2015/04/12

渡嘉敷島の慰安婦碑 「ほうせんかの会」の今

アリランの碑(渡嘉敷島)

一般に知られているのは宮古島の慰安婦の碑の方だが、渡嘉敷にも1997年に建てられた碑がある。渡嘉敷といえば、キム・ハクスン(金学順)以前にその存在が知られていた朝鮮人元慰安婦ペ・ポンギがいた所である。彼女に関しては、左派系の人々にその実像を歪められているのが残念だが、正直な証言者であった。「ほうせんかの会」なる団体は知らなかった。「国連の人権機関などに情報提供を続けている(!)」渡辺美奈が講演するという。

旧日本軍による慰安婦について国際社会がどのような目を向けているかを学ぼうと、つくば市の市民団体 「ほうせんかの会」(江口昌子代表)が11日午後1時30分から、つくば市吾妻のつくばサイエンスインフォメーションセンターで講演会を開く。

資料館「女たちの戦争と平和資料館」(東京都新宿区)事務局長の渡辺美奈さんが講演する。渡辺さんは国連の人権機関などに情報提供を続けている。

ほうせんかの会は1997年、慰安所があった沖縄・渡嘉敷島に慰安婦を慰霊するモニュメントを建立したのをきっかけに発足。以来ほぼ毎年、講演会を開いている。

常陽新聞 2015.4.10 [2]