ページ

2014/10/29

韓国の元国会議長「米国の慰安婦像は反日。相手の身になって考えるべき」

パク元国会議長
日本人の身になって考えるべきだと訴えたが・・・

グレンデールの慰安婦像を見学した韓国の元国会議長パク・クァンヨンが、帰りのバスの中で慰安婦像は日韓関係を悪化させるだけだと指摘した。彼は「反日」という言葉を使うことまでしたようである。ウィキペディアによれば、パク・クァンヨン(朴寛用 박관용)は2002年の7月から2004年の5月まで韓国の国会議長を務めた人物。

左端がKAFCのユン・ソクウォン
慰安婦像設置一周年記念式典で

一方、この記事でも名前が出てくるKAFCのユン・ソクウォンは、グレンデールの慰安婦像のバ背後にいる人物。フラトン市でも二匹目のドジョウを狙っている。彼は自分たちの活動を日本人と「真の友人になるため」だと言っているが、そんな綺麗事が本音でないことは、パク元議長の言葉に表れているように、韓国人も承知している。パク元議長は見識の高い人物であるようだが、そんな彼の忠告を「政治家として不適当な発言」と非難する人もいるのである。

パク・クァンヨン前国会議長、慰安婦少女像「韓日関係の役に立たない」が波紋

미주총연が主催した「2014年次世代リーダーシップ・カンファレンスおよび韓人会長ワークショップ」に参加したパク・クァンヨン元国会議長が、イベント期間中グレンデールの慰安婦少女像を訪れ「少女像は韓日関係を悪化させるだけで改善には役立たない」と公けにしたことが明らかになり波紋を呼んでいる。韓国の在外同胞関連メディアであるワールドコリアン側が報道したところによれば、パク・クァンヨン前国会議長は24日から26日までの3日間開かれたアメリカ総研のカンファレンスでグレンデールに建てられた慰安婦少女像を参加者らと共に訪問した後、オレンジ郡に戻るバスの中、マイクで「東北アジア情勢に関して紹介する」と言って、グレンデールの少女像を見た感想を披露したということだ。パク前議長は「少女像は韓日関係を悪化させるだけで改善には役立たない」「東北アジアに軍事的緊張が高まったのは、中国が急浮上したせいだ」としながら太平洋の出入り関門を確保しようとする中国と、これを遮っている米日同盟の軋轢が東北アジアの軍備増強を招いていると明らかにしたという。

パク前議長は、このような状況で韓国は韓米同盟を最も重要視しなければならないと強調した。 「韓国はアメリカと中国の間で非常に困惑する立場に置かれているが、韓米同盟を基礎としてアメリカと中国に対する均衡外交を行わなければならない」ということ。「韓日関係改善もこのような文脈(?)の中で重要だ」というのが彼の指摘だった。

パク・クァンヨン前議長は「グレンデールの少女像は反日には役に立つかも知れないが、日本国内の反感も大きい」としながら「相手の立場で考えるという立場で、この問題を眺めよう」と訴えたとこのメディアは伝えた。

その上で「光復(解放)70年の時間が流れただけ過去の痛みも埋める時だ」と言いつつ在米韓国人を中心に広まっている慰安婦を賛える少女像設置運動が拡大しつつあることに憂慮を示した。

一方、カリフォルニア韓米フォーラム(KAFC)のユン・ソクウォン会長を中心にグレンデールとフラトンで慰安婦顕彰碑などの設置とこれに対する韓国人社会の支援の波が続いている中で韓国の前国会議長が韓日関係に役に立たないと述べ、相手の立場で考えるという立場で(問題を?)眺めようと注文したのは政治家として不適当な発言という声が出ている。

Kヘラルド 2014.10.27

박관용 전 국회의장 위안부 소녀상 “한일관계 도움 안돼” 파문

미주총연이 주최한 ’2014년 차세대 리더십 컨퍼런스 및 한인회장 워크샵’에 참가한 박관용 전 국회의장이 행사 기간 중 글렌데일의 위안부 추모 소녀상을 방문하고 나서 “소녀상이 한일 관계를 악화시킬 뿐 개선에 도움이 되지 않는다”고 공개적으로 밝힌 것으로 나타나 파장이 일고 있다.한국의 재외동포 관련 매체인 월드 코리안측이 보도한 바에 따르면 박관용 전 국회의장은 지난 24일부터 26일까지 3일간 열린 미주총연 컨퍼런스에서 글렌데일에 세워진 위안부 소녀상에 참가자들과 함께 방문한 후 오렌지카운티로 돌아오는 버스 안에서 마이크를 잡고는 “동북아 정세에 대해 소개를 하겠다”면서 글렌데일 소녀상을 본 소회를 소개했다는 것이다.박 전의장은 “소녀상은 한일관계를 악화시킬 뿐 개선에는 도움이 되지 않는다”며 “동북아에 군사적 긴장이 높아진 것은 중국의 급부상 때문”이라면서 태평양 진출입 관문을 확보하려는 중국과 이를 가로막고 있는 미일동맹 사이의 알력이 동북아 지역의 군비증강을 초래하고 있다고 밝혔다는 것이다.
박 전 의장은 이같은 상황에서 한국은 한미동맹을 가장 중요시해야 한다고 강조했다. “한국이 미국과 중국 가운데서 매우 곤혹스런 입장에 처해 있으나 한미동맹의 기초 위에서 미국과 중국에 대한 균형외교를 해야 한다”는 것. “한일관계 개선도 이런 맥락에서 중요하다”는 게 그의 지적이었다.

박관용 전 의장은 “글렌데일의 소녀상은 반일에는 도움이 될지 모르지만 일본내의 반감도 엄청나다”면서 “역지사지의 입장에서 이 문제를 바라보자”고 호소했다고 이 매체는 전했다.

게다가 “광복 70년의 시간이 흐른 만큼 과거의 아픔도 묻을 때가 됐다”면서 미주 지역 한인들을 중심으로 퍼져나가고 있는 위안부 기림 소녀상 건립운동이 퍼져가고 있는데 대해 우려를 나타냈다.

한편 가주한미포럼의 윤석원 회장을 중심으로 글렌데일과 풀러턴 지역에서 위안부 기림비 등의 건립과 이에 대한 한인 사회의 지원의 물결이 이어지고 있는 가운데 한국의 전 국회의장이 한일관계에 도움이 되지 않는다며 역지사지의 입장으로 바라볼 것을 주문한 것은 정치인으로서 적절치 못한 발언이라는 의견들이 나오고 있다.



2014/10/28

韓国政府の慰安婦証言集英語版、米カナダで配布へ


メディアジョアのハン代表

日本も広報予算を倍にするという話であるが、韓国政府の傘下団体「対日抗争期強制動員被害調査及び国外強制動員犠牲者等支援委員会」が、アメリカの韓国系企業家の協力を得て、慰安婦(「日帝に強制的に連れて行かれ性奴隷生活を強制された被害者」)の証言集を英訳、アメリカやカナダで配布する。パリセイズパークの慰安婦碑をデザインしたスティーブ・カバルロの名前も見える。メディアジョアのハン代表といえば、前にアメリカでサイバー慰安婦博物館を作ったりしていた人である。そういう人物にアプローチする韓国政府。だからこそ、愛国商売(人)は後を絶たないのか。

「日本が否定する日本軍性暴力被害者の歴史的事実をアメリカを含めた全世界の人に知らせる大切な資料になるだろうと確信している」

とハン代表は言っている。


[日本軍慰安婦証言集「聞こえますか」英語版完成] 来年2月から約2万部アメリカ・カナダなどに配布

日本軍慰安婦被害者ハルモニ12人の証言記録集「聞こえますか」英語版の翻訳完了。

政府が発行した初めての日本軍慰安婦被害者証言記録集「聞こえますか」は日帝に強制的に連れて行かれ性奴隷生活を強制された被害者12人の生き生きとした証言が414ページにまとめられている。

国務総理室傘下の「対日抗争期強制動員被害調査及び国外強制動員犠牲者等支援委員会」の依頼で英語版翻訳作業を引き受けたアメリカの韓国人社会(系?)企業「メディアジョア(Media Joha)」(代表マック・ハン)は6日(現地時間)英語版の翻訳本を完成して委員会に発送したと明らかにした。

メディアジョア側はこの6ヶ月間慰安婦をテーマにする画家で著名なスティーブ・カバルロを委員長にして英語学を専攻した在米韓国人翻訳専門家2名などが参加した翻訳委員会を作り作業を行っていた。し

日本軍慰安婦被害者証言を体系的に整理した英語版のパンフレットが作られたのは初めて。

メディアジョア側は総理室傘下の委員会と協議し、来年2月頃から証言集の英語版約2万冊をニューヨーク、ロサンゼルスなどアメリカの主要な都市はもちろんトロントやバンクーバーなどカナダの都市を回って配布する予定。

合わせて日本軍慰安婦にまつわる顕彰碑や少女像が立てられたアメリカの町を訪ね、これら地域の大学図書館や政治家、学者に直接譲渡するイベントも計画している。

特に軍慰安婦問題解決に関心を見せてきた韓国人団体らと協力して巡回配布イベントを進める予定であり、軍慰安婦にまつわるドキュメンタリーの巡回上映も同時に行う計画だ。

これと共に証言集の英語版を電子書籍形式にもしてスマートフォン等を通して無料でダウンロードできるようにし、ソーシャルメディア等を通して読書感想文や후기をつける(?)などのイベントも行う。

ハン代表は「軍慰安婦問題と関連した歴史的真実を正しく知らせるように独立運動をする気持ちで配布活動を進める」としながら「日本が否定する日本軍性暴力被害者の歴史的事実をアメリカを含めた全世界の人に知らせる大切な資料になるだろうと確信している」と話した。

ソウル新聞 2014.10.7

続報: 慰安婦被害者証言集英語版のタイトルインターネット公募展(위안부피해자 구술집 영문판 제목 인터넷 공모전)

<일본군 위안부 구술집 ‘들리나요’ 영문판 완성>
내년 2월부터 2만부가량 미국·캐나다 등지에 배포

일본군 위안부 피해자 할머니 12명의 구술기록집 ‘들리나요’ 영문판 번역이 마무리됐다. 

정부가 발행한 최초의 일본군 위안부 피해자 구술기록집인 들리나요는 일제에 강제로 끌려가 성노예 생활을 강요당한 피해자 12명의 생생한 증언이 414쪽 분량으로 정리돼 있다.


국무총리실 산하 ‘대일항쟁기 강제동원 피해조사 및 국외 강제동원 희생자 등 지원위원회’의 의뢰로 영문판 번역 작업을 맡은 미국내 한인 사회적 기업인 ‘미디어 조아’(대표 맥 한)는 6일(현지시간) 영문판 번역본을 완성해 위원회에 발송했다고 밝혔다.

미디어 조아 측은 지난 6개월간 위안부 소재 화가로 유명한 스티브 카발로를 위원장으로 영문학을 전공한 재미 한국인 번역 전문가 2명 등이 참여한 번역위원회를 구성해 번역 작업을 해왔다.

일본군 위안부 피해자 증언을 체계적으로 정리한 영문판 책자가 만들어진 것은 이번이 처음이다.

미디어 조아 측은 총리실 산하 위원회와 협의해 내년 2월께부터 구술집 영문판 2만 권가량을 뉴욕, 로스앤젤레스 등 미국 주요 도시는 물론 토론토, 밴쿠버 등 캐나다의 도시를 돌며 배포할 예정이다.

아울러 일본군 위안부 관련 기림비나 소녀상이 세워진 미국 도시를 찾아 이들 지역의 대학 도서관, 정치인, 학자들에게 직접 전달하는 행사도 계획하고 있다.

특히 군 위안부 문제 해결에 관심을 보여온 한인단체들과 협력해 순회 배포 행사를 진행할 예정이며, 군 위안부 관련 다큐멘터리 순회 상영도 함께할 계획이다.

이와 함께 구술집 영문판을 전자책 형태로도 제작해 스마트폰 등을 통해 무료로 내려받을 수 있도록 하고, 소셜미디어 등을 통해 독후감 쓰기, 후기 달기 등의 행사도 한다. 

한 대표는 “군 위안부 문제와 관련한 역사적 진실을 바로 알리도록 독립운동을 하는 마음으로 배포 행사를 진행하겠다”면서 “일본이 부정하는 일본군 성폭력 피해자들의 역사적 사실을 미국을 포함한 전 세계인들에게 알리는 소중한 자료가 될 것으로 확신한다”고 말했다. 

