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2012/07/07

図書館協会推奨の「水曜デモ」本、日本メディア今さら気づく



日本が朝鮮人女性を強制連行し性奴隷(慰安婦)にしたとする本が、日本図書館協会により選定図書に指定されていたことが分かった・・・などと今さら言われても。

これは、韓国メディアがご丁寧にも日本語版で一年近く前に報じてくれていた話だし、選定図書に指定されたことを挺対協(本の著者は挺対協の幹部)に「日本の青少年たちが慰安婦問題の真実を知ることができるよう、その背景を作って」くれたと褒められたことも、これまた韓国メディアが日本語で報じてくれていたのに・・・。

ローカルな話では、釧路の市民団体がこの本を地元の全中学に寄贈していたし(ちなみに本の売上は、先日完成したソウルの慰安婦博物館の建設費用に当てられた)、挺対協が、この本が日本で代替教科書の役割を担ってくれることを期待していることも、日本語ではないものの、既に報じられていた

ただ、産経の記事もどうだろう。自分も読んでみたが、強制連行については、上手くはぐらかされていたという印象があるのだが・・・(その点で、彼女らには抜かりはないはず)。それはともかく、「韓国では反日的な意見もあるということを知ってもらうために選定した」というのは、ちょっと苦しい。だったら、嫌韓本も選定図書に選ばれることもあり得るのだろうか。当の著者側は、日本の青少年たちが真実を知ることができるよう下地を作ってくれたと感謝しているのだが?

「日本が強制連行、殺害」断定の韓国慰安婦本 図書館協会が推奨

日本による朝鮮半島統治時代の慰安婦について、日本が国家レベルで強制連行し、性奴隷にしたと断定する韓国人の著書の翻訳版を、文部科学省所管の社団法人「日本図書館協会」(東京)が、全国の図書館に推奨する選定図書に指定していたことが6日、分かった。慰安婦について「強制連行を示す資料はない」とする日本政府の見解に反する内容が一方的に書かれており、識者からは「公的機関が推奨する本ではない」との批判が出ている。

本は「20年間の水曜日」(東方出版)。著者は、毎週水曜日に元慰安婦女性らとソウル市内の日本大使館前でデモ活動を続けている韓国人市民活動家の尹(ユン)美(ミ)香(ヒャン)氏で、昨年8月に日本語訳版が出版された。

内容は、当時の慰安婦について「日本軍の性奴隷制度」の被害者とし、「拉致」「連行」といった表現を使って国家レベルの強制だったと断定。終戦直後には、日本軍が罪を隠(いん)蔽(ぺい)するため、多くの慰安婦を殺害したとの記述もあったが、根拠は元慰安婦女性の証言だけで、裏付ける資料的証拠は何も示されていない。

慰安婦をめぐっては、平成5年8月、河野洋平官房長官が官憲による慰安婦募集の強制性を認める「河野談話」を発表したが、その後、元慰安婦女性からの聞き取りだけを根拠に作成されたことが判明。政府は19年3月に「強制連行を示す資料はない」とする答弁書を閣議決定。現在、文科省の教科書検定でも軍や官憲による強制があったとする記述は認められていない。

ところが、日本図書館協会は昨年9月、選定図書に指定した。同協会は「韓国では反日的な意見もあるということを知ってもらうために選定した。誤解を招く部分もあるが、前例がないので選定図書を取り消すつもりはない」としている。

慰安婦問題に詳しい東京基督教大の西岡力教授は 「元慰安婦女性の証言などには真実の裏付けがないことが日韓の研究者や日本政府の調査でほぼ判明しているが、それらを無視した非常に偏向的な内容で、公的機関が推奨するのは極めて不適切だ」と指摘した。

産経 2012.7.7

2012/04/07

釧路の市民団体、地元の全中学に「水曜デモ」の本を寄贈



一旦、出張から帰宅。留守の間も慰安婦関連のニュースは尽きなかったようで・・・。

韓国最大(最強?)の反日団体とも言われる慰安婦支援団体、挺対協。その幹部が書いた慰安婦と水曜デモの本、「20年間の水曜日」(東方出版)。日本語版を読んでみたが、挺対協の日頃の主張に合うように元慰安婦の証言を並べているといった印象であった。慰安婦の証言といっても、価値があるのは慰安婦騒動が始まる前か騒動が始まったごく初期のものだけで、この本に収められているような証言は体験者の生の証言とは言い難い。20年間も政治運動の中心に祭り上げられ続け、彼女たちの証言は政治色に染まってしまったからだ。当然、「正しい歴史認識」に合わないような慰安婦の証言は収録されていない(記念碑には反対、挺対協による寄付金の中間搾取を止めさせよ、日本よりも親や同胞が憎い、といった証言も存在する)。

挺対協側はこの本が日本で代替教科書の役割を担ってくれることを狙っている。日本の青少年に「正しい歴史認識」を植えつけるのが、彼女たちの目的でもあるからだ。日本の支援者たちの肩入れか、昨年日本図書館協会の選定図書になった。そしてこの度、釧路の市民団体により地元の市立中学校全16校にこの本が寄贈された。日本国内にも挺対協のシンパは多い。

慰安婦の実情知って/釧路かささぎの会

日韓・日朝の明日を考える市民団体「釧路かささぎの会」(鈴木史朗会長)は4日、日本軍慰安婦問題を取り上げた「20年間の水曜日」(東方出版)を釧路市教育委員会に寄贈した。図書は市立中学校全16校に贈られる。同会は1994年に発足した組織。寄贈した図書「20年間の水曜日」は、慰安婦問題を解決するため立ち上がった「韓国挺身隊問題対策協議会」の活動記録や元慰安婦の証言、当時の過酷さを伝える写真や絵画などをまとめた一冊。同協議会はソウルの日本大使館で毎週水曜に抗議デモを行うことから``水曜日、、がタイトルとなった。  

