日本政府はやる気満々
挺対協に○○タマを握られている韓国政府が、テレビで一旦は(挺対協の顔色をうかがい)蹴ったはずの日本案の受け入れを事実上表明か。そして、これに挺対協がなんの反応も見せていない。以前だったら、大騒ぎしたはずだが・・・。韓国メディアでも最近は妥協ムードが目につく。日本では問題解決の障害と名指しされるようになった挺対協。空気が読めるユン・ミヒャンは、ここは自重する他ないと判断したのではないか。
さてこうなると、日韓両政府は手打ちに動くだろう。既に今月、安倍首相の親書を持ってパク大統領と面会した二階総務局長が「日本の言い分はあるが理屈を並べるだけで問題解決しないのはおかしい」と述べている。河野談話の時の二の舞を心配する声も多いが、今度は国際社会注視の下である。手打ちのタイミングだと両政府は見ているのではないか。もっとも個人的には、こうしたゴネ得を許すべきではないと思っている。文句を言わずに死んで行った大多数の慰安婦が可愛そうだ。
「韓国政府は挺対協に遠慮していた」
野田内閣の首相補佐官長島昭久
下世話な話だが、勝ち負けを考えてみた。最大かつ唯一の勝利者はハルモニ(韓国人慰安婦)。最大の敗者は挺対協=面目丸潰れ。日本国は、どちらかと言えば負け組か。しかし、政府は少々の泥は被るつもりだろう。これまでも日本はそうして来たのだし。
ハルモニ | ◎ | 最大の受益者。政治的妥協も、本人たちには知らされない |
韓国政府 | △ | 妥協を拒んでいたのは圧力団体 |
日本政府 | ×△ | 二重取り許す。国際的には屈服のイメージ? |
挺対協 | × | 20年来の法的解決要求を放棄 |
野田政権の解決案「念頭に」 慰安婦問題で韓国外相、当時は「拒否」
韓国の尹炳世外相は25日、ニュース専門局YTNに出演し、慰安婦問題で野田佳彦政権(当時)が2012年春に李明博政権(同)に打診し、韓国が拒否した解決案を「念頭に置きながら」打開を図りたいと述べた。
当時の案は、野田首相が李大統領に、日本の駐韓大使が元慰安婦女性に、それぞれおわびを表明し、日本政府の公金を元女性らに何らかの名目で支払うとの内容だったとされる。
元慰安婦の支援団体が日本に要求する、法的責任を認め謝罪、賠償するとの内容を含んでいないため韓国外交当局が韓国世論を説得できないと判断し拒否したと日本政府は分析している。
韓国では最近、外交当局者らが尹氏と同様の言及をしている。もう一度提案があれば検討すると誘いをかけているのではないか、との観測も出ている。