2014/10/25

[資料]

「朝日新聞の慰安婦報道について検証する第三者委員会」についての研究者・弁護士による朝日新聞への申し入れ行動

記者会見のご案内

ご存知のように、朝日新聞が去る8月5-6日付で掲載した慰安婦問題の特集記事中、いわゆる「吉田証言」を虚偽と判断し、関連記事を取り下げたことを機に、日本軍慰安婦問題は、朝日新聞が作った捏造だとして、従軍慰安婦問題そのものを否定しようとするキャンペーンがメディアを中心に嵐のようになされています。
それに対して、朝日新聞の木村伊量社長は、9月11日、「吉田証言」が虚偽であったこととその訂正が遅きに失したことについて謝罪し、さらに、過去の報道の経緯や、国際社会に与えた影響、特集紙面の妥当性などを検証する第三者委員会を立ち上げるとしました。その第三者委員会による検証結果、および今後の朝日新聞の慰安婦問題に対する報道姿勢は国内外が注視するところですが、10月3日付紙面で、第三者委員会の内容が発表され、私たち研究者・弁護士は、慰安婦問題に対する十分な理解のないまま結論を出されることがないかと、危惧を抱きました。
委員には、慰安婦問題に関して学術的研究を重ねてきた研究者、法律家が入っておらず、国際人権機関に関わってきた法律家や人権NGOも入っていません。また有識者7人のうち男性が6人とジェンダーバランスにも欠いています。
そこで、急遽ですが、歴史や人権問題に関わる研究者・弁護士が中心となり、要望書を作成し、第三者委員会の第一回会合を前に、10月9日(木)午前、朝日新聞社木村伊量社長、および第三者委員会に申し入れることにしました。
同要望書には、10月8日現在、歴史、人権、女性問題、国際関係、メディア論などを研究する全国の研究者・弁護士100人以上から、賛同が寄せられております。
申し入れ後、以下のとおり記者会見を行いますので、ご取材くださるようお願いします。



時間:10月9日(木) 午後2時から
場所:衆議院第2議員会館 第8会議室 *通行証配布は、午後1時30分?
記者会見参加者:林博史(関東学院大学教授)  
内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授) 
田中 宏(一橋大学名誉教授) 
大森典子弁護士
中野敏男(東京外国語大学教授)
金 富子(東京外国語大学教授)

*要望書、賛同者一覧などの資料は当日発表します。

以上

第三者委員会から排除された「慰安婦問題のプロ」 同志ねじ込もうと


過去の報道を検証する為に朝日新聞が立ち上げた第三者委員会。そこには、運動家たちの気に入る人間は含まれていなかった。運動家たちが同志と頼りにする朝日新聞であるが、「慰安婦問題のプロ」をメンバーに入れるほど愚かではない。そこで彼らは仲間を集めてアピールすることにした。大森典子は「第三者委員会は国際社会の観点を意識して議論するべきだ」と言い、林博史は「最新の研究成果を検証に盛り込むことができない」とケチをつけている。

大森典子

彼らの言い分はようするに、東電社員が福島第一原発から逃げ出したという(誤)報道を検証するのに、脱原発を意識して議論すべきだなどと言っているようなものである。こんな連中の言うことをNHKが報じる必要はあるのだろうか?彼らの為に大きなスペースを割いた神奈川新聞は彼らのシンパである。

朝日新聞の第三者委員会は国際社会の観点を意識して議論するべきだ。なのに、国際的な人権問題に関わった法律家や人権団体の専門家がいない。・・・7人の委員のうち女性が1人しかいないのもアンバランスだ。(大森典子

朝日新聞の慰安婦報道を検証する第三者委員会に、慰安婦問題の調査研究を正確に把握している専門家を加えることが必要だ。7人の委員はそれぞれの分野の専門家だが、慰安婦問題への研究業績のある人がいない。なぜ入れていないのか不思議に感じている。これでは最新の研究成果を検証に盛り込むことができない。(林博史

朝日が第三者委員会に要請したのは、〈1〉吉田証言をはじめとする過去の記事の作成経緯と、記事取り消しまでに長い時間を要した理由〈2〉記事を取り消した8月5、6日の特集記事の評価と、ジャーナリストの池上彰氏のコラム掲載を見送った問題への対応〈3〉国際社会に対する報道の影響・・・の3点。これに、女性メンバーが1人しかいないことがどう関係するというのか。「慰安婦問題のプロ」を排除した朝日新聞だが、彼らが「今後も慰安婦問題を報じ続けるとした朝日新聞の姿勢を評価した」と書くあたり、四面楚歌の中、それでもちょっぴり嬉しかったのかもしれない。7名の委員以外にも秦郁彦木村幹が専門家としてアドバイザーに指名されているのだが、排除された林らのグループは、彼らの存在を認めるつもりはないのだろう。

研究者らの団体、第三者委に要望 朝日新聞の慰安婦報道検証めぐり

朝日新聞が慰安婦報道について検証する第三者委員会を設置したことについて、慰安婦問題に取り組んできた研究者や弁護士の有志グループ(呼びかけ人=林博史・関東学院大教授ら7人)が9日、慰安婦問題について専門的な学識のある研究者らを委員に加えるよう求める要望書を提出した。要望書の宛先は、朝日新聞社の木村伊量社長と、同委員会の中込秀樹委員長。今後も慰安婦問題を報じ続けるとした朝日新聞の姿勢を評価したうえで、第三者委員会の女性委員を増やすことや、国際人権機関に関わった法律家の提言を聞くことを求めている。

朝日 2014.10.10



時代の正体(35) 歴史と向き合う 慰安婦報道問題

朝日新聞が旧日本軍の従軍慰安婦に関する一部記事を撤回した問題が波紋を広げている。研究者からは「慰安婦を強制連行したとする『吉田証言』が虚偽だったとしたことで『慰安婦問題自体が朝日の捏造(ねつぞう)だった』という誤った主張が広がっている」との懸念が示される。一方、自社報道の検証のため設置した第三者委員会のあり方にも疑問の声が寄せられ、「近年見つかった資料も踏まえて検証し、報道してほしい」との指摘がなされている。研究者らが開いた会見の発言を紹介する。

◆国際社会と認識にずれ 大森典子・弁護士

吉田証言に関する記事の取り消しは国際社会の慰安婦問題に対する認識に影響を与えていない。強制連行があったかは関心の外だからだ。国際社会は強制連行の有無ではなく、連行後に女性たちがどう扱われたかを重視している。

慰安所に入れられた女性は、日本軍の管理下で監禁状態にされた性奴隷であり、深刻な人権侵害を受けたことが問題であると受け止められている。

そうした認識に基づいてさまざまな人権機関が日本政府に対して謝罪と賠償を求める勧告を行い、米下院やEU議会でも決議がなされた。強制連行があったか否かが議論されてきた日本と国際社会の間には認識の大きなずれがある。

戦時下の性暴力については、国際社会で関心の高いテーマになっている。安倍晋三首相も9月に国連で行った演説で「女性に対する人権侵害のない世界にしていく。日本は紛争下での性的暴力をなくすため、国際社会の先頭に立ってリードしていく」と演説した。国際社会は慰安婦問題に対して、日本がどう対応していくのかを注視している。

朝日新聞の第三者委員会は国際社会の観点を意識して議論するべきだ。なのに、国際的な人権問題に関わった法律家や人権団体の専門家がいない。慰安婦問題がいくつもの国際法・国内法に違反し、国際人権機関で取り上げられていることを考えると、この顔触れは問題。7人の委員のうち女性が1人しかいないのもアンバランスだ

◆教育や研究、行いにくく 中野敏男・東京外国語大学大学院教授

いま、慰安婦問題を考えるため被害者を招いて話を聞く機会を設けようと思っている。どんな問題でも当事者から直接話を聞くことが重要だと考えるからだ。だが、朝日新聞が慰安婦に関する記事を取り消してから、社会の雰囲気ががらりと変わった。慰安婦に関する教育や研究自体が行いにくくなっている。

理由は、さまざまなバッシングが慰安婦問題そのものがなかったかのような誤った認識に基づいてなされているためだ。特に朝日が記事を取り消してから激しくなり、その矛先は慰安婦問題に詳しい研究者にも向けられている。

朝日の問題が持ち上がっていなかった4月にも兆候はあった。広島大の授業で慰安婦問題を扱うドキュメンタリー映画を題材にした授業が行われた。学外から「内容が一方的だ」と抗議が相次ぎ、インターネット上には教員への中傷が相次いだ。

こうしたことが続けば、慰安婦問題を研究し、教育することに抑制がかかりかねない。大学は真実を追究する場だ。

慰安婦問題そのものがなかったかのような言葉はあちこちで発信されており、このままでは事実に基づかない認識が学生の常識のベースになりかねない。

専門的な研究成果が世の中に知られていないのは残念だ。研究者ももっと事実を発信しなければならないと感じている。研究に基づいた正しい認識が社会に共有されてほしい。

◆検証に研究成果 反映を 林博史・関東学院大教授

吉田証言は虚偽だということは研究者の間では常識だった。だから報道が取り消されたことに何の驚きもない。

慰安婦の研究者は、河野談話が出された1993年以降もさまざまな資料を発掘し、集めてきた。日本軍や日本政府の文書、被害者の証言、兵士がつづった戦記や回想録、各国政府の文書もあり、その数は500点にも上る。

慰安婦に対して、暴力的な連行を示す文書が数多く発見され、慰安所に入れられた女性たちが深刻な性暴力にさらされ、重大な人権侵害があったことが明らかになっている。これらの研究は吉田証言に全く依拠していない。

重視すべきは、被害者が逃げることができず、毎日何十人もの相手をさせられたことで、人権の問題だ。

朝日新聞の検証記事では、20年来の研究で明らかになってきた事実への言及が断片的だった。慰安婦問題について正面から取り上げ、社としてどう考えているのか、積極的にきちんと示してほしい。そうしなければ、逃げ腰の報道になってしまう。

「慰安婦問題そのものが捏造」とする明らかな誤りの意見、「朝日バッシング」が続いている。こうした主張に毅然として対応し、誤解を生まないためにも、研究に基づく事実を報道してほしい。重大な人権侵害があった、ということを紙面で伝えるべきだ。

吉田証言は1982年に初めて朝日新聞で記事になった。30年前のことだけを検証するのでは不十分だ。

朝日新聞の慰安婦報道を検証する第三者委員会に、慰安婦問題の調査研究を正確に把握している専門家を加えることが必要だ。7人の委員はそれぞれの分野の専門家だが、慰安婦問題への研究業績のある人がいない。なぜ入れていないのか不思議に感じている。これでは最新の研究成果を検証に盛り込むことができない。

神奈川新聞 2014.10.21

2014/10/23

[資料]


慰安婦問題、脅迫に対し声明 日本ペンクラブ

慰安婦問題についての朝日新聞の記事をめぐって、朝日新聞元記者や関係者らが受けた脅迫行為に対し、日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は15日、「言論への暴力は絶対に許さない」とする声明を出した。

声明は、「主義主張が自分に合わないとしても、言論や学問の自由を暴力によって封じようとする行動は断じて許されない。自らの身は隠し、陰から社会的あるいは物理的に抹殺しようとする行為は極めて卑劣である」とした上で、「言論には言論で対抗する」ことを確認した。

朝日 2014.10.15

学者や弁護士ら、脅迫状届いた大学を支援する会

北星学園大(札幌市)に、非常勤講師を務める元朝日新聞記者を退職させるよう脅迫状が届いた事件を受けて、学者や弁護士、ジャーナリストらが6日、同大を支援する「負けるな北星!の会」を結成した。東京都と札幌市で記者会見を開き、「学問と言論の自由を守るため市民は結束すべきだ」と訴えた。

この元記者は今春、朝日新聞社を早期退職した植村隆氏(56)。2年前から北星学園大の非常勤講師を務めている。

呼びかけ人には元共同通信編集主幹の原寿雄さんや精神科医の香山リカさん、北海道大大学院准教授の中島岳志さんらが名を連ねる。野中広務・元自民党幹事長や上田文雄・札幌市長ら約400人が賛同しているという。

東京での記者会見で、呼びかけ人の一人で弁護士の海渡雄一さんは「言論を暴力で封じ込めるのはテロリズム。テロが放置されないよう市民も結束して『許さない』というメッセージを社会に送るべきだ」。小森陽一・東大院教授は「学問の自由の封じ込めで、憲法違反だ」と主張した。市民文化フォーラム共同代表の内海愛子・恵泉女学園大名誉教授は「外部からの脅迫で大学がいかようにでも動くという先例を作ってはならない」と訴えた。

小林節・慶応大名誉教授は、ネット上に元記者の長女の写真などがさらされていることに触れ「10代の女の子の顔写真や名前までが公開され、自殺を教唆する書き込みもされている。テロとしか言いようがない」と語気を強めた。

会は今後、北星学園大を支援するための署名活動や集会を呼びかけていく。



同会は呼びかけ人のメッセージを発表した。

■池澤夏樹さん(作家)

たくさんの人が一人の人を非難している。その非難に根拠がないとしたら、もっとたくさんの人が立ち上がってその人を守らなければならない。

ぼくは喜んでその一人になる。

ぼくたちは言葉を使う。暴力は使わない。

■原寿雄さん(元共同通信主幹)

植村さんの勤務先である北星学園大学への脅迫に加え、娘さんに対するひどい脅迫めいたバッシングは、単なるヘイトスピーチではなく、明らかな犯罪だ。こういうことが見過ごされるようになったら、日本社会の自由な言論が封じられ、ものが言えなくなる。これは、大学の自治だけの問題ではなく、日本社会の大問題である。

■森村誠一さん(作家)

戦時報道の問題で、今「朝日」が他のマスメディアのバッシングの的にされています。同業者が同僚の報道内容を餌にして叩(たた)きまくっているのは、「叩けば売れる」からです。次は自分が的にされるかもしれないのに、“武士の情”どころか、売上第一主義で叩きまくっています。

しかし反対者が「朝日」の元記者と家族・学生に至るまで、暴力的脅迫をあたえるとなると、思想、表現、報道、学問などの自由を弾圧するテロ行為となります。

日本はいま憲法をめぐって永久不戦と集団的自衛権が争っています。この両派のどちらからでも、反対思想、反対表現者に対するテロリズムが発生すれば、テロ派が民主主義の天敵であることを自ら露悪することになります。植村隆氏に対する暴力的弾圧を、広島、長崎、三百万を越える犠牲を踏まえて得た民主主義の名にかけて、絶対に許すべきではありません。



呼びかけ人は以下の通り。

池澤夏樹(作家)

伊藤誠一(弁護士、元日弁連副会長)

内田樹(神戸女学院大名誉教授)

