮らしに直面しているのである。

ハルモニたちはしばしば、「本当にもう、日本なんて水に沈んじゃえばいいのに」「地震でも起きちゃえ」みたいなことを口にしていた。これまで日本の右翼が妄言を口にしたときや、歴史の歪曲が伝われるたび、被害者たちとしては他にその怒りを発する道がほかになかったのだ。このような発言は、ハルモニたちが怒りを表す方法だったのである。

19年間、毎週の水曜日に水曜デモを行ってきたが、日本大使館の門はいつも固く閉じられていた。何十回も日本政府に宛てた手紙や要請書を送ってきたが、ただの一回も答えを返してこなかった日本政府を見て、沸いてくる絶望感の表現でもあったのだ。

そんなハルモニたちの口から、心から、今「水曜デモを追悼デモにしよう」とか「犠牲者たちのために私たちも募金をしよう」という提案が出ている。恐らく誰よりも、今日本で被害を受けている日本の方々や在日同胞・外国人を含めた「ひと」が面している痛みの深さと大きさを、被害者たちはよく知っているからだろう。

それでは、これから日本に向けた正しい過去の歴史清算のための活動はどうやっていけばいいのだろうか。「早急な復旧!早急な謝罪!」 これが、同じく第961回水曜デモのことを報道したある日刊紙に載せられた吉ハルモニのインタビュー内容である。

特に今年は日本の中学教科書の採択が行われる年である。今教科書の検定を実施している文部科学省が3月末に検定の結果を公表し、8月のうちに全国約 500ヶ所の地区において来年度から使われる教科書を決めることになる。既に予想されている通り、これらの教科書の中には侵略戦争や不法的な植民地の歴史を正当化し美化する内容や、独島(日本名では竹島)の領有権を主張する内容が含まれている。日本軍「慰安婦」制度に関する記述は既に大分以前から削除されている。

歴史に関する誤った教育と記憶は、またしも過去の過ちを繰り返さざるをえない現在と未来を改めて生み出すことだろう。そうなるとまた人の命が犠牲になり、人権が無残に踏みにじられる歴史が繰り返される。つまり、日本政府の歴史に対する責任、犯罪に対する法的責任は、どんな出来事でもお蔵入りされたり、後回しにされたり、棚上げにされてはならないものである。

日本の大震災による被害を早急に復旧できるようにサポートすると同時に、日本が過去の戦争犯罪について明確に責任をとることができるよう積極的な活動は一刻も立ち止まってはならない。

一日でも早く日本が大震災という惨事から回復し、震災による犠牲者たちへ「ひと」を中心においた温情を傾けた被害者たちの広く大きな心を日本政府が少しでも見習って、過去の歴史の責務を早急に清算することができることを願う。

2016/07/03

「慰安婦の日」イベント化で既得権化狙う (グレンデール)

市のイベントとして定着すれば少女像も安泰?

グレンデール市が「朝鮮人慰安婦」の日を制定して数年になる。その朝鮮人慰安婦の日(「朝鮮人慰安婦」という所がミソ)を有名にする為に、プロのイベントプランナーがこれを市の行事にしようと考えた。今や市の4大イベントになったと誇らしげなのが、芸術監督を務めるイベント・プランナー、チョン・ヘヨン。彼女の肩書を見ると、地元の韓国系アメリカ人が、というより韓国人がアメリカで工作しているような印象を受ける。

彼女がここまで熱心なのは、不安を感じているからでもあるらしい。アメリカ(の公共の場)にこれ以上「少女像」を建てるのは難しいと彼女も感づいている。最近は色々と情報がアメリカ人の耳にも届くようになり、反日プロパガンダが以前ほど効かなくなってきたのではないか。GAHTによる訴訟も効いて来ているようで、住民の中には訴訟の為に税金が使われていることを快く思っていない人もいると、彼女は認めている。

彼女はそこで、「朝鮮人慰安婦の日」をグレンデール市のイベントとして定着させる事により、慰安婦問題の永続化、ひいては「アメリカ唯一の」慰安婦像を永遠のものにしようと考えている。その為に韓国社会の支援が必要だと彼女は訴えている。今も韓国文化芸術委員会を利用して資金集めをしている。

