...今回の災難は、ある日本人は言っていた通り、地震、津波、原発事故が重なった「三重の災難」だ。数百年に一度の災難といってよいだろう。そして、その災難はまだ始まった
ばかりだ。今日本の太平洋沿岸には、家族と故郷をすべて失い、目の前の現実に震える人が数十万人もいる。さらに大きな地震が来ないか、原発が爆発したりしないかという恐怖に震える人は数百万人、数千万人いる。
日本政府は30日、予定通りに中学校の歴史、地理、公民の教科書の検定結果を発表する。独島(日本名・竹島)は日本領だという内容が強化される見通しだ。せっかくの韓日友好ムードに冷や水を浴びせるのは明らかだ。しかし、それによって、死の恐怖に苦しむ日本の平凡な人々に対する温かい心まで捨ててはならない。ソウルの日本大使館前で募金活動を続けている従軍慰安婦のおばあさんの心こそ、国の品格を高めるという事実を忘れてほしくない。