内海愛子(市民文化フォーラム共同代表)

太田原高昭(北海道大名誉教授、元北星学園大助教授)

岡本仁宏(関西学院大教授、ワシントン大客員研究員)

荻野富士夫(小樽商科大教授)

小野有五(北海道大名誉教授、北星学園大教授)

海渡雄一(元日弁連事務総長)

桂敬一(元東京大教授)

加藤多一(絵本作家)

神沼公三郎(北海道大名誉教授)

香山リカ(立教大教授)

姜尚中(聖学院大学長)

神原勝(北海道大名誉教授)

古賀清敬(牧師・北星学園大教授)

後藤乾一(早稲田大名誉教授)

小林節(慶応大名誉教授、弁護士)

小森陽一(東京大大学院教授)

斎藤耕(弁護士)

佐藤博明(静岡大名誉教授・元学長)

新西孝司(元高校教師)

鈴木賢(北海道大教授)

高橋哲哉(東京大大学院教授)

田中宏(一橋大名誉教授)

千葉真(国際基督教大教授)

中島岳志(北海道大准教授)

中野晃一(上智大教授)

西谷修(立教大特任教授)

西谷敏(大阪市立大名誉教授)

原寿雄(ジャーナリスト、元共同通信編集主幹)

秀嶋ゆかり(弁護士)

福地保馬(北海道大名誉教授、医師)

藤田文知(元BPO〈放送倫理・番組向上機構〉)

藤原宏志(元宮崎大学長)

真壁仁(北海道大教授)

松田正久(前愛知教育大学長)

水越伸(東京大教授)

森村誠一(作家)

山口二郎(法政大教授)

結城洋一郎(小樽商科大名誉教授)

渡辺達生(弁護士)

和田春樹(東京大名誉教授)

朝日 2014.10.7

朝日元記者の勤務先脅迫男性逮捕


北星学園で非常勤講師を務める元朝日新聞記者とは植村隆帝塚山学院大教授とは清田治史元朝日新聞取締役のこと。植村は、これ以前にも神戸松蔭女子学院大学への再就職の話が潰されている

元朝日記者勤務の大学脅迫、新潟の64歳男逮捕

いわゆる従軍慰安婦報道に携わった元朝日新聞記者(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に今年9月、元記者の解雇を求める脅迫電話があった事件で、北海道警は23日、この電話をかけた疑いが強まったとして、新潟県燕市新生町、施設管理人上村勉容疑者(64)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。

読売 2014.10.23

北星学園大脅迫:北信越の男捜査へ 元朝日記者退職求める

朝日新聞の従軍慰安婦報道を巡り、元朝日新聞記者(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に今年9月、元記者を辞めさせなければ危害を大学に加えるとの脅迫電話がかかっていたことが捜査関係者への取材で分かった。電話の発信履歴などから北信越地方に住む男の関与が浮上し、警察当局は近く本格捜査に乗り出す方針を固めた。北星学園大と、別の元朝日新聞記者(67)が教授を務めていた帝塚山学院大(大阪狭山市)には同様の趣旨の脅迫文書が届いており、関連を慎重に調べる方針。

捜査関係者によると、脅迫電話は9月12日夕方、北星学園大の代表番号にあった。男の声で「(元記者を)まだ雇っているのか。ふざけるな。爆弾を仕掛けるぞ」との内容だった。男は一方的に怒鳴り、電話はすぐに切れたという。

一方、北星学園大への脅迫文書は5月29日と7月28日、学長や教授会などに宛てて複数郵送された。「非常勤講師を辞めさせなければ、天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける。くぎを混ぜたガスボンベを爆発させる」などとパソコンで打ったとみられる文字で書かれ、茶封筒に計20本以上の虫ピンが入っていた。

更に、帝塚山学院大にも9月13日、「(別の元記者を)辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。くぎを入れたガス爆弾を爆発させる」との脅迫文書が届いた。別の元記者は文書が届いた日に教授を辞職した。

北海道警と大阪府警は一連の脅迫について威力業務妨害などの疑いで捜査していた。

朝日新聞の従軍慰安婦報道を巡っては8月の特集記事で、韓国・済州島で女性を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断した。帝塚山学院大に勤めていた元記者がこの虚偽証言に関する記事を書いたとされていた。一方、北星学園大の非常勤講師の元記者も慰安婦報道に関わったとされた。

毎日 2014.10.23



追記: 同様の脅迫騒ぎが続いた。

北星学園大に白い粉入りの封書 

北海道警によると、従軍慰安婦報道に関係の朝日新聞元記者が非常勤講師の北星学園大に白い粉入り封書届く。

47ニュース(共同) 2014.10.31

慰安婦報道の元朝日記者、雇用せず「入試心配」

いわゆる従軍慰安婦報道に携わった元朝日新聞記者(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に脅迫電話があった事件などを巡り、同大の田村信一学長が学内の会議で、来年度から元記者を雇用しない方針を示していたことが、出席した大学関係者への取材で分かった。


複数の大学関係者によると、田村学長は29日の会議で、「財政的問題」「入学試験が心配」などの理由を挙げ、元記者を来年度から雇用しない意向を表明したという。11月5日の評議員会に諮問した後、理事会の意見聴取などを経て決定する見通し。脅迫電話や脅迫状に対応するため警備員の増員などで費用がかかったことや、新たな脅迫を懸念しての判断という。

同大には今年5月と7月、複数の虫ピンが同封された脅迫状が届いたほか、脅迫電話をかけたとして新潟県燕市の男(64)が北海道警に威力業務妨害容疑で逮捕されている。

同大は31日、読売新聞の取材に「最終的な決定ではないが、学生の安全を守ることを最重要事項として検討している。非常勤講師の雇用は個別の契約であり、これ以上の詳細は控える」と回答した。

読売 2014.10.31

こうした過剰なバッシングを牽制する動きも。

2014/10/22

マイク・ホンダ、KACEに「ホワイトハウスに電話攻勢を」


慰安婦を大統領と面会させようと画策する韓国人市民参加センター(KACE)のキム・ドンソク(右)と、それを支援するマイク・ホンダ。電話攻勢でホワイトハウスを動かせとアドバイスするホンダだが、キム・ドンソクが腹に一物持つ男であるだけに、この記事では彼が意外と常識人に見える。

ホンダは安倍首相を悪人だとは見ていないようである。パク大統領も安倍に会ってそれを確かめればいいと言っている。海外では安倍をネオナチの頭領のように言う者もいるが。ホンダは韓国を訪れた折、竹島問題を振られても中立を保った。根は反日ではなく、慰安婦問題を日系人強制収容所と同種の問題と捉え、日本政府にその清算を要求している積もりでいるのだろう。

しかし、彼が日本軍の慰安婦を国家(軍)による拉致と呼び、進駐軍の慰安婦を別物として問題視しようとしなかった事実は消えない。慰安婦問題で一躍時の人となり、政治資金の1/4を韓国系から提供されているホンダは族議員である。「韓日間の現在の葛藤にも明らかに解決策はあるだろう。 しかしそれが何かは私は分からない」と言うのは無責任。慰安婦問題をアメリカに持ち込み一層複雑化させたのは彼であるし、どこまで自覚しているかはともかく(まるっきり気づいてないという事はないだろう)、反日を民族団結の拠り所にする韓国系政治団体に(票と引き換えに?)利用されているのも事実である。

「慰安婦ハルモニ-オバマ出会い斡旋努力…朴大統領、安倍と会うこと自体が圧力」

ホンダ議員、米韓国人後援イベント出席

「次の目標はバラク・オバマ アメリカ大統領と日本軍慰安婦ハルモニの面会を成功させること。 そのためには韓国人社会と韓国人がホワイトハウスを強く圧迫しなければならない。 毎日最低100人が電話すればホワイトハウスが動くはず」

マイク・ホンダ下院議員(民主・カリフォルニア)は17日午後ニュージャージー州ウェストニューヨークのあるアパート集い方で開かれた韓国人団体の後援イベントで記者と会いこう話した。ホンダ議員は「アメリカの慰安婦問題イシュー化」の生き証人だ。 彼は2007年米下院の日本軍慰安婦決議案の通過を主導、最近では慰安婦ハルモニのホワイトハウスと国務省との面会を斡旋した。

ホンダ議員は「政治は有権者が座って見物するイベントではなく、参加すべき積極的活動だ」としながら「(慰安婦問題も)韓国人社会が積極的に動かなければならない」とアドバイスした。 彼は「ホワイトハウスに電話しまくりなさい。 文字メッセージもいい。Eメールも良い」と具体的な方法を提示した。 ホワイトハウスの人々が自分仕事を出来ないほど圧迫すれば、それが窮極的に慰安婦問題と関連しオバマ大統領が日本を圧迫させるという説明だ。

ホンダ議員はこの日イベントを主催したキム・ドンソク市民参加センター(KACE)常任理事に「慰安婦ハルモニが会ったホワイトハウスの参謀に「ハルモニがオバマ大統領をいつ会えるのか」をしつこく尋ねるといい」「近いうちにある(ホワイトハウス参謀との)追加面談でその約束(オバマ大統領と慰安婦の出会い)を受けておかなければならない」と強調した。

ホンダ議員は記者の取材用小型録音機が日本企業(ソニー)の製品であることに触れ「なぜ韓国製を使わないのか」と指摘するほど韓愛が格別だった。 しかし「多くの韓国国民がパク・クネ大統領と安倍晋三日本総理の首脳会談に反対していること」については「私の考えは違う」と言った。彼は「両首脳が互いに会い慰安婦問題で真剣なことを確認する必要がある」とし「会って『相手が悪人ではない』ことを分からなければならない」と話した。 特に「パク大統領は安倍総理に会って(慰安婦問題などに対する)彼の考えるかというが確認してそれを国民に説明する必要がある。 それが安倍に対する(別の意味の)圧力になる」と話した。 安倍総理に会うことが「適当な妥協」でない「確実な圧力」として作用するようにすることが可能だいう説明だ。 彼は「韓日間の現在の葛藤にも明らかに解決策はあるだろう。 しかしそれが何かは私は分からない。 両国が共に探さなければならない」と付け加えた。

翌月中間選挙で決選投票を払うホンダ議員は「ライバル(同じ民主党のロー・カンナ候補)は金持ちの共和党員からも後援をたくさん受け、選挙資金で私より大きく先んじている。 有権者に私を選択するようにするにはさらに明確な選挙イシューがなければならない」と話した。 彼は「韓国人社会が自発的に私をたくさん助けている。 財政的支援も全体の25%に達する。 非常にありがたく思っている」と話した。 その一方で「投票をしなければそのような助けがみな無用の物になる。 投票してこそ究極的な政治参加だ」と強調した。

東亜日報 2014.10.20 [魚拓]

“위안부 할머니-오바마 만남 주선 노력… 朴대통령, 아베 만나는 것 자체가 압박”

혼다의원, 美한인들 후원행사 참석

“다음 목표는 버락 오바마 미국 대통령과 일본군 위안부 할머니들의 면담을 성사시키는 것입니다. 그러기 위해서는 한인 사회와 한국인들이 백악관을 강하게 압박해야 합니다. 매일 최소 100명씩만 전화하면 백악관이 뭔가를 하려 할 겁니다.”

마이크 혼다 하원의원(민주·캘리포니아)은 17일 오후 뉴저지 주 웨스트뉴욕의 한 아파트 모임방에서 열린 한인단체의 후원행사에서 기자와 만나 이렇게 말했다. 혼다 의원은 ‘미국 내 위안부 문제 이슈화’의 산증인이다. 그는 2007년 미 하원의 일본군 위안부 결의안 통과를 주도했고 최근엔 위안부 할머니의 백악관 및 국무부 면담을 주선했다.

혼다 의원은 “정치는 유권자들이 앉아서 구경하는 행사가 아니라 참여해야 하는 적극적 활동”이라며 “(위안부 문제도) 한인 사회가 적극적으로 움직여야 한다”고 조언했다. 그는 “백악관에 전화하고 전화하고 또 전화하라. 문자메시지도 좋고 e메일도 좋다”며 구체적 방법을 제시했다. 백악관 사람들이 자기 일을 못할 정도로 압박을 가하면 그것이 궁극적으로 위안부 문제와 관련해 오바마 대통령이 일본을 압박하도록 만든다는 설명이다.

혼다 의원은 이날 행사를 주관한 김동석 시민참여센터 상임이사에게 “위안부 할머니들이 만난 백악관 참모들에게 ‘할머니들이 오바마 대통령을 언제 만날 수 있을지’를 계속 물어보라”며 “조만간 있을 (백악관 참모들과의) 추가 면담에서 그 약속(오바마 대통령과 할머니의 만남)을 받아둬야 한다”고 강조했다.

혼다 의원은 기자의 취재용 소형 녹음기가 일본 기업(소니) 제품인 것을 보고 “왜 한국 제품을 안 쓰느냐”고 지적할 만큼 한국에 대한 애정이 각별했다. 그러나 ‘많은 한국 국민이 박근혜 대통령과 아베 신조(安倍晋三) 일본 총리의 정상회담에 반대하는 것’에 대해선 “난 다르게 생각한다”고 말했다. 그는 “두 정상이 서로 만나 위안부 문제에서 진지하다는 걸 확인할 필요가 있다”며 “만나서 ‘상대가 나쁜 사람이 아니다’라는 걸 알아야 한다”고 말했다. 특히 “박 대통령은 아베 총리를 만나 (위안부 문제 등에 대한) 그의 생각을 하나하나 확인하고 그걸 국민에게 설명해 줄 필요가 있다. 그것이 아베에 대한 (또 다른 의미의) 압박이 될 수 있다”고 말했다. 아베 총리를 만나는 것이 ‘적당한 타협’이 아닌 ‘확실한 압박’으로 작용하도록 할 수 있다는 설명이다. 그는 “한일 간 현재 갈등에도 분명 해결책은 있을 것이다. 그러나 그것이 무엇인지는 나는 모른다. 두 나라가 함께 찾아야 한다”고 덧붙였다.