「グレンデールの慰安婦少女像は歴史的事実の最前線

「韓日慰安婦合意が歴史の真実を隠す免罪符になってはいけません。すべての過ちと負債が清算されたという意味でなく歴史的真実を明確にし、その痛みを治癒する出発点にならなければなりません」

アメリカのカリフォルニア州、グレンデール市で今年で5回目になる「慰安婦の日」文化イベントを準備中のチョン・ヘヨン芸術監督(43)の바람だ。 このイベントは来月(7月)の18日から8月の3日までアメリカで行われる。10月には韓国でも開かれる計画だ。

チョン監督は「少女像を撤去しようとする日本側の意図に対抗して辛い歴史を知らせる努力をするのは当然」としながら「グレンデール市の少女像は公共の場に建てられたアメリカ唯一の少女像であり、私たちが絶対に守らなければならない」と語った。

チョン監督がイベントをプロデュース(総括企画)するのは今年が三回目だ。彼女がイベントを企画することになったのは偶然だった。jeon監督は2014年1月、知人に誘われて韓国人イベントに参加してグレンデール市中央公園を立ち寄った。アメリカの下院外交委院長だったエド・ロイスが献花する最中だった。慰安婦だったファン・クムジャお婆さんが亡くなった日でもあった。献花を終えたロイス委員長は、日本の報道機関のインタビューに応じて「日本は心から謝らなければならない」と厳しく批判した。

これを見たチョン監督は、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。 彼女は「外国人が韓国の辛い歴史を語り加害者の過ちを叱責するのに、韓国人である私が手をこまねいているのが恥かしかった」と打ち明けた。

グレンデール市は2012年に慰安婦の日を宣言した。ほぼ同じ時期、グレンデールの日系人市民と日本の右翼が協力して少女像の撤去を求めて訴訟を起した。jeon監督は「もう私がやらなければいけない」として血が煮えたぎる思いだった。情熱を感じた。

彼女は「日本側は、公共の場に自分たちの過去の過ちを掘り起こすモニュメントが設置された事実に耐えられなかった」とし「日本側の強力なロビーで、アメリカの他の場所にこれ以上少女上の設置する事が出来ないのが現実」と語った。

これを契機にチョン監督は「慰安婦の日」をより広く知らしめるための文化イベントを市に提案し、市がこれを受け入れた。

チョン監督は2014年から「正しい事をなせ(Do the right thing)」という題で文化イベントを企画している。 韓国とアメリカと中国の現代美術家が慰安婦関連の歴史のみじめさを知らせるアートを展示した。2014年と2015年の慰安婦の日には1400人余りがイベントに参加する成果もおさめた。 アメリカの下院議員も相当数イベントに参加して「日本の心からの謝罪を促す」という内容の声明を発表した。

彼女が企画したイベントは、グレンデール市が主催する4大イベントになるまで大きくなった。また、昨年2月には米カリフォルニア州1審裁判所が日本側が提起した少女像の撤去訴訟を棄却する成果もおさめた。

しかしチョン監督はこの先のことを心配している。日本側は少女像撤去のための訴訟を最高裁まで持っていくと見られるが、訴訟費用としてグレンデール市の予算数百万ドルが必要とされるからだ。 jeon監督は「訴訟に税金が使われる事を受け入れ難い市民がいるのは明らか」としながら「彼らを納得させるためにも、文化イベントは続ければならない」と明かした。

チョン監督は韓国文化芸術委員会の<芸術の木(artistree.or.kr)>を通じ、今月末までクラウドファンディングを行っている。 アメリカのイベントでは、今まではアメリカ僑胞(海外在住韓国人)など現地の後援支援金と寄付金で維持されていたが、もう韓国国民の役割も必要だと思うからだ。 jeon監督は「少女像が無くならないよう、韓国民の継続的な関心が必要だ」と訴えた。jeon監督は釜山ビエンナーレの(?)中国アーティストコーディネーター、文化体育観光部障害者創作アートフェアの芸術監督など多くの国際交流展示と文化イベントを手がけたキュレーターだ。 現在の同徳女子大(?)の造形研究所責任(?)研究員として講義をしながら独立プランナーとして活動している。

毎日経済 2016.6 [2]

"글렌데일 위안부 소녀상은 역사적 진실의 최전선"

