2016/03/21

昨年中の解決要請した挺対協、解決に不満を言いに再び国務省訪問

国務省前のキム・ウォノク

日米韓、三ヶ国の政府に慰安婦問題を政治決着させられてしまった挺対協は、将棋盤をひっくり返すべくアメリカで工作活動を図ったが、もうどうにもならないだろう。

2015年中の解決を国務省に訴えに来た挺対協(昨年7月)
その願い通りになったのだが・・・

国務省のスポークスマンが言うように、国務省は以前にも挺対協と話し合いを持っている。エントリーにはしなかったが、昨年の7月にも挺対協が慰安婦を連れて押し掛け、皮肉なことに、その時ユン・ミヒャンは戦後70年の節目にこの問題を解決させるよう国務省に訴えた。彼女の願い通り、2015年、すなわち戦後70年の年末に日韓合意が成り、アメリカもこれを歓迎したのである。

・・・にも関わらず、彼女らは不平を言いに来た。あの時、国務省の担当者は「アメリカ政府もこの問題が解決されるよう、韓日両国政府と対話しており、さらに努力する」と約束してくれたのである。その結果が12.28合意だったわけだが、すでにあの頃からアメリカ政府の本音は挺対協とは別の所にあったのだろう。初期からこの問題に関わっていたソ・オクチャも「国務省の空気も変化している」と警告していた。

ユン・ミヒャンは、「他の国の慰安婦被害者が無視されたという点で、根本的な解決ではない」、と第三者を巻き込む作戦で問題解決を長引かせようと試みたようである。現在、KAFCもこの手を使っているが、アメリカ政府は同調しないだろう。

米国務省の관리、慰安婦ハルモニと面談

アメリカを訪れた慰安婦被害者キル・ウォンオクお婆さん(89)とユン・ミヒャン韓国挺身隊問題対策協議会共同代表は18日、国務省を訪れ、日本政府の公式かつ明確な犯罪認定と謝罪がなされるようにアメリカの役割と支援を要請した。

ユン代表はこの日、国務省の国際女性問題担当大使(キャサリン・ラッセル)室の関係者と東アジア太平洋局の韓国と日本担当の職員に会った後フェイスブックに上げた文章で「韓日日本軍『慰安婦』合意についての問題点を説明し、アメリカ政府に日本軍『慰安婦』問題解決に関連して被害者の人権回復観点で努力することを要請した」と明らかにした。

この席で国務省の関係者たちは、被害者が今回の合意についてどのような考えを持っているのか、被害者が一人でも生き残っている間に問題を解決しなければならないという観点から、今回の合意をどう見るか尋ねるなどしたとユン代表は伝えた。

ユン代表は被害者が日本の右翼から受けている妄言と攻撃的言動日本政府の公的な強制性排除と責任回避などについて説明した。 また、被害者が生きている間にこのような暴力的なことが中断されるべきで、このために日本政府の公式で明確な犯罪認定と謝罪が重要だという点を強調したという。

ユン代表は今回の合意では韓国を除いたアジアの他の国慰安婦被害者が無視されたという点で根本的な解決ではないという点も指摘した。 キル・ハルモニとユン代表はこの日面談でこのような内容を次の書簡をオバマ アメリカ大統領今後伝達した。

京郷新聞の問い合わせに、国務省東アジア太平洋局のアナリッチ・アレン(?)スポークスマンは「3月18日に国務省の実務級の役人たちがキル・ウォンオクお婆さんに会い、彼女の経験について話した」とし「国務省は過去にも同様の面談を定期的に持った」と明らかにした

キル・ハルモニ一行は8日、アメリカを訪れパン・ギムン国連事務総長と面談、ワシントンの駐米日本大使館の前での水曜集会などの日程をこなし19日に帰国した。

京郷新聞 2016.3.20 [2]


미 국무부 관리, 위안부 할머니 면담

미국을 방문한 위안부 피해자 길원옥 할머니(89)와 윤미향 한국정신대문제대책협의회 공동대표는 18일 국무부를 방문해 일본 정부의 공식적이고 명확한 범죄 인정과 사죄가 이뤄질 수 있도록 미국의 역할과 지원을 요청했다.

윤 대표는 이날 국무부 글로벌여성문제 대사(캐서린 러셀)실의 관계자와 동아시아태평양국의 한국 및 일본 담당 직원들을 만난 뒤 페이스북에 올린 글에서 “한·일 일본군 ‘위안부’ 합의에 대한 문제점을 설명하고 미국정부에게 일본군 ‘위안부’ 문제 해결과 관련해 피해자들의 인권회복 관점에서 노력해줄 것을 요청했다”고 밝혔다.

이 자리에서 국무부 관계자들은 피해자들이 이번 합의에 대해 어떤 생각을 갖고 있는지, 피해자들이 한 분이라도 살아있을 때 문제를 해결해야 한다는 측면에서 이번 합의를 어떻게 바라보는지 질문을 하기도 했다고 윤 대표는 전했다.

윤 대표는 피해자들이 일본 우익들에게 받고있는 망언과 공격적인 언동, 일본 정부의 공식적인 강제성 부인과 책임 회피 등에 대해 설명했다. 또 피해자들이 살아있을 때 이러한 폭력적인 일이 중단되어야 하며 이를 위해 일본 정부의 공식적이고 명확한 범죄 인정과 사죄가 중요하다는 점을 강조했다고 한다.

윤 대표는 이번 합의에서는 한국을 제외한 아시아의 다른 나라 위안부 피해자들이 무시됐다는 점에서 근본적인 해결이 아니라는 점도 지적했다. 길 할머니와 윤 대표는 이날 면담에서 이러한 내용을 다음 서한을 버락 오바마 미국 대통령 앞으로 전달했다.

국무부 동아태국의 애나 리치-앨런 대변인은 경향신문의 문의에 “3월 18일에 국무부의 실무급 관리들이 길원옥 할머니를 만나 그의 경험들에 대해 논의했다”면서 “국무부는 과거에도 그런 면담을 정기적으로 갖고는 했다”고 밝혔다


길 할머니 일행은 지난 8일 미국을 방문해 반기문 유엔 사무총장 면담, 워싱턴의 주미일본대사관 앞에서 수요집회 등의 일정을 갖고 19일 귀국했다.