다음 달 중간선거에서 결선 투표를 치르는 혼다 의원은 “경쟁 상대(같은 민주당의 로 카나 후보)는 돈 많은 공화당원들로부터도 후원을 많이 받아 선거자금에서 나보다 크게 앞서 있다. 유권자들에게 나를 선택하게 하려면 더 선명한 선거 이슈가 있어야 한다”고 말했다. 그는 “한인 사회가 자발적으로 나를 많이 도와주고 있다. 재정적 지원도 전체의 25%에 이른다. 매우 감사하게 생각한다”고 말했다. 그러면서도 “투표를 하지 않으면 그런 도움이 다 무용지물이 된다. 투표야말로 궁극적인 정치 참여”라고 강조했다.

2014/10/21

和田春樹、韓国で吉田証言ロンダリング


和田春樹(16日)

吉田証言ロンダリングに必死な人々がいる。和田春樹だけではない。欧米人識者、日韓のメディアにも。朝日の吉田証言報道撤回に浮かれ過ぎる右派も問題だが、吉田証言が慰安婦騒動の元凶の一つであることを否定しようとする人々も見苦しい。

確かに、俗に言う「強制連行(徴用)」を認めているわけではない河野談話吉田証言は採用されていない。しかし、その河野談話が慰安婦の「強制連行」を日本政府が事実と認めたものとして利用されていたこと、吉田証言が「強制連行」の証拠として喧伝されていた事実まで否定する者は、「知的に誠実ではない」。

ただ、米国下院決議にも河野談話にも吉田証言は(直接)引用されていないのは事実で、朝日の撤回を過剰に喜ぶ日本の保守派は危なっかしい。日本の強制連行派は、早い段階で吉田清治をババヌキしていたし、アメリカの議会調査局も警告を受けて直前に不採用にしたようである(2007年)。吉田の偽証を日本の右派は慰安婦問題の否定に利用している、と再攻勢をかけるジャパン・バッシャーや利権団体。技巧を駆使する彼らに日本の保守派は対抗出来るのだろうか?

和田春樹「吉田証言、慰安婦問題本質曇ることはない(?)」

和田春樹東京大名誉教授は16日「吉田清治の証言は虚偽と判明したが、慰安婦問題の本質が(?)曇ることはない(?)。誤りについては謝るのが正しい」と明らかにした。 

和田春樹教授はこの日、国民大の日本学研究所主催で開かれた学会に参加して「吉田証言と慰安婦問題」というテーマで講演を広げた。 

吉田清治は第二次大戦中、3年間山口県労務報国会の下関部動員部長を勤めた(?)人物だ。彼は済州で朝鮮人女性多数が日本軍慰安婦で強制動員されたと証言したが、後に偽りであったと判明した。これについて朝日新聞は8月彼の証言を土台にした報道を取り消した。 

春樹教授は「吉田証言は河野談話発表の資料に採用されていないなど当時日本国内で影響力は大きくなかった」「今の日本保守右翼勢力が慰安婦問題否定の論理を展開するための手段としているだけ」だと強調した。 

彼は1993年発表された河野談話に吉田証言が反映しなかったという事実を明確にし「河野談話は慰安所での残酷な生活を『強制性』と認識し、これは合理的な判断だった」としながら「このような観点で河野談話は慰安婦という存在自体に立って強制性を認めた」と説明した。

彼は「最近『河野談話を修正するつもりはない』という日本政府の公式発表に失望した保守右翼勢力が、誤報記事を口実に攻撃しようとする意図だ」として「これらは誤報によって日本が不名誉国家という寃罪をこうむったという主張を海外に知らせようとするものだ」と話した。 

また、和田春樹教授は朝日新聞の報道取り消しについて「5月に朝日新聞から誤報認定に関する発表を準備しているという話を聞いてインタビューした」として「これに先立ち日本政府側で河野談話検証発表をしたせいで誤報発表が呼び起こした反響が大きくならざるをえなかったようだ」と伝えた。 

それによると、朝日新聞は吉田清治に関し合計16回報道をしたが、今回問題に浮び上がった慰安婦強制連行に対する証言を報道したのは一回だけだった。 

春樹教授は吉田清治が1977年と1983年に出版した二冊の告白録を比較して「事件発生時期と場所と変わるなど信憑性が無くなりすでに証拠で使うのに不充分だった」という見解も示した。


アジア経済 2014.10.17

와다 하루키 "요시다 증언, 위안부 문제 본질 흐릴 수 없다"

[아시아경제 김보경 기자] 와다 하루키 도쿄대 명예교수는 16일 "요시다 세이지의 증언은 허위로 판명됐지만, 위안부 문제의 본질을 흐리진 않으며 잘못에 대해선 사과하는 게 옳다"고 밝혔다.

와다 하루키 교수는 이날 국민대 일본학연구소 주최로 열린 콜로키움에 참석해 '요시다 증언과 위안부 문제'라는 주제로 강연을 펼쳤다.

요시다 세이지는 2차대전 당시 3년간 야마구치현 노무보국회 시모노세키부 동원부장을 지낸 인물이다. 그는 제주에서 조선인 여성 다수가 일본군 위안부로 강제 동원됐다고 증언했지만 이후 거짓으로 판명됐다. 이에 지난 8월 아사히신문은 그의 증언을 토대로 한 보도를 취소했다.

하루키 교수는 "요시다 증언은 고노담화 발표 자료로 채택되지 않는 등 당시 일본 내에서 영향력이 크지 않았다"며 "지금의 일본 보수우익 세력이 위안부 문제 부정의 논리를 전개하기 위한 수단일 뿐"이라고 강조했다.

그는 1993년 발표된 고노담화에 요시다 증언이 반영하지 않았다는 사실을 분명히 하며 "고노담화는 위안소에서의 참혹한 생활을 '강제성'으로 인식했고 이는 합리적인 판단이었다"면서 "이러한 관점에서 고노담화는 위안부라는 존재 자체에 입각해 강제성을 인정한 것"이라고 설명했다.

그는 "최근 '고노담화를 수정할 생각은 없다'는 일본 정부의 공식발표에 실망한 보수우익 세력들이 오보 기사를 빌미로 공격하려는 의도"라며 "이들은 오보로 인해 일본이 불명예국가라는 누명을 썼다는 주장을 해외에 알리려 한다"고 말했다.

또한 하루키 교수는 아사히신문의 보도 취소에 관해 "지난 5월 아사히신문으로부터 오보 인정에 관한 발표를 준비하고 있다는 얘기를 듣고 인터뷰도 했다"며 "이에 앞서 일본 정부 측에서 고노담화 검증 발표를 한 탓에 오보 발표가 불러일으킨 반향이 클 수밖에 없었던 것 같다"고 전했다.

그에 따르면 아사히신문은 요시다 세이지에 관해 총 16차례 보도를 했지만, 이번에 문제로 떠오른 위안부 강제연행에 대한 증언을 보도한 건 한 번뿐이다.

하루키 교수는 요시다 세이지가 1977년과 1983년에 출간한 두 권의 고백록을 비교하면서 "사건 발생 시기와 장소와 바뀌는 등 신빙성이 떨어져 이미 증거로 사용하기에 불충분했다"는 견해를 내놓기도 했다.

2014/10/19

英語でベストセラー作ろう韓国系が結集(Daughters of The Dragon)

「ドラゴンの娘たち」

韓国人の少女を養子に迎えたアメリカ人の物書きが韓国の歴史に目覚め、たどり着いたのが日本軍性奴隷(慰安婦)の物語。韓国へ飛び、ナヌムの家で歴史の真実を知り本を執筆。

アメリカにおける慰安婦プロパガンダが止むことはないだろう。一部の韓国系が自分たちを「悲劇の主人公」として売り出すことを覚えてしまったからである。日本にGODZILLAやNINJAがあるなら、韓国にCOMFORT WOMENがあってもいいだろう(他に適当なコンテンツはないのかという気もするが)。しかし、アートや小説を通じてこの民族悲劇を売り出す、あるいは利用するのは自由なのだが、問題はアンドリュースに日本人に「先祖が犯した罪を悟」らせると宣言させたように、特定の民族の悪徳を誇張して喧伝することで自分たちの悲劇性を引き立たせようとするやり方である。

最近の日本の安倍総理の相次ぐ慰安婦関連妄言に関し、アンドリュースは「この本がもっと広く知られ、特に日本人たちに読まれて彼らの先祖が犯した罪を悟り、再びこのようなことが起きないよう(?)歴史を通じて学習しなければならない」と力説した。
ウィリアム・アンドリュース
養子に読ませるなら洋公主の物語の方が良かったのでは?

本のストーリーはというと、第二次大戦中、日本人達は20万人の朝鮮人に性奴隷となることを強制した。主人公とその姉妹に、母親は二つの竜の頭を飾った櫛を授けた。戦争が終わり、一人生き残った主人公は・・・といった内容らしい。アンドリュースは広告業界の出身。現在は著実業に専念している[ソース]。しかし、こういう人ははるばるナヌムの家まで取材に行くのに、サラ・ソーの本すら読んでいない気配が濃厚。誰か手引きする人がいるからかもしれない。娘は現在整形外科医として独り立ちしているという。

米amazonでは127のコメ、4つ星半と好評(2014.10.19)

アンドリュースの経歴を読んでいると「ホテル・スプレンディッド」を書いたカナダ人劇作家ミューラーを思い出す。彼女もアンドリュース同様ナヌムの家で「正しい歴史教育」を施され、創作意欲に火をつけた。ドイツは反省したのに日本は反省していない、これは過去の問題ではない式の韓国仕込みのプロパガンダを叫ぶところも一緒である。なお、アンドリュースの出版記念会にはマイク・ホンダからもお祝いのメッセージが寄せられたらしい



慰安婦小説「竜の娘たち」ベストセラーを作ろう」米韓国人社会総力

ワシントンで作家翻訳家出版サイン会盛況

正しい歴史教育のためにこの本を私達が​​知ろうと(?)しています」

アメリカの作家が書いた「慰安婦小説」。英語版とハングル版のサイン会が同時に開催され関心を集めている。 4日バージニアの州都の長老派教会で開かれた「ドラゴンの娘たち(Daughters of the Dragon)」の出版記念会には著者であるウィリアム・アンドリュースとこの本を翻訳したキム・ソギョンが一緒に登場し、本にまつわる話を聞かせてくれた。

この日のイベントは平和の蝶ワシントン(代表幹事엔지 김)と人が生きる世の中(会長カン・チャング)の主催で、先月27日のハングル版出版サイン会に続くもの。イベントに先立ちマーク・ワーナー前バージニア州知事が祝電を送り、民主党の韓国系議員ケネスプラム、グレース、ハン·ウルフ議員などが参加して激励する姿だった。

ミネソタから来たウィリアム・アンドリュースは本を書くことになった動機を「韓国人の子供を養子に向かえて親になったのに、その子供が12才になるまで韓国について殆ど知らなかったということに罪悪感を感じたのが動機だった」と話した。

彼は「韓国について研究し勉強して慰安婦問題を知るようになり、直接韓国を訪れ慰安婦のお婆さんにインタビューし、小説を通じて多くの人々に知らせなければならないという義務感を持つようになった」と話した。

アンドリュースは「慰安婦問題は過去の悲劇だけではない、今でも世界各国で人身売買につながって行われているということを理解させる。人類愛の回復にこの本が役に立つことを願う」と話して拍手を受けた。

「ある慰安婦の話(A comfort woman's story)」という副題がついた「ドラゴンの娘たち」は慰安婦として連行されたジャ・フイの生と死をテーマに1月に出版された。アンドリュースはこの作品で「独立出版界のオスカー賞」と呼ばれるIPPY賞を受賞した。

この本を翻訳したキム・ソギョン作家は「外国の作家の胸に書かれた(?)言葉を再び私たちの言葉に変えた翻訳者として、再び胸が振えるを感じる」とし「この小説を通じて亡くなった方々を賛え、生きておられる方々を暖かく抱擁して差し上げることができるようになるように願う」と話した。

キム作家は「ドラゴンの娘たちの本箱(?)を開けば『名誉は一人で成し遂げることはできない(?)』という孔子の言葉がある。現在のアマゾンで英語版がベストセラーの1位を走っているだけにいつかはハングル版もベストセラーに登板することができるようになるように願う」と述べた。

バージニアの韓国人団体は「ドラゴンの娘たち」を優先的にアメリカ韓国人社会に広く知らしめる活動に力を結集する。ワシントン統合韓国人老人連合会?(会長우태창)は「出版記念会に先立ちその時代を最も近く生きてきた世代として、その時代の痛みに一緒に参加する」という意でハングル版と英文版を団体購入することもした。

イベントを主催した平和の蝶ワシントンと人が生きる世の中ワシントンはもちろん、ワシントンアメリカ韓国人財団(会長ホ・インウク)、ワシントン湖南(?)郷友会(会長カン・テヒョン)メリーランド湖南(?)郷友会(会長カン・チャング)、米州韓人の声(会長ピーター・キム)など、これまで関心を払ってくれた多くの団体も積極的に広報に出る予定だ。

最近の日本の安倍総理の相次ぐ慰安婦関連妄言に関し、アンドリュースは「この本がもっと広く知られ、特に日本人たちに読まれて彼らの先祖が犯した罪を悟り、再びこのようなことが起きないよう(?)歴史を通じて学習しなければならない」と力説した。
NEWSis 2014.10.6

※ 追記

日本談児さん紹介の別ソースで、アンドリュースは基地村売春についても触れている。ただ、彼はこれを日本軍の慰安所のようには悪質ではなかったと考えているようである(上手く翻訳出来ないので、正確な所は分からない)。

アンドリュースの罪の意識は米軍が世界各国の基地村で行った行動にもつながる。 アンドリューは「最近までも米軍はわが軍が基地村で行ったこと、すなわち少女を騙し彼女らがそこを抜け出すことが出来ない状況に追い込んだことと同様の一部不法で非倫理的な行いについて目を閉ざしている」と言った。 彼は「米軍が基地村の女性たちにしたことが日本軍が慰安婦にした***(?)残忍で悪質だったという話ではない」としながらも「本の中のジャフイがクロフォード大佐に話すように少女の視点で見た時、はたして両者にどんな違いがあるのかという話だ」と話した。
앤드루스의 죄의식은 미군이 세계 각국의 기지촌에서 저질러온 행동에도 이어진다. 앤드루스는 “최근까지도 미군은 우리 군대가 기지촌에서 한 일들, 즉 소녀들을 속이고 그들이 그곳을 헤어날 수 없는 상황으로 몰아간 일과 같은 일부 불법적이고 비윤리적인 일들에 대해 눈을 감고 있다”고 했다. 그는 “미군이 기지촌 여성들에게 한 일이 일본군이 위안부들에게 한 일만큼 잔인하고 나빴다는 얘기는 아니다”라면서도 “책 속의 자희가 크로퍼드 대령에게 말하듯이 소녀들의 관점에서 볼 때 과연 둘 사이에 어떤 차이가 있느냐는 얘기”라고 말했다.

