維新政党新風の鈴木信行の仕業らしいのだが、「杭テロ」事件に続き、彼が訴えられるのは二度目。朝鮮日報は「兵士を相手にする売春女性を意味する隠語」と言うが、これは日本語ではない。なんのことはない、韓国軍が自分たちの慰安婦を第5種補給品と呼んでいたのである。そういえば、イ・ヨンフン教授もかつて米軍慰安婦とハルモニ(日本軍性奴隷)を一緒にしたという理由でバッシングされていたが、国民的アイドルと「(ドルを稼ぐ)愛国者」を一緒にすることは果たして名誉毀損なのか(厳密に言うと、基地村売春婦と韓国軍慰安婦は異なる)。鈴木の意図は侮辱なのだろうが。
「杭テロ」犯の鈴木に対し、KBSは「法曹界では結局、日本の司法当局が送達報告書を送らないなど鈴木を保護していると見ている。国会関係者は『日本の右傾化がひどくなって、日本当局が犯罪人引き渡しを拒否していると見られる・・・』と主張した」と報じている。
「元慰安婦」侮辱する模型送付、日本の活動家を告訴
日本軍の慰安婦だったと主張する女性が共同生活を送る施設に、慰安婦を侮辱する模型を送りつけたなどとして、日本の政治活動家の男性が韓国で刑事告訴されました。
模型が届いた韓国の「ナヌムの家」に暮らす元慰安婦とされる女性10人は、21日午後、ソウル中央地検に告訴状を提出しました。告訴状によりますと、模型は今月19日、郵便でこの施設に送られ、「売春する女性」を意味する「第5種補給品」と記された少女の像などが入っていたということです。
差出人には、東京の政治団体代表を務める日本人男性の名前が書かれていて、女性達はこの男性を名誉棄損などの疑いで刑事告訴しました。男性は、3年前にも韓国にある日本大使館前の慰安婦像に「竹島は日本固有の領土」と書かれた杭を縛りつけるなどして名誉毀損の罪で起訴されています。
日本の極右政治運動家、慰安婦を侮辱する国際小包
軍人相手の売春婦を指す「第5種補給品」と表示
「竹島は日本の領土」と書いたくいの模型も同梱
2012年、在韓日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像に、政治的な主張を書いたくいを縛り付けた日本の極右政治運動家・鈴木信行氏(49)が、元慰安婦たちが共同生活を送る「ナヌムの家」(京畿道広州市)に、元慰安婦たちを冒とくする少女像の模型や、「竹島(独島)は日本の領土」と主張するくいの模型を送り付けた。
ナヌムの家によると、19日午後4時ごろ、差出人欄に「維新政党・新風 鈴木信行」と記載された小包が国際スピード郵便(EMS)で届いたという。小包を開けると、日本語と英語で「ねつ造禁止」と書かれた紙箱の中に「第5種補給品」という表示とともに、歪んだ表情で膝から下がない高さ12センチほどの少女像の模型が入っていた。「第5種補給品」とは、軍人を相手にする売春婦たちを指す隠語だ。
また日本語で「竹島は日本固有の領土」と書かれた長さ9センチほどのくいの模型とともに、鈴木氏が12年6月、在韓日本大使館前の少女像にくいを縛り付けたところを撮影した写真も入っていた。
ナヌムの家の安信権(アン・シングォン)所長は「鈴木氏のブログを見たところ、今月16日に『韓国の慰安婦博物館に関連物品を贈呈した』という内容があった。元慰安婦たちを冒とくする行為と判断し、警察に捜査を依頼した」と述べた。
鈴木氏は12年、在韓日本大使館前の少女像に「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいを縛りつけ、元慰安婦の女性たちの名誉を傷つけたとして起訴された。韓国の裁判所が昨年、鈴木氏に対する逮捕状を発行したが、鈴木氏が日本にいるため、司法手続きは進んでいない。
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