2010年5月13日の参議院院内集会(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動2010と、戦時性暴力問題連絡協議会の共催)から
我孫子市議会議員の岩井康さん(共産党)からは意見書が可決された状況を説明され、またそれに対し右翼からの報告があることも報告がありました。
「実は我孫子市議会は18年前の3月議会で一度「従軍慰安婦などの戦後補償を求める決議」が可決されています。しかし実際にはこの間、日の丸の問題など議会内でも様々な右翼的な動きもあり、そんな中で「慰安婦」意見書を求める請願が出されたわけです。実際に議会で論議が始まると、賛成反対いろいろと論議が交わされました。「ビジネス的な『慰安所』とも聞いている」「強制連行があったとは聞いていない」などと言う議員もいました。」
「反対討論では「当時は娼婦・売春・女衒は国が認めていた」「強制連行はなかった」「『慰安婦』問題はすでに解決積み」などとの意見が出されましたが、賛成意見で共産党の市議会議員が一つ一つ論破しました。特に我孫子市民の中に生き証人がいて、その人がトラック島の中での『慰安所』が軍によって運営され、自分も管理の一部を任されていたのだと証言していること紹介し、反対意見を論破しました。」
JCA 2010.5