京郷新聞(一部) 2014.10.5

“위안부소설 ‘용의 딸들’ 베스트셀러 만들자” 美한인사회 총력

워싱턴에서 작가 번역가 출판사인회 성황

【뉴욕=뉴시스】노창현 특파원 = “올바른 역사교육을 위해 이 책을 우리가 알려야 합니다.”

미국작가가 집필한 ‘위안부 소설’이 영문판과 한글판의 사인회가 한꺼번에 열려 관심을 모으고 있다. 4일 버지니아의 수도장로교회에서 열린 ‘용의 딸들(Daughters of the Dragon)’ 출판기념회엔 작가 윌리엄 앤드류스와 이 책을 번역한 김서경 작가가 함께 나와 책에 얽힌 이야기들을 들려주었다.

이날 행사는 평화나비 워싱턴(대표간사 엔지 김)과 사람사는 세상(회장 강창구)가 주관한 것으로 지난달 27일 한글판 출간 사인회에 이은 것이다. 행사에 앞서 마크 워너 전 버지니아주지사가 축전을 보냈고, 민주당의 한인의원 케네스 플럼, 그레이스 한 울프 의원 등이 참석해 격려하는 모습이었다.

미네소타에서 이곳까지 온 윌리엄 앤드류스 작가는 책을 쓰게된 동기에 대해 “한국 아이를 입양해서 부모가 되었는데도 그 아이가 12살이 될 때까지 한국에 대해서 너무 몰랐다는 것에 죄책감을 느낀 것이 동기가 되었다”고 소개했다.

그는 “한국에 대해 연구하고 공부하면서 위안부 문제를 알게 되었고 직접 한국을 방문해 위안부 할머니와 인터뷰를 하면서 소설을 통해 많은 사람들에 알려야 한다는 의무감을 갖게 되었다”고 말했다.

앤드류스 작가는 “위안부 문제는 과거의 비극만이 아닌, 지금도 세계 각국에서 인신매매로 이어지고 행해지고 있다는 것을 일깨워준다. 인류애의 회복에 이 책이 도움이 되기를 바란다”고 말해 박수를 받았다.

‘한 위안부의 이야기(A comfort woman’s story)’라는 부제가 달린 ‘용의 딸들’은 위안부로 끌려간 자희의 삶과 죽음을 다룬 내용으로 지난 1월 출간됐다. 앤드루스 작가는 이 작품으로 ‘독립출판계의 오스카상’이라 불리는 ‘IPPY 상’을 받기도 했다.

이 책을 번역한 김서경 작가는 “외국작가의 가슴으로 쓰인 언어를 다시 우리의 언어로 바꾼 번역자로서 또다시 가슴이 뭉클해짐을 느낀다”면서 “이 소설을 통해 돌아가신 분들을 기리고, 살아계신 분들을 따뜻하게 포옹해드릴 수 있게 되길 바란다”고 말했다.

김 작가는 “용의 딸들의 책장을 열면 ‘명예란 혼자 이룰 수 없다’는 공자의 말이 있다. 현재 아마존에서 영문판이 베스트셀러 1위를 달리고 있는만큼 언젠가는 한글판도 베스트셀러에 등극할 수 있게 되길 바란다“고 말했다.

버지니아의 한인단체들은 ‘용의 딸들’을 우선적으로 미주한인사회에 널리 알리는 활동에 힘을 모으기로 했다. 워싱턴 통합한인노인연합회(회장 우태창)는 “출판 기념회에 앞서 그 시대를 가장 가깝게 살아왔던 세대로서, 그 시대의 아픔에 같이 동참하겠다”는 뜻에서 한글판과 영문판을 단체 구입하기도 했다.

행사를 주관한 워싱턴평화나비와 사람사는세상워싱턴은 물론, 워싱턴미주한인재단(회장 허인욱), 워싱턴호남향우회(회장 강태현) 매릴랜드호남향우회(회장 강창구), 미주한인의목소리(회장 피터 김) 등 그간 관심을 기울여준 많은 단체들도 적극적으로 홍보에 나설 예정이다.

최근 일본 아베 총리의 잇단 위안부관련 망언과 관련, 앤드류스 작가는 “이 책이 보다 널리 알려지고 특히 일본인들에게 읽혀져서 그들의 선조들이 저지른 죄과를 깨우쳐서 다시는 이러한 일이 일어나지 않게 역사를 통해서 배워야 할 것”이라고 힘주어 말했다.

2014/10/18

女性家族部の個別支援策


韓国女性家族部による手厚い慰安婦支援策。

予算の増額で自宅などを週1回以上訪問、緊急事態が生じた場合は広域自治体や韓国政府に報告するシステムの構築。「加害国から真の謝罪を受けられる日まで」などと言うと、対日外交の切り札に使う為の延命策のようにも聞こえる(そういう積もりではないのだろうが)。

慰安婦:女性家族部が個別支援を強化へ

旧日本軍の元慰安婦に対する個別の支援が強化されることになった。

女性家族部(省に相当)は16日、元慰安婦に対する保護をめぐって「死角」が発生しないよう、地方自治体と共同で健康面や生活などをサポートできる「個別支援体系」を構築、運用していくと表明した。

同部は昨年6月から今年5月にかけ、韓国国内で生存している元慰安婦50人の元を訪問した。対象となった元慰安婦の平均年齢は88歳で、老衰や認知症などにより、一人では歩行が困難なほど健康状態がよくない人が多かったという。

これを受け同部は、10の基礎自治体で社会福祉を担当する職員(40人)と、26の保健所の保健担当職員(28人)が元慰安婦の自宅などを週1回以上訪問し、健康面や生活実態をチェックすることとした。健康状態がよくない元慰安婦が、地域の医療機関によるサービスを受けやすくしていく方針だ。

これと合わせ、健康面などで緊急を要する事態が発生した場合、広域自治体(日本の都道府県・政令指定都市に相当)や女性家族部に至急報告し、普段から話し相手になるような活動を続けていく。

一方、女性家族部は、元慰安婦たちのために別途に予算を確保し、介護費や医療サービスの費用を大幅に拡大することとした。個別の支援事業に向けた予算として5000万ウォン(約500万円)を確保するとともに、介護費は前年比29.3%増の3億ウォン(約3000万円)、医療サービスの費用は同じく10.8%増の2億3500万ウォン(約2350万円)を計上した。

キム・ヒジョン女性家族部長官は「今回の個別支援体系の構築により、元慰安婦を常時支援することが可能になった。元慰安婦たちの健康状態がよくない場合には、地域の医療機関と連携して早急な処置を行うなど、元慰安婦の保護に向け迅速に対応、支援していけることになった」と説明した。

また「元慰安婦たちが加害国から真の謝罪を受けられる日まで長生きすることができるよう、個別の支援を引き続き拡大していく計画だ」と強調した。

2014/10/16

[写真で見る水曜デモ25] JAPAN!! I HATE YOU!



「Japan !! I Hate You!(大嫌い!日本!!」。文字通りヘイト(hate)をあからさまにする子供たち。在特会でも子供にヘイトスピーチはさせていないだろう(たぶん)。プラカードを書いたのは大人かもしれない。水曜デモのひとコマである確証はないが、後ろに慰安婦少女像、ソウルの日本大使館前であることは間違いなさそうである。撮影時期は不明。

2014/10/13

「日本軍が慰安婦を拉致した」 日本人学生7割、韓国5割

松井やよりの流れを汲むバウラック

慰安婦はどのように集められたと思うかの問いに、日本の大学生の67.5%が「日本軍が拉致・誘拐した」と答えた。韓国の学生の49.8%より多いという少々驚きのアンケート結果。

「慰安婦の女性たちはどのように集められたと思うか」という質問に対し、日本の学生で最も多かった回答は「日本軍が拉致・誘拐した」で67・5%。「日本軍の命令で民間業者たちが人身売買や詐欺などの手段で集めた」が53・7%で次いで多かった。慰安婦は日本軍が関与し、強制的に集められたと考える学生が多数を占めた。

アンケートを主催したのはバウラック、過去に慰安婦問題でNHKと訴訟沙汰になった旧バウネットである。最初に報じられた時点では、シンポジウムに集めた学生にアンケートを取ったのだろうと無視していたのだが、3000人の日本の大学生(122校)と1100人の韓国人学生のデータを集計した思ったより大掛かりな調査だったようである。このアンケート結果は多くの韓国メディアでも取り上げられていた(ソース:自分)。あのバウラックだから信用しないというのも自由だが、日本の若者が慰安婦問題について知らないというのは、あながちウソではないだろう。韓国では挺対協が小学生にまで慰安婦問題を「正しく」学ばせようとしているが・・・(留学生にも)。

日本の学生たちからは「もっと詳しく知りたい」という回答が多かったという。西野瑠美子は、学びたいという学生の思いを尊重しろと主張している。確かに7割の学生が「慰安婦の募集=日本軍による拉致」と信じている現状をこのままにしておいていいはずはない。とはいえ、「慰安所は日本軍が・・・意志に反して女性を集め、継続して性暴力を振るった(小野沢あかね)」というのは論外であって、学校では客観的に事実を教えればいいだけの話である。詳しく知りたいという学生側の要求には、そちらの意味も含まれていたのだろう(バウラックのウェブサイトが見られない状態なので、詳細は未確認)

しかし、改めてアンケート結果を眺めてみると(生データを見たわけではないが)西野も言うように「学生の多くが高校生のときに使った日本史や世界史の教科書には、慰安婦問題が丁寧に記述されていた」・・・その記述のされ方がこうしたアンケート結果の一因なのかもしれない。当然、教科書から慰安婦の記述を削除せよという声も高まるだろうが(ただし、情報源として最も多かった回答はテレビ)。これほど大きな国際問題になった以上、少なくとも高校生以上には悪質なプロパガンダから身を守る為の最低限の知識は与えておくべきだろう。

回答から、日本の多くの学生が拉致や誘拐という手段で被害者が集められたと考えていることが分かった。・・・国会でも強制性を否定する政治家の発言が相次ぐ社会状況でも、こうした言説に同調していない。(西野瑠美子

神奈川新聞は、日本の学生が慰安婦問題を人権問題として認識出来ずにいる一方で韓国の学生は人権問題と(正しく)捉えていると分析したようだが、韓国の学生が人権問題だと言っているのはあくまで日本軍慰安婦限定であろうし、それは彼らを教育する側が女子挺身隊としての動員(強制連行=徴用)から女性の人権に話をすり替えたことの反映でしかないのではないか?

