訪韓した推進派の韓国系議員(右)
バーナビーの件は一旦保留となった。産経も書いているように、日系人の”一部”は韓国系に話し合いを持ちかけている。自分の従兄弟も二世だが、アジア系はアジア系で仲良く暮らしているというのがなかなか日本では理解されない。アメリカに反日を持ち込んでいるのは、韓中国系の新移民であり(例外はある)、現地化した中国系と日系人は東京で暮らす福島と山口出身者みたいな関係だったりする。古参の日系人が話し合いたいというのは、ジャパン・ディスカウントについて実感が乏しいせいもあるだろう。推進派だって悪意はないのかもしれない。KACEのようなあからさまな反日団体もいれば、人道問題だと本気で信じている推進派もいるはずである(日本の地方議会にも一杯いた)。
話合いを望む日系人グループも
「とにかく話がしたいです。韓国側が応じてくれるか分りませんが」
ちょっと甘いのでは?と思うが
ちょっと甘いのでは?と思うが
話し合いを望むという(一部の)日系人を非難は出来ない(あまり賛成ではないが)。向こうが人権問題だと言い張るなら、こちらから提案してみるのもいい。・・・洋公主の像を建てるのはどうかと。像の設置は朝鮮戦争戦没者記念像のそばを予定しているのだから、こちらの方が相応しいはず。これで相手の”正体”が分る。推進派の再チャレンジに釘を刺す意味もある。バーナビーの騒動はまだ決着したわけではない。
※ 現地の日(本)系人の考えは大まかに三つに分かれているという印象である。幸い、グレンデールの時のように対立には至っていない。関係者に敬意を表したい。J-CASTによるまとめ:韓国、カナダで初の慰安婦像目指す 現地日系人が反発、1万人署名集めて市長に抗議へ
カナダ西部のブリティッシュコロンビア州バーナビー市に、韓国の姉妹都市や現地の韓国系住民らが慰安婦像の設置を提案していた問題で、同市のコーリガン市長が像設置の判断を当面保留する決断をしたことが分かった。地元日系住民らの反対が奏功した形だ。
コーリガン市長は15日に発表した声明で、「(韓国側からの)提案を検討する初期段階で、情報収集したり、住民らの意見を聞いたりした結果、地元の日系カナダ人社会などにおいて懸念が生じる可能性があることに気づいた」とし、現状のままでは設置計画を進めないことを表明した。今後については、「日系と韓国系の双方が納得する提案がなされれば、そのとき検討する」と含みを持たせた。
韓国側からの提案が表面化して以降、日系住民側は直筆の反対署名を少なくとも500人分以上集め、市に提出。このほか、インターネットで1万3千人分以上の反対署名が集まった。市や公園管理当局に現地の日系人らが反対理由を直接説明したほか、米国の日系人らも反対の手紙を送るなどしていた。
韓国側の提案は、バンクーバー市との境にある森林公園「セントラルパーク」内にある朝鮮戦争戦没者記念像の近くに慰安婦像を設置するもの。2月には除幕式を行い姉妹都市の華城市の市長も参加する計画だったとされる。碑文に「韓国の女性が日本軍に強制連行され、性奴隷にされた」などと記されることも提案されていたという。保留になったことで韓国側の働きかけが強まる可能性もある。
一方、声明には「最近、日系社会と韓国系社会が和解と協力を促進するための対話への意思を示している」とし、双方が納得する提案があれば、改めて検討するとしている。ただ実際にそうした動きは見られないため、「懐柔策」との疑念を持つ日系住民もいる。
カナダで慰安婦像設置の動きが浮上したのはバーナビー市が初めて。自民党の「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」でも取り上げられた。