"한·일 위안부 합의가 역사적 진실을 은폐하는 면죄부가 돼서는 안 됩니다. 모든 과오와 빚이 청산됐다는 뜻이 아니라 역사적 진실을 분명히 하면서 그 아픔을 치유하는 출발점이 돼야 합니다."
미국 캘리포니아주 글렌데일시에서 올해로 5회째 열리는 '위안부의 날' 문화행사를 준비 중인 전혜연 예술감독(43)의 바람이다. 이 행사는 다음달 18일부터 8월 3일까지 미국에서 진행한다. 10월에는 한국에서도 선보일 계획이다. 
전 감독은 "소녀상을 철거하려는 일본 측 의도에 맞서 쓰라린 역사를 알리는 노력은 당연한 일"이라며 "글렌데일시의 소녀상은 공공용지에 건립된 미국 내 유일한 소녀상으로 우리가 반드시 지켜야 한다"고 말했다.
전 감독이 행사를 총괄 기획하는 것은 올해가 세 번째다. 그가 행사를 기획하게 된 것은 우연이었다. 전 감독은 2014년 1월, 지인 초청으로 한인행사에 나섰다가 글렌데일시 중앙공원을 들렀다. 미국 하원 외교위원장이던 에드 로이스가 헌화하던 중이었다. 위안부였던 황금자 할머니가 돌아가신 날이기도 했다. 헌화를 마친 로이스 위원장은 일본 언론과 인터뷰를 하며 "일본은 진심으로 사과해야 한다"고 날선 비판을 했다.
이를 지켜본 전 감독은 머리를 망치로 얻어맞은 듯한 충격을 느꼈다. 그는 "외국인이 한국의 아픈 역사를 이야기하며 가해자의 잘못을 질타하는데, 정작 한국인인 나는 수수방관하고 있어 부끄러웠다"고 털어놨다.
글렌데일시는 2012년 위안부의 날을 선포한 바 있다. 때마침 비슷한 시기 일본계 글렌데일 시민과 일본 우익이 힘을 합쳐 소녀상 철거를 위한 소송을 제기했다. 전 감독은 "이제 내가 나서야 한다"며 피가 끓어오르는 열정을 느꼈다.
그는 "일본 측은 공공용지에 자신들의 과거 잘못을 들춰내는 상징물이 설치됐다는 사실을 견디기 힘들었을 것"이라며 "미국 내 다른 지역에는 일본 측의 강력한 로비로 더 이상 소녀상 설치가 불가능한 게 현실"이라고 말했다.
이 일을 계기로 전 감독은 '위안부의 날'을 보다 널리 알리기 위한 문화행사를 시에 제안했고, 시가 이를 받아들였다.
전 감독은 2014년부터 '올바른 일을 하라(Do the right thing)'라는 주제로 문화 행사를 기획하고 있다. 한국·미국·중국 현대미술가들이 위안부 관련 역사의 참담함을 알리는 미술 작품을 전시했다. 2014년과 2015년 위안부의 날에는 1400여 명이 행사에 참여하는 성과도 거뒀다. 미국 하원의원들도 상당수 행사에 참석해 "일본의 진심 어린 사과를 촉구한다"는 내용의 성명을 발표했다.
그가 기획한 행사는 글렌데일시 주최 4대 행사에 포함될 만큼 커졌고, 지난해 2월에는 미 캘리포니아주 1심 법원이 일본 측이 제기한 소녀상 철거 소송을 기각하는 성과도 거뒀다. 
그러나 전 감독은 앞으로가 더 걱정이다. 일본 측은 소녀상 철거를 위한 소송을 대법원까지 끌고 갈 것으로 보이는데, 소송비용으로 수백만 달러의 글렌데일시 재정이 소요되기 때문이다. 전 감독은 "소송에 세금이 쓰이는 것을 받아들이기 힘든 시민들이 분명 있을 것"이라며 "그들을 이해시키기 위해서라도 문화 행사는 지속돼야 한다"고 밝혔다.
전 감독은 한국문화예술위원회 '예술나무(artistree.or.kr)'를 통해 이번달 말까지 크라우드 펀딩을 진행 중이다. 미국 내 행사가 지금까지는 미국 교포 등 현지 후원금과 기부금으로 유지됐지만 이제는 한국 국민의 역할도 필요하다고 믿기 때문이다. 전 감독은 "소녀상이 사라지지 않도록 한국민들의 지속적인 관심이 필요하다"고 호소했다. 전 감독은 부산 비엔날레 중국 작가 코디네이터, 문화체육관광부 장애인 창작아트페어 예술감독 등 다수의 국제교류 전시와 문화 행사를 진행한 큐레이터다. 현재 동덕여대 조형연구소 책임연구원으로 강의를 하면서 독립기획자로 활동 중이다.