中西新太郎も「社会状況が変われば簡単に転換するだろう」と認めざるをえないように、客観的な情報さえ与えれば日本の学生の意識も転換しうる。神奈川新聞は「歴史的現実」やら「性の尊厳」などと小難しいことを言っているが、そういう価値観の押し付けは水曜デモでやればいい。学校では御免こうむる。



時代の正体(33)慰安婦問題 日韓学生アンケート 目立つ「今更」 歴史への距離感なぜ

旧日本軍の従軍慰安婦の調査研究に取り組む市民団体「『戦争と女性への暴力』リサーチ・アクションセンター」は日韓の大学生約4千人を対象に慰安婦問題について意識調査を行った。それによると、被害者への謝罪と補償が必要と考える学生は日本でも6割を超えていた。慰安婦問題を教え伝えることを求める声も同程度ある。一方で、「そうは考えない層は3割に上る。社会状況が変われば多数意識は簡単に転換する」との指摘が識者から出ている。

従軍慰安婦問題で「今後、日本政府は被害者に対する謝罪と補償を行うべきだと思うか」と聞いたところ、日本の学生の66・4%は「行うべきだ」と回答した。「行う必要はない」は12・1%で、「すでに謝罪・補償は終わっている」は21・3%だった。

一方、韓国では謝罪・補償を「行うべきだ」が、98・2%で多数を占めた。「必要はない」は0・6%、「すでに終わっている」は1・2%といずれもわずかだった。

謝罪・補償を「行うべきだ」と回答した学生には「日本政府はどのようなことを行うべきだと思うか」と質問した(複数回答可)。

日本では「教科書などに『慰安婦』問題を記載して、若い人たちに事実を教えるべきだ」という選択肢を選んだ学生が66・7%で最も多く、「国家の法的責任を認め、国家として被害者全員に謝罪・補償すべきだ」が55・1%で続いた。

韓国では「国家の法的責任を認め、国家として被害者全員に謝罪・補償すべきだ」が87・5%、「教科書などに『慰安婦』問題を記載して、若い人たちに事実を教えるべきだ」が81・5%、「資料をすべて開示し、真相を究明すべきだ」は75・3%だった。

謝罪・補償は「すでに終わっている」と回答した日本の学生に理由を聞いたところ、1965年に戦後賠償などをめぐり日韓が結んだ「日韓基本条約」を理由とした学生が58・9%で最も多く、次いで第2次世界大戦の戦争犯罪を裁いた「東京裁判」という回答が24・3%で多かった。

慰安婦問題をめぐっては、朝鮮人女性を強制連行したとした「吉田証言」についての記事を朝日新聞が取り消したことをきっかけに、問題の存在自体を否定する言説が一部メディアで繰り返される状況になっている。

今回調査を行った「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター共同代表の西野瑠美子さんは「問題自体を捏造と主張する事実を無視した論調は、人権侵害としての慰安婦問題に向き合わず、強制連行を否定してきた日本政府の姿勢が生み出している」と指摘し、「人権の視点を持たずして慰安婦問題の解決はない。謝罪と補償をするべきだという若者の声を安倍政権は重く受け止めるべきだ」と話している。

◇「メディアに同調せず」

日韓の学生のアンケートから和解への道筋をどう描くか。横浜市立大の中西新太郎・名誉教授(社会学)は人権の問題として慰安婦問題を捉え直す必要性を説く。

若者の右傾化が指摘されているが、6割を超える学生が「謝罪・補償を行うべきだ」と回答しており、近年の歴史修正主義的な政治やメディアの動向に必ずしも同調していないことがうかがえる。

ただし「すでに謝罪・補償は終わっている」「行う必要はない」という回答を合わせると3割強になる。相当の厚みがあり、多数に転じ得る意識といえる。社会状況が変われば簡単に転換するだろう。

自由記述をみると、謝罪・補償に否定的な声として「いまさら、何が本当か、はっきり分からない」「いまさら過ぎる」「いまさら謝っても遅い」などと書かれ「いまさら」という記述が多かった。「慰安婦は過ぎたこと」「過去を制限なく掘り起こして問題を挙げるのはいかがなものか」と、過去や歴史から心理的な距離感を持っていると考えられる。

歴史的現実と自分を関係させる視点を持ち得ず、慰安婦問題を過ぎたことと捉えるのはなぜか。

「戦争に慰安婦問題はつきもの」「戦争なら許される」と、戦争時の行為について善悪は論じられないと考える記述が多い。被害者の苦難を人権侵害とみる視点が乏しかった。戦後の日本が戦争責任と向き合ってこなかったことが理由の一つにあり、若者だけではなく日本社会全体の問題といえる。

韓国の学生の自由記述からは、被害者の人権が侵害されたことを問題視していることがうかがえる。例えば「慰安婦の方々が現実にこうむった性暴力や被害をしっかりと受け止め、考えたい」という記述がそうだ。

日本では性暴力や性の尊厳が奪われるような人権侵害と闘っていくという理念が成り立っていない。慰安婦問題を人権侵害の問題という枠組みで捉え直すことが必要だろう。

◇「正しい情報を学びたい」

従軍慰安婦の調査研究に取り組む市民団体「『戦争と女性への暴力』リサーチ・アクションセンター」が日韓の大学生約4千人を対象に行った意識調査。慰安婦が集められた状況についての認識を日本の学生に聞いたところ、「日本軍が拉致・誘拐した」との回答が67.5%に上った。自由記述欄には「もっと詳しく知りたい」という記載が多く、学ぶ機会が求められている実態も明らかになった。

慰安婦の女性たちはどのように集められたと思うか」という質問に対し、日本の学生で最も多かった回答は「日本軍が拉致・誘拐した」で67・5%。「日本軍の命令で民間業者たちが人身売買や詐欺などの手段で集めた」が53・7%で次いで多かった。慰安婦は日本軍が関与し、強制的に集められたと考える学生が多数を占めた。

「借金の肩代わりとして、親に売られた」が43・6%、「公(こう)娼(しょう)であり、自ら募集に応じた」は36・5%、「民間業者が日本軍とは関係なく、女性たちを集めた」は21・5%だった。
韓国での調査では、「日本軍の命令で民間業者が人身売買や詐欺などの手段で集めた」が73・0%、「日本軍が拉致・誘拐した」は49・8%だった。

慰安所での境遇については、「1日何十人もの相手をさせられることがあった」という回答が日韓ともに最も多く、日本は72・7%、韓国は90・9%。「日本軍の管理下で自由は厳しく制限されていた」(日本63・3%、韓国88・5%)「監禁され、逃亡することができなかった」(日本61・2%、韓国88・9%)と答えた学生も多かった。

一方で、「ほとんどの慰安婦はお金をもらい、かなりもうけた」(日本18・2%、韓国0・9%)「自由に外出したり、やめたりできた」(日本9・8%、韓国3・3%)という回答は、日韓ともに少なかった。

慰安婦問題の情報源として、日本の回答で最も多かったのはテレビで59・6%。韓国では、インターネットが最も多く67・1%だった。日本の大学生の自由記述欄には「知る機会がなく、何が事実か分からない」「正しい情報を学びたい」という記載も多く見られた。

学生の思いに応えよ

調査を実施した「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター共同代表の西野瑠美子さんは、慰安婦問題を学ぶ機会の重要性を指摘する。

『回答から、日本の多くの学生が拉致や誘拐という手段で被害者が集められたと考えていることが分かった。「慰安婦は売春婦だ」「公娼だった」「性奴隷ではない」という言説がインターネット上にあふれ、女性たちが集められた際の強制性が否定されている。国会でも強制性を否定する政治家の発言が相次ぐ社会状況でも、こうした言説に同調していない

自由記述欄には、さまざまな意見が書かれ、学生の本音をうかがい知ることができる。印象的だったのは、「もっと詳しく知りたい」という回答が多かったことだ。

学生の多くが高校生のときに使った日本史や世界史の教科書には、慰安婦問題が丁寧に記述されていた。それでも、学ぶ機会を求めている

こうした学生の姿勢とは異なり、安倍政権は女性の人権を侵害した慰安婦問題に向き合おうとしていない。2007年の第1次政権では強制連行を否定する閣議決定を行っている。

慰安婦を強制連行したとした「吉田証言」を朝日新聞が虚偽と判断したことで、強制連行自体が虚偽だったかのような言説が一部メディアで繰り返されているが、もともと吉田証言は河野談話でも歴史研究でも根拠として採用されてきたわけではない。

それなのに、慰安婦の記述がある高校の日本史教科書への攻撃が始まっており、教育現場の萎縮も懸念される。授業で取り上げられなくなれば、若い世代が学ぶ機会を狭めることになる。事実をもっと知りたいという学生の思いに応えることは日本社会の責務だ』

◇強制性認識が多数

慰安婦を集める際に強制性があったと認識している学生が多数派だったことに立教大の小野沢あかね教授は市民や研究者の成果を強調する。

『当事者の訴えを含めた発掘活動で明らかになってきた被害の実態についての情報が広がり、それが学生の認識に定着しつつあるといえる。

一方で「公娼であり、自ら募集に応じた」「ほとんどはお金をもらい、かなりもうけた」と回答する学生が相当数いた。これは、被害者に謝罪や補償をしなくてよいという認識を形成する有力な要素になっている。

慰安所は日本軍が設置し、意志に反して女性を集め、継続して性暴力を振るった。これは、当時でもやってはいけないことで、さまざまな法規に違反する。被害者がお金をもらっていたとしても、法に反することは変わらない。このことは、しっかり伝えていかなければならない』

◆調査の方法

「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンターが日韓の大学教員らを通じて調査用紙を配布し、回収する方法で行った。日本の大学生3007人と韓国の大学生1126人が対象。日本国内での調査は2013年7月から12月までに延べ122大学の授業で実施。韓国では13年3、4月に14大学で実施した。9月27日に都内で開いたシンポジウムで結果を公表した。

神奈川新聞 2014.10.12

2014/10/11

韓国ヤクルト、ナヌムの家のスポンサーに

ナヌムの家と契約を交わした韓国ヤクルト

韓国ヤクルトナヌムの家のスポンサーに。日本のヤクルト本社は無関係なのだろうし、老人福祉に文句があるわけではない。しかし、後を絶たないナヌムの家に対する官民による資金提供。一握りの老人の為に一体どれほどお金が必要だというのか?実際、こういったお金は何に使われているのだろうか?一部は、老婆たちを欧米で展開中のジャパン・ディスカウントキャンペーンに連れ出す為に使われていそう(想像)。

ヤクルトおばさんとハルモニ
企業宣伝にもなる?

韓国ヤクルト慰安婦被害者ために「ナムヌの家」後援

韓国ヤクルトが慰安婦被害者のために保護施設ナムヌの家を後援する。

20年目一人暮らしの高齢者ケア事業を行って来た韓国ヤクルトは今後、慰安婦被害者ハルモニのために愛の手を広げることを明らかにした。

10日韓国ヤクルトと社会福祉法人「ナヌムの家」は慰安婦被害者ハルモニの生活安定と健康増進のために一緒に努力していくことを協約した。

この日ナムヌの家を訪れた韓国ヤクルトのメンバーも慰安婦関連歴史館を見学し、被害者ハルモニたちと対話の時間を持ち、歴史意識を振り返る席を用意した。

韓国ヤクルトは今回の協約にもとづき、ナムヌの家に毎月所定の後援支援金を提供する一方、醗酵乳製品を提供する計画だ。

また、韓国ヤクルト社会奉仕団である「愛の手を広げる会」もナムヌの家を毎月訪問し慰安婦被害者ハルモニに暖かい情を伝えることになった。

合わせて今月17日、韓国ヤクルト側は龍仁韓国民俗村を一緒に訪れ、屋外活動が少ないハルモニに楽しい時間をプレゼントする予定だ。

チョン・ヨンチャン韓国ヤクルト広報理事は「その間ヤクルトレディー と韓国ヤクルトのメンバーは一人暮らしの老人の健康を維持する活動をコツコツと広げてきた」として「歴史の痛みを背負うハルモニがもう少し元気でお幸せに過ごせるよう根気強い支援の手を差し伸べる」と伝えた。

Newdaily 2014.10.10
한국야쿠르트 위안부 피해자 위해 '나눔의 집' 후원

한국야쿠르트가 위안부 피해자들을 위해 보호시설 나눔의 집을 후원한다. 

20년째 홀몸노인 돌봄사업을 펼쳐온 한국야쿠르트는 앞으로 위안부 피해자 할머니들을 위해 사랑의 손길을 펼친다고 밝혔다. 
  
10일 한국야쿠르트와 사회복지법인 '나눔의 집'은 위안부 피해자 할머니들의 생활안정과 건강증진을 위해 함께 힘써 나가기로 협약했다. 
  
이날 나눔의 집을 찾은 한국야쿠르트 구성원들도 위안부 관련 역사관을 관람하고, 피해자 할머니들과 대화의 시간을 가지며 역사의식을 되새가는 자리를 마련했다. 
  
한국야쿠르트는 이번 협약에 따라 나눔의 집에 매월 소정의 후원금을 보내는 한편, 발효유 제품을 전달할 계획이다. 

또한 한국야쿠르트 사회봉사단인 '사랑의 손길펴기회'도 나눔의 집을 매월 방문하여 위안부 피해자 할머니들에게 따뜻한 정을 전달하기로 했다. 

아울러 오는 17일 한국야쿠르트 측은  용인 한국민속촌을 함께 방문하여, 외부 활동이 적은 할머니들에게 즐거운 시간을 선사할 예정이다. 
  
정용찬 한국야쿠르트 홍보이사는 "그동안 야쿠르트아줌마와 한국야쿠르트 구성원들은 홀몸노인들의 건강을 챙기는 활동을 꾸준히 펼쳐왔다"며 "역사의 아픔을 가진 할머니들께서 좀 더 건강하고 행복하게 지내실 수 있도록 꾸준한 후원의 손길을 보내도록 하겠다"고 전했다. 

