「強制連行」という言葉は、慰安婦問題を混乱させると同時に、しばしば「強制募集(forced recruitment)」と英訳されることで、国際社会で誤解される原因になっている。混乱はまだしも、国際社会の誤解を招くというのは日本の汚名を晴らしたいと考える産経新聞としては不本意だと思うのだが、なぜか産経は意地になったようにこの言葉を使い続けている。「誤解を正すための粘り強い外交努力を安倍政権に期待」したところで、安倍政権支持のはずの産経がこれではぶち壊しではないだろうか?
日本は(女衒による)強制リクルートまで否定しているわけではない。しかしそう誤解されているのは、内外の反日勢力によるプロパガンダのせいでもあるのだが、空気を読まずに「強制連行(forced recruitment)はなかったと繰り返すことにより彼らを助けてはいないか、もう一度よく考えて欲しい。
「強制連行」は戦時中、朝鮮半島から日本本土に渡ってきた朝鮮人労働者を指すとみられるが、この表現も間違いだ。・・・以前の教科書で「強制連行」されたと書かれていた朝鮮人労働者のほとんどは、自分の意思で職を求めて朝鮮半島から日本本土に渡ってきた人たちとその家族である。例外として、徴用された人たちもいるが、それは国民徴用令という法律に基づくもので、「強制連行」ではない。
・・・もとはといえば、教科書で慰安婦「強制連行」説が独り歩きしたのは、朝日の長年にわたる誤報が主たる原因である。朝日が真に誤報を反省しているというのなら、もっと歴史的事実に対して謙虚に向き合うべきではないか。慰安婦「強制連行」説は今や、米国の教科書にも記述されるようになった。・・・歴史戦の舞台は米国にも移りつつある。誤解を正すための粘り強い外交努力を安倍政権に期待したい。
驚愕の朝日新聞・慰安婦社説 「重く受け止めて」ないじゃないか!
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