ワシントン挺対委やKAFCなど在米同胞のグループと連合し、アメリカの火の手を煽る挺対協。アメリカツアー中のキム・ボクトンと挺対協のユン・ミヒャン代表はこの日、ワシントンの日本大使館前で抗議集会(水曜デモ)。「リメンバー・パールハーバー」など意味不明なプラカードも出現。実はこの頃、フランスのパリでも別働隊(?)がデモ。国内での立場が微妙になって来た挺対協としては、海外に活路を見い出したいところだろう。韓国メディアによれば、アメリカでのデモにはフィリピン系の団体も動員されているという話である。
パリでも
韓国系団体が米国の日本大使館前で反日抗議デモ 挺対協など慰安婦像を模した人形置く
日本政府に慰安婦問題で謝罪や賠償を要求している「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」や「ワシントン挺身隊対策委員会」などが1日、米首都ワシントンの日本大使館前で日本政府への抗議集会「水曜デモ」を行った。
水曜デモはソウルの日本大使館前で毎週実施されている反日行動。ワシントンの大使館前にはソウルの慰安婦像を模した小さな人形が置かれ、約50人が集まった。大使館に向かって「正義を!」と声を上げ、子供たちが韓国の民族衣装で行進。「真珠湾を忘れるな」という慰安婦問題と直接関係のないプラカードを掲げる人物もいた。
韓国、日本、中国を中心とした報道陣を前に、韓国人元慰安婦の金(キム)福(ボク)童(トン)さん(89)は「安倍政権は(慰安婦募集が)民間によるものと言って公式な謝罪をしていない」と主張。挺対協の尹(ユン)美(ミ)香(ヒャン)常任代表は「日本政府はなお自らの犯罪を覆い隠そうとしている」と述べた。
この後、集会の代表者が天皇、皇后両陛下に宛てて、安倍晋三首相が謝罪するよう「支援」を求める文書を日本大使館員に手渡した。大使館は「本国に伝達する」としている。
産経 2015.7.2
ワシントンの日本大使館前 (2015.7.1)
韓国系団体が、ソウル恒例の「慰安婦水曜デモ」を米に拡大 ロスやNYなど主要都市で計画
米国の韓国系反日団体などが、韓国・ソウルの日本大使館前で毎週行われている慰安婦問題に関する日本政府への抗議集会「水曜デモ」を模倣した活動を米国内で計画していることが分かった。6月の日韓外相会談を経て両国間の対話ムードが模索される中、米国では韓国系による反日行動がなお続きそうだ。
活動を計画しているのは「カリフォルニア州韓国系米国人フォーラム」で、すでに6月24日、在ロサンゼルス日本総領事館前で「過去の謝罪と責任の明確化」を求める水曜デモを行った。今後、9月上旬にかけて米主要都市の日本総領事館前などで順次水曜デモを実施するとしている。具体的な日時や場所は非公表だが、デンバー、シカゴ、ニューヨークでの開催も指摘されている。
また、慰安婦問題で日本政府の謝罪や賠償を求める「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の尹美香(ユン・ミヒャン)常任代表らの訪米に合わせ、「ワシントン挺身隊対策委員会」などが1日に首都ワシントンの日本大使館前で水曜デモを行う。韓国から元慰安婦女性も参加し、ソウルでの水曜デモの開催回数である「第1185回」を提示し、活動をアピールする計画だ。