朝日報道検証第三者委員会

初会合の様子
本紙の慰安婦報道、第三者委員会7氏で検証 9日初会合

朝日新聞社の慰安婦報道について検証する第三者委員会の委員の方々が決まりました。弁護士や研究者、ジャーナリストら有識者7人で構成します。初会合は9日午後、東京都内で開きます。

委員長には、元名古屋高裁長官で弁護士の中込秀樹氏(73)に就任をお願いしました。委員は、外交評論家の岡本行夫氏(68)、国際大学学長の北岡伸一氏(66)、ジャーナリストの田原総一朗氏(80)、筑波大学名誉教授の波多野澄雄氏(67)、東京大学大学院情報学環教授の林香里氏(51)、ノンフィクション作家の保阪正康氏(74)の6人です。

また、朝日新聞が8月5、6日付朝刊に掲載した特集「慰安婦問題を考える」でもコメントを寄せていただいた現代史家の秦郁彦氏(81)のほか、神戸大学教授の木村幹氏(48)ら慰安婦問題に詳しい有識者をはじめ、委員会が必要と認めるテーマについて専門家をお招きし、ご意見やご提言をいただきます。

委員会では、これまでの朝日新聞の慰安婦報道をめぐる記事作成の背景や今回の記事取り消しにいたる経緯のほか、特集「慰安婦問題を考える」の妥当性、日韓関係はじめ国際社会への報道の影響などについて検証し、2カ月程度をめどに具体的な提言を盛り込んだ報告をまとめていただきます。

朝日 2014.10.2

朝日第三者委が初会合…慰安婦報道の影響検証

いわゆる従軍慰安婦問題を巡る朝日新聞社の報道を検証するため、同社が設置した第三者委員会(委員長=元名古屋高裁長官・中込秀樹弁護士)の初会合が9日、都内で開かれた。

今後、同社の報道が日韓関係を含む国際社会に与えた影響などについて、約2か月間をかけて検証を進めるとしている。

会合の冒頭、中込委員長は「(検証の結果)場合によっては、新聞社を解体して出直せということになるかもしれない」とあいさつ。その後は非公開で約1時間の会合が行われた。

会合では、「委員のみなさまへ」と題した木村伊量ただかず社長名の文書が配布され、その中で第三者委に検証してもらいたい事項として、〈1〉吉田証言をはじめとする過去の記事の作成経緯と、記事取り消しまでに長い時間を要した理由〈2〉記事を取り消した8月5、6日の特集記事の評価と、ジャーナリストの池上彰氏のコラム掲載を見送った問題への対応〈3〉国際社会に対する報道の影響―などを挙げた。

読売 2014.10.10

2014/10/07

性奴隷問題を作る事で救われた?戸塚悦朗


国連に性奴隷(慰安婦)という言葉を売り込んだ人物として知られる戸塚悦朗が、韓国メディアのインタビューで語った話。なぜ、こういう人間は後を絶たないのか。こういう人たちには共通項があるようである。何よりナイーブな人が多い。弱者の救済に熱中してうつ病を忘れることが出来たと語る戸塚は、慰安婦問題でも贖罪史観に浸ることに生きがいを見い出したのかもしれない。

 小学生の頃「人はなぜ生きるのか」が分からずしばしば考えたが、人生の意味が分からずますます落込んだ。 ・・・ 弁護士になると人権侵害被害者が来始めた。 被害者に会って「こんなに大変な人もいるのか」という考えにうつ病を忘れ、昼夜を忘れて働いた。それで救われた

慰安婦問題、韓国併合条約、安重根問題とぶつかったことは全てhappyだった

彼が慰安婦を性奴隷だと主張するのは、強制もされないのに慰安婦になるはずがないというナイーブな信念である(翻訳は正確でないかもしれない)。

私が女性ならば、日本が戦争で勝てばという感じ(?)で(慰安婦)になることは絶対にない(?)」と考えた。 それは強制でなくてはならず(?)、意思に反することだと考えた。 そうなると誰でも奴隷だと考えるものであり、性問題なので「性奴隷」と命名した

彼は「被害者の証言集を見て判断した」という言うが、慰安婦の証言には自分の意思で行ったと明言しているものもあるし、慰安婦自身が性奴隷と呼ばれることに強い拒否感を示しているというのに、彼は現実よりも自分の信仰を優先する。「慰安婦問題は第二次大戦前の日本の裁判所も認めた犯罪問題だ」、犯罪だから日韓請求権協定の枠外だと無茶を言っている。

とはいえ、彼に俗人の側面がないかと言うとそうでもない。彼は自著「日本が知らない戦争責任」(要確認)や岩上安身のインタビューで「自負心を傷付けられた反動」でこの問題に取り組んでいることを告白している。彼の国連での暴走は、A新聞(朝日か?)の記者からも咎められていた(日本が知らない戦争責任)。それに対する反発で、ムキになっている部分もあるようである。独りよがりな正義感で日韓関係を壊したのは朝日新聞や河野洋平だけではない。



[インタビュー] 「国際法上人身売買禁止違反・・・『慰安婦=性的奴隷』明らかに」

[庚戌国辱104年]国際人権法権威 戸塚悦朗(下)

日本の国際人権法の権威である戸塚悦朗弁護士は1992年の2月、国連人権委員会で「日本軍慰安婦は性的奴隷である」と初めて慰安婦問題を国連に提起した人物として有名だ。 彼は去る20日の世界日報とインタビューでも「日本軍慰安婦は強制でないはずはなく(?)、意思にも反する」としながら「性的奴隷であることは明らか」と再確認した。 また、慰安婦問題は日本国内でも犯罪行為で糾弾されたことで、1965年韓国・日本請求権協定で解決されたのではないという点も明確にした。

-どのようにして慰安婦問題を国連に初めて提起することになったか。

「最初から慰安婦問題のために国連で活動したのではなかった。 精神障害者の人権問題の解決のために裁判で敗れる場合、国連規約人権委員会に通知できる『個人通知権』制度を導入しろと日本政府に要求したが拒否された。 個人通報権が導入されなければ被害者を代理した弁護士が国際社会に訴えるほかなく、かえって負担が大きくなるといったが、政府はそれでも>>>>ならないといった。 やむを得ず毎年国連に行って日本の人権問題を提起しないわけにはいかなかった。 そうするうちに在日朝鮮人と韓国女性たちが助けてくれと言って慰安婦問題に関わることになった」

-初めにはためらったと聞いたが。

「1992年に国連に訴える2年前、社会党の本岡昭次参議院議員の依頼で慰安婦問題を検討したことがある。 しかし、弁護人としてその問題を解いていくことには同意できなかった。 まず被害者が存在しない事件で検討できなかった。 また、国を相手にした訴訟になるほかはないが、当時日本の国内法では勝訴は難しいと考えたからだ。 ところで1991年8月14日キム・ハクスンさんが慰安婦だったことを証言し、1992年の1月に中央大の吉見義明教授が防衛庁の資料館(注:図書館)で日本軍が関与したことを示す資料を発掘して公開した。 弁護人として問題を話すことが義務でだった。 ちょうどその年、国連人権委員会が予定されていて慰安婦問題を扱うことに決めた」

1992年2月、彼は国連人権委員会で日本軍慰安婦は国際法上の人身売買違反とし「慰安婦は性的奴隷」と主張した。 彼の問題提起をキッカケに国連で慰安婦議論が公論化し始めた

-なぜ慰安婦は性的奴隷なのか。

日本軍が関与した資料と被害者証言集を見て判断した。 国連では国際法違反を提起しなければ発言や呼び掛けにならない。 国際人権条約がなかった第2次世界大戦以前に国際法で最も重要視した(された?)人身売買禁止を適用した。 また「私が女性ならば、日本が戦争で勝てばという感じ(?)で(慰安婦を)になることは絶対にない(?)」と考えた。 それは強制でなくてはならず(?)、意思に反することだと考えた。 そうなると誰でも奴隷だと考えるものであり、性問題なので「性奴隷(sex slavery)」と命名した。 「自分の意志で兵士を慰安する」という慰安婦という話はおかしい(?)」

-今国際社会で日本軍慰安婦は性的奴隷という認識が確立されたのか。

確立されている人身売買禁止が国際法で規定したのではないだと主張するのは日本だけだ。日本政府が7月に国連の市民的・政治的権利委員会で日本軍慰安婦は性的奴隷でないと話したことは問題だ。 性的奴隷ではないというのは『慰安婦=売春婦』という話だ。 これは慰安婦被害者を再び侮辱することで、新しい加害だ。 被害者を見れば心が痛む」

-日本は問題がみな解決されたという立場ではないのか。

「慰安婦補償問題が1965年韓国・日本請求権協定で解決されたと言うのは話にならない。 いつかキム・ヨンシク前外相は当時の交渉過程で不法行為の問題に関する議論がなかったとし、「もし不法行為が発見されれば後ほど交渉する」という日本の久保田貫一郎代表が話した議事録を公開した。 日本は関連資料を公開していない。 実際の交渉では経済協力やお金の問題だけが話し合われた。 合わせてお金の問題は解決したが、犯罪問題は解決されなかった。 慰安婦問題は第二次世界大戦前の日本裁判所も認めた犯罪問題だ。 1965年交渉過程で犯罪問題は扱われなかった」

-慰安婦問題の他にも多くの人権問題を訴えてきたが。

「弁護士を始めてから本格的に引き受けた事件はスモン病事件だ。 スモン病は下痢止めを飲んで脚が動かなかったり目が見えなくなる症状だ。 被害者が日本にだけ1万人ほどいた。 弁護士40人余りと共に戦った。 訴訟で勝ち多くの収入を得たが、事務局長のようになりその後大きな収入はなかった。 1982年には精神病(彼は精神障害以外の精神病といった)人権問題を扱うことになったが、メディアなどが注目ぜず国連に訴えることになった」

-国際人権法はどのように研究したか。

「大きな事件に長く関わり弁護士事務室が潰れ(?)、心身共に疲れた。精神科の医師も休んだ方が良いといった。 それで1989年イギリスに留学した。 当初精神保護法を研究しようとしたが途中で国際人権法に変えた。 ロンドン大学大学院で女性で初めて国際裁判所裁判官になったロザリン・ヒギンスの下で国際人権法を勉強した。 1998年から2年間アメリカのワシントン大でも勉強した」

-精力的な人権擁護活動の源泉は何か.

うつ病だ。 小学生の頃「人はなぜ生きるのか」が分からずしばしば考えたが、人生の意味が分からずますます落込んだ。 心理学の大学院で進学したが、父の助言で法学部に変わった。 弁護士になると人権侵害被害者が来始めた。 被害者に会って『こんなに大変な人もいるのか』という考えにうつ病を忘れ、昼夜を忘れて働いた。 それで救われた

-今はどうか.

「人間は必ず死ぬ。 だから意味あることをしなくてはいけない。 ヒギンスに『慰安婦問題があるが、どう考えれば良いのか』で尋ねたところ、にこにこ笑ったよ。 『おもしろい問題にぶつかったわね』『図書館に行いきなさい』で言われた。 図書館で数多くの問題にあたり、新しい発見が続いた。 新しい事実を発見して研究することの楽しみを経験した。 慰安婦問題、韓国併合条約、安重根問題とぶつかったことは全てhappyだった。”

4時間30分間のインタビューが終わる頃、彼は明るく笑った。 本当にハッピーに見えた。インタビューが終わった後で、その日の埼玉の気温が37度だったということを私たちは知った。 すでに腕と顔が赤くなり、後で火照った。

世界日報 2014.8.30 [魚拓]

[인터뷰]“국제법상 인신매매 금지 위반… ‘위안부=성노예’ 분명”

[경술국치 104년] 국제인권법 권위자 日 도쓰카 에쓰로 (下)

관련이슈 : 세계일보 영상뉴스
일본의 국제인권법 권위자인 도쓰카 에쓰로(戶塚悅朗) 변호사는 1992년 2월 유엔 인권위원회에서 ‘일본군 위안부는 성노예’라고 처음 위안부 문제를 유엔에 제기한 인물로 유명하다. 그는 지난 20일 세계일보와 인터뷰에서도 “일본군 위안부는 강제가 되지 않으면 될 수가 없고, 의사에도 반하는 것”이라면서 “성노예가 분명하다”고 재차 확인했다. 또한 위안부 문제는 일본 내에서도 범죄행위로 규탄받은 것으로, 1965년 한·일 청구권협정으로 해결된 것이 아니라는 점도 분명히 했다.


-어떻게 위안부 문제를 유엔에 처음 제기하게 됐나.

“처음부터 위안부 문제를 위해 유엔에서 활동한 건 아니었다. 정신장애자 인권문제 해결을 위해 재판에서 패할 경우 유엔 규약인권위원회에 통보할 수 있는 ‘개인통보권’ 제도를 도입하라고 일본 정부에 요구했지만 거부당했다. 개인통보권이 도입되지 않으면 피해자를 대리한 변호사가 국제사회에 호소할 수밖에 없어 오히려 부담이 커질 것이라고 했지만, 정부는 그래도 안 된다고 했다. 어쩔 수 없이 매년 유엔으로 가 일본의 인권문제를 제기하지 않을 수 없었다. 그러다가 재일 조선인과 한국 여성들이 도와달라고 해 위안부 문제에 개입하게 됐다.”

-처음에는 머뭇거렸다고 들었는데.

“1992년 유엔에 호소하기 2년 전, 사회당 모토오카 쇼지(本岡昭次) 참의원의 의뢰로 위안부 문제를 검토한 바 있다. 하지만 변호인으로 그 문제를 풀어가는 것엔 동의할 수 없었다. 우선 피해자가 없어 사건으로 검토할 수 없었다. 또 국가를 상대로 한 소송이 될 수밖에 없는데, 당시 일본 국내법으로는 이기기 어렵다고 생각했기 때문이다. 그런데 1991년 8월14일 김학순씨가 위안부였음을 증언했고, 1992년 1월 주오(中央)대 요시미 요시아키(吉見義明) 교수가 방위청 자료관에서 일본군이 관여한 것을 보여주는 자료를 발굴해 공개했다. 변호인으로서 문제를 말하는 것이 의무였다. 마침 그해 유엔 인권위가 예정돼 있어 위안부문제를 다루기로 결정했다.”

1992년 2월, 그는 유엔 인권위원회에서 일본군 위안부는 국제법상 인신매매(트레이드) 위반이라며 ‘위안부는 성노예’라고 주장했다. 그의 문제 제기를 시작으로 유엔에서 위안부 논의가 공론화하기 시작했다.