2016/07/01

韓国による蒸し返しは、漁業協定破棄通告に対する報復か(辺真一)


慰安婦問題を韓国政府は外交問題化させるつもりはなかった。ところが、98年に日本政府から日韓漁業協定の破棄を通告されると、これに対する外交上の駆け引きとして慰安婦問題の蒸し返しが決定された、この時同時に始まったのが韓国政府による日本の国連常任理事国入り反対キャンペーンではないか、と辺真一は分析している。日本の良識派が言うように、日本側の妄言が問題を蒸し返したといったものではなく、もっと現実的な理由から慰安婦問題は蒸し返されたようだ。韓国側によって。

今流行りの人権問題という建前でのまぜっ返しも、とうの昔に韓国政府が試みていた。キム・デジュン大統領が慰安婦問題を人権問題と強調した事を利用して、「人権問題の次元から日本の責任と直接的な賠償を促」せるのではないかと、韓国政府は考えた。皮肉なことに、田原総一朗によれば当のキム・デジュンはこの問題を決着させた積りだったようなのだが・・・。

そういえば、今年こんなニュースもあった。昨年の日韓合意を踏まえてだろう、韓国大使館からアメリカの連邦議員たちに、慰安婦関連の動きを停止してくれるよう要請が行われた。梯子を外された族議員は、「これまで強調してきた普遍的人権の話はどうなるのか」と困惑を隠しきれなかった。

慰安婦問題は対日対抗措置の一つだった!?

(略)日本政府が1998年1月23日に日韓漁業協定の破棄を通告した際に韓国政府は報復措置として▲漁業自主規制協定の破棄▲日本政府が外国漁船の入漁を阻止している北方領土周辺での操業▲日本の水産資源保護に決定的な打撃を与える漁獲方法を取る構えをみせていた。実際に日本が日韓漁業協定の破棄を通告した翌日から操業自主規制区域であった北海道沖、襟裳岬沖で韓国漁船(8隻)の操業を許可していた。

また、外交的報復措置も検討され、韓国国会では日本の国連安保理事国加盟に反対し、従軍慰安婦問題の解決を国家として日本政府に要求することなどが議論されていた

日本の国連安保理常任理事国への加盟問題について韓国政府はそれまでは沈黙を守っていた。また、従軍慰安婦問題については国家レベルでは補償を求めないとの立場を取っていた。しかし、日本政府が日韓漁業協定の破棄を通告するや日本の国連安保理事国加盟に反対の立場を明らかにするだけでなく、阻止運動を展開し、かつ慰安婦問題でも日本政府が法的に責任を負うべきとする政府見解の表明も検討していた。

当時から日本は慰安婦問題では1965年に締結された日韓条約により国家レベルでは解決しているとの立場を取っていたが、柳宗夏外相(当時)は破棄通告から3日後の1月26日、国会統一外務委員会で「1965年の韓日請求権締結協定当時は従軍慰安婦問題の不法性が論議されなかった」と述べ、「日本政府が今になって慰安婦問題で賠償責任がないと主張するのは道理に合わない」と日本政府を批判していた。

実際にこの年、韓国通商外交部は「金大中大統領が最近、日本人との会談で慰安婦問題は過去を清算する問題ではなく、人権問題であることを強調しているので、政府は人権問題の次元から日本の責任と直接的な賠償を促す方案を検討している」としてスイスのジュネーブで開かれた第54次国連人権委員会で従軍慰安婦に対する徹底した真相究明と被害者に対する日本政府の直接補償を促すよう動いていた。

当時、日韓漁業協定が破棄されれば、1,600隻の韓国の漁船が日本の排他的経済水域から締め出され、その損失額は3千億ウォン(約300億円)を超すとされていた。(以下略)

辺真一 YAHOO!ニュース(全文) 2016.6.30