-왜 위안부가 성노예인가.

“일본군 관여 자료와 피해자 증언집을 보며 판단했다. 유엔에선 국제법 위반 문제를 제기하지 않으면 발언이나 호소가 되지 않는다. 국제 인권조약이 없던 제2차 세계대전 이전 국제법에서 가장 중요시한 인신매매 금지를 적용했다. 또 ‘내가 여성이라면, 일본이 전쟁에서 이겼으면 하는 바람으로 (위안부를) 절대 하진 않을 것’이라고 생각했다. 그건 강제가 되지 않으면 안 되고, 의사에 반하는 것이라고 생각했다. 그렇게 되면 누구라도 노예라고 생각할 것이고, 성 문제여서 ‘성노예(sex slavery)’라고 명명했다. ‘자신의 의사로 병사를 위안한다’는 위안부라는 말은 웃기는 것이다.”


-지금 국제사회에서 일본군 위안부는 성노예라는 인식이 확립됐는가.

“확립돼 있다. 인신매매 금지가 국제법에서 규정한 게 아니다라고 주장하는 건 일본밖에 없다. 일본 정부가 지난 7월 유엔 시민적·정치적 권리위원회에서 일본군 위안부는 성노예가 아니라고 말한 것은 문제다. 성노예가 아니라는 건 ‘위안부=매춘부’라는 얘기다. 이는 위안부 피해자들을 다시 모욕하는 것으로, 새로운 가해이다. 피해자를 보면 마음이 아프다.”

-일본은 문제가 다 해결됐다는 입장 아닌가.

“위안부 보상문제가 1965년 한·일 청구권협정으로 해결됐다고 말하는 건 어불성설이다. 언젠가 김영식 전 외무장관은 당시 교섭 과정에서 불법행위 문제 논의가 없었다면서 ‘만약 불법 행위가 발견되면 나중에 교섭한다’는 일본 대표 구보타 간이치로(久保田貫一郞)가 말한 의사록을 공개했다. 일본은 관련 자료를 공개하지 않고 있다. 실제 교섭에서는 경제협력이나 돈 문제만 얘기했다. 아울러 돈 문제는 해결했지만 범죄 문제는 해결되지 않았다. 위안부 문제는 2차 세계대전 전 일본 재판소도 인정한 범죄 문제이다. 1965년 교섭 과정에서 범죄 문제는 다뤄지지 않았다.”

-위안부 문제 외에도 많은 인권문제를 호소해왔는데.

“변호사 개업 이후 본격적으로 맡은 사건은 스몬병(SMON) 사건이다. 스몬병은 설사약을 먹어 다리가 움직이지 않거나 눈이 보이지 않는 증상이다. 피해자가 일본에만 1만명 정도 있었다. 변호사 40여명과 함께 싸웠다. 소송에서 이겨 많은 수입이 들어왔지만, 사무국장처럼 돼 그후 큰 수입은 없었다. 1982년에는 정신병(그는 정신장애가 아닌 정신병이라고 했다) 인권문제를 다루게 됐는데, 미디어 등이 주목하지 않아 유엔에 호소하게 됐다.”


-국제인권법은 어떻게 연구했나.

“대형 사건에 계속 연루되면서 변호사 사무실이 파탄났고 몸과 마음도 지쳤다. 정신과 의사들도 쉬는 것이 좋다고 했다. 그래서 1989년 영국으로 공부하러 갔다. 당초 정신보호법을 연구하려 했지만 중간에 국제인권법으로 바꿨다. 런던대학대학원에서 여성으로 처음으로 국제재판소 재판관이 된 로절린 히긴스에게 국제인권법을 공부했다. 1998년부터 2년간 미국 워싱턴대에서도 공부했다.” 

-정력적인 인권 옹호 활동의 원천은 무엇인가.

“울병(우울증의 일종)이다. 초등학생 시절 ‘인간은 왜 사는가’를 알지 못해 자주 생각했지만, 인생의 의미를 알지 못해 점점 침울해졌다. 심리학 대학원으로 진학했다가 아버지 조언으로 법학부로 옮겼다. 변호사가 되니 인권침해 피해자가 오기 시작했다. 그런데 피해자들을 만나면서 ‘이렇게 힘든 사람도 있는가’라는 생각에 울병을 잊고, 밤낮으로 일했다. 그래서 구원을 받았다.” 

-지금은 어떤가. 

“인간은 반드시 죽지 않는가. 그래서 의미 있는 일을 하지 않으면 안 된다. 히긴스에게 ‘위안부 문제가 있는데, 어떻게 생각하면 좋겠느냐’고 물었더니 싱글벙글 웃더라. ‘재미있는 문제와 부딪쳤다’며 ‘도서관에 가라’고 말해주더라. 도서관에서 수많은 문제에 부딪히고 새로운 발견이 이어졌다. 새로운 사실을 발견하고 연구하는 것이 즐거움이라는 것을 체험했다. 위안부 문제, 한국병합 조약, 안중근 문제와 부딪친 것은 모두 해피(happy)였다.”

4시간30분간의 인터뷰가 끝날 즈음 그는 환하게 웃었다. 정말 ‘해피’해 보였다. 인터뷰가 끝난 뒤에야 그날 사이타마 기온이 37도라는 걸 우린 알았다. 이미 팔과 얼굴 등이 벌겋게 달아오른 뒤 화끈거렸다.

2014/10/05

[報道] 安倍首相、改めて河野談話継承を明言、誤解を広めたとも

談話・河野発言・誤報が重なっての問題
談話撤回だけでは解決しない

手段の目的化はしないということだろう。安倍首相とっては、日本政府が慰安婦とする目的で数万の女性を拉致したといった類のプロパガンダを封じるのが目的のはず。河野談話がそのプロパガンダに正当性を与えているから談話の撤回だったわけで、河野談話死守派が談話には強制連行とは書かれていない(よって見直しの要なし)などと卑怯な振る舞いを見せ始めた現在、河野談話を撤回する意味は半減している。手段を目的化した敵と戦うことによる不要な損耗を避ける為、日本政府は当面河野談話は見直さないだろう。

なお、安倍首相は先輩である河野洋平の談話発表当時の発言が国際的な誤解の一因と指摘したようである。

慰安婦問題、談話発表後の記者会見に問題…首相

安倍首相は3日の衆院予算委員会の答弁で、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話について「継承する」と改めて強調した。


首相は、「談話プラス長官の記者会見での発言により、強制連行のイメージが世界に流布された」と述べ、談話自体は慰安婦の強制連行を認めたものでなかったにもかかわらず、発表後に河野長官が記者会見で認めたことが、強制連行が行われたとの印象を与えてしまったとの考えを示した。

また、慰安婦に関する朝日新聞の報道が国際社会に与えた影響については「日本が国ぐるみで性奴隷にしたといういわれなき中傷が世界で行われている。(強制連行したとする吉田清治氏の虚偽証言を巡る)誤報でそういう状況が生み出されたのも事実だ」との認識を示し、「戦略的な対外発信の強化が必要だ」と語った。

読売 2014.10.4

首相は「新談話」についても、考えていないと。「外交上の配慮があるものとみられる」とクラッシャー朝日新聞が論評する皮肉。

河野談話に代わる新談話「現在考えていない」 首相答弁

安倍晋三首相は1日、衆院での代表質問への答弁で、慰安婦問題をめぐり謝罪と反省を表明した河野洋平官房長官談話について「安倍内閣で見直すことは現在考えておらず、河野談話に関して新たな談話を発表することも現在考えていない」と述べた。次世代の党の平沼赳夫党首の質問に答えた。

首相は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、日韓首脳会談の可能性を模索している。米国も良好な日韓関係の必要性を重視しており、新談話を出さない判断の背景には、外交上の配慮があるものとみられる。

自民党は8月、戦後70年となる2015年に、河野談話に代わる新しい官房長官談話を出すよう菅義偉官房長官に要望。「不当に貶(おとし)められた先人の名誉を回復し、現在及び未来に生きる日本人の誇りを守ることが必要だ」と主張していた。

首相は戦後70年に向けた首相談話については「未来志向のアジアに向けた談話を出したい」と語っている。

朝日 2014.10.1

オランダ外相、河野談話見直しを牽制(朝日)


オランダ外相が自分から言い出したのか。日本人記者の誰かがわざわざこの問題を持ち出したのか。だとしたらあまりいい感じはしない。よく読むと、外相発言は現インドネシアでの事件を念頭に置いたものだったらしい。「河野談話について、見直しを求める日本国内での動きを牽制した(朝日)」と言うが、見直し論には、撤回だけではなく河野談話の明確化(橋下大阪市長)もある。梅原季哉記者には、その点を外相に質問してもらいたかった。

外相は「両国が高官級で接触する際には、(この問題は)常に提起される」と釘を刺しているが、インドネシアとの関係でも、オランダ軍による住民虐殺について毎回提起される覚悟はあるのだろうか?少なくとも、韓国を除けばアジア諸国は日本に対しこんな事は言わないし、日本も他国にこのような事は言わない。外相は、江戸時代オランダ人が幕府から「慰安婦」の提供を受けていたことを知っているのだろうか?

オランダ外相「河野談話の継承、日本の意向支持する」

 オランダのティマーマンス外相は3日、第2次世界大戦中に日本軍が占領した旧オランダ領東インド(現インドネシア)での慰安婦問題は、「強制売春そのものであることには何の疑いもない、というのが我々の立場だ」と発言し、慰安婦問題を巡る謝罪と反省を表明した河野談話について、見直しを求める日本国内での動きを牽制(けんせい)した。

 ハーグの同国外務省で、日本メディアを対象にした記者会見で発言した。

 ティマーマンス氏は、「河野談話は、この問題に関する両国間の対話の良い前提となってきた。我々は、日本政府が河野談話を継承する意向であることを完全に支持する」と表明。

 1994年1月に、オランダ政府が公文書館で調査した結果をふまえて当時の外相が出した強制性についての報告書を根拠に「自発的な売春行為などではない」と断言した。「実際に経験したオランダ国民やその子孫にとっては、今なお痛みを伴うことであり、両国が高官級で接触する際には、常に提起されるということを理解してもらいたい」とも語り、終わった過去の歴史ではないことを強調した。

 ティマーマンス外相は、この夏ウクライナ東部でマレーシア機撃墜事件が起きた後、対ロシア非難の国際世論形成など、多国間外交の手腕で注目を浴びた。欧州連合(EU)で11月に発足する次の欧州委員会(内閣に相当)で、新設の第一副委員長ポストに就くことが決まっている。記者会見は、ウィレム・アレキサンダー国王が今月末に国賓として訪日する機会を前に、オランダ外務省が招いた日本の活字メディアを対象として開かれた。

朝日 2014.10.4

朝鮮日報、一転して吉田証言ロンダリング


あちこちで吉田証言ロンダリングが始まっている。朝鮮日報も、「『吉田証言』が虚構であることは、河野談話が発表されるよりも前に、韓国で暴露されていた」などと今さら力説してみせるのだが、二年前、「日本政府の関係者は、この(吉田清治の)本をしっかり読んでもらいたい」と説教していたのは誰あろう朝鮮日報である(崔さんに指摘してもらうまで自分も忘れてた)。

(強制動員を認めた)河野談話を発表することになったのは、旧日本軍が慰安所の設置や慰安婦の動員に直接・間接的に関与していたことを証明する公書が見つかったからで、日本政府は慰安婦問題をこれ以上否定することはできなくなった・・・。つまりこう。チャ氏(仮名)は、痴漢をしたことを否認していたが、被害者と知り合いであることが明らかになったので、痴漢の事実を認めざるを得なくなった・・・。そんな理屈で有罪にされたらたまらない。

「国連は旧日本軍の慰安婦強制動員を取り上げた96年の報告書で吉田氏の証言に言及したが、同証言について『信ぴょう性をめぐって論争がある』という点も指摘している」・・・で、朝鮮日報が吉田証言の信憑性について疑問を呈したことは、これまでにあったのか?

慰安婦:吉田証言の「作り話」、25年前に韓国で暴露済み

済州島の住民の証言で「本を売るための作り話」が明らかに
河野談話の根拠にはならず

日本の与党・自民党や閣僚たちは、朝日新聞が1982年9月に掲載した吉田清治氏(故人)へのインタビュー記事を取り消したことで、「河野談話」の根拠が崩れたと主張している。吉田氏は自らの体験を基にしたとして、1977年に『朝鮮人慰安婦と日本人』、83年に『私の戦争犯罪』という本を出版した。

だが日本政府は、慰安婦の強制動員を認め謝罪した河野談話(1993年8月)を作成する過程で、吉田氏の証言は参考にしなかったという。

同年8月、元慰安婦の金学順(キム・ハクスン)さん(故人)が初めて公の場で証言したのを皮切りに、韓国はもとより東南アジアでも被害者の証言が相次いだ。

「吉田証言」が虚構であることは、河野談話が発表されるよりも前に、韓国で暴露されていた。済州島の地元新聞は89年、吉田氏が本の中で「女性たちを(慰安婦として)狩り出した」と言及した地域の住民の証言を基に「吉田氏が金もうけのため、でたらめな内容の手記を出版した」と批判した。

日本の政治家たちは、国連や米国で慰安婦問題が提起されたことについても、朝日新聞の吉田氏へのインタビューのせいだという主張を繰り広げている。国連は旧日本軍の慰安婦強制動員を取り上げた96年の報告書で吉田氏の証言に言及したが、同証言について「信ぴょう性をめぐって論争がある」という点も指摘している

東京=車学峰(チャ・ハクポン)特派員