釧路新聞 2011.4.7

2011/09/28

慰安婦団体、日本図書館協会を評価




日本語訳が発売された「水曜デモの本(20年間の水曜日)」に関する東亜日報のニュース。挺対協のユン・ミヒャンの談話などが読める。彼女に「日本の民間団体が先に関心を持って、日本の青少年たちが慰安婦問題の真実を知ることができるよう、その背景を作ってくれた」と評価されているのは、日本図書館協会のことらしい。困ったものである。


従軍慰安婦水曜集会を取り上げた本、日本図書館協会の「選定図書」に

韓国挺身隊問題対策協議会(以下、挺対協)は、在韓日本大使館前で20年間行ってきた元日本軍従軍慰安婦らの水曜集会や慰安婦問題の本質などを取り上げた青少年向け図書、『20年間の水曜日』が、日本図書館協会の選定図書に採用されたと、20日に明らかにした。

日本図書館協会は、公共図書館や学校図書館など、日本国内の3万あまりの図書館が所属している民間団体だ。同協会は1949年から毎年、全体新刊のうち15~20%を選定図書に採択し、所属図書館に図書リストを提供している。日本国内の各図書館は、これを最も重要な基準として参考にし、蔵書を購入している。

挺対協は、日本国内に慰安婦問題を知らせるのに、日本の民間団体が乗り出したことは、大きな意味を与えている。挺対協のユン・ミヒャン代表は、「日本の民間団体が先に関心を持って、日本の青少年たちが慰安婦問題の真実を知ることができるよう、その背景を作ってくれたことで、慰安婦問題を解決できる頑丈な礎が作られた」と評した。

現在、韓国政府は、憲法裁判所が最近、「政府が日本軍慰安婦問題の解決を放置したのは違憲だ」という決定を下した後、15日、日本政府に対し、被害補償などに向けた二者協議を提案したが、日本政府はいまだ、はっきりした立場を示していない。

ユン代表は、「この本には、慰安婦女性の写真を含め、現場写真や証言などがそのまま盛り込まれており、日本青少年らが歴史をありのままに見ることができる大事な資料になるだろう」と話した。

『20年間の水曜日』は、挺対協設立20周年を記念して、昨年発行され、先月、日本で日本語版が発売された。同書は、日本軍慰安婦制度の背景や問題点、現状などを、証言や史料などを通じて生々しく盛り込んでいる。

東亜日報 2011.9.21

2011/09/20

慰安婦デモの本、日本図書協会の選定図書に




挺対協代表のユン・ミヒャンが水曜デモ20年間の歴史を綴った本だが、挺対協が過去自分たちの方針に従わない慰安婦をイジメたり、昭和天皇を強姦罪で訴追(女性戦犯法廷)したり、国連で反日プロパガンダを行っていた政治団体だと知っての選定なのか?


旧日本軍の元従軍慰安婦問題をテーマにした青少年向け書籍「20年間の水曜日」の日本語版が、2011年日本図書館協会選定図書に選ばれた。韓国語版の出版社・熊津シンクビッグが20日、明らかにした。

慰安婦被害者の証言などをまとめた同書は2010年に韓国で出版された。日本語版は今年8月に発売された。  

日本図書館協会は1949年から公共図書館に適している図書を選定している。各分野の専門家50人のが審査を行い、全新刊の15~20%が選定図書として選ばれている。

出版社関係者は同書について、「慰安婦ハルモニ(おばあさん)の肉声をそのまま盛り込んだため、国内だけでなく日本での出版も積極的に進めた」と述べた。


日本図書館協会のホームページから、図書の選定事業についての解説も紹介しておこう。選定図書は、「公共図書館に備えるのに相応しい図書」「子供たちに大きな影響を与える」ことを念頭に選ばれる。

この本はたぶん、挺対協が資金不足に悩む「日本軍慰安婦博物館」の建設資金に充てる為に書かれたものでもある。したがって、間接的に彼女たちの政治活動を援助することになるだろう。挺対協は、この本(日本語版)に代替教科書の役割を期待しているとも公言している。


日本図書館協会の図書選定事業は公共図書館・学校図書館・公民館図書室などの読書施設に選定図書情報を提供することを目的としています。戦後間もなく新刊図書情報が乏しい、1949年から図書館向けに新刊情報という性格と共に、公共図書館に備えるのに望ましい図書を選定して、発信してきております。 現在は、年間6万点にも及ぶ新刊書籍の中から、図書館がどの本を蔵書として選ぶかを決める図書の選択は、図書館にとって最も重要な仕事であり、子どもたちに大きな影響を与えるだけに非常に大切です。
協会の選定図書は、各専門分野の選定委員約50名が、実際の書籍を一冊一冊に必ず目を通し、公共図書館に適している本として選択されたものです。





水曜デモの様子

2011/07/31

「水曜デモの本」日本語版出版へ 「代替教科書の役割を期待」


写真は韓国語版。大阪の集会については、毎日新聞が報じている

毎日新聞には日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークの西村寿美の話として、「社会がいまだに解決できていないことを集会で知ってほしい」と紹介されているが、資料代として一人1000円を徴集するこのイベントは、「慰安婦博物館」の建設費の不足分6500万円に悩む挺対協を支援する意味合いが強いのではないか?


挺身隊対策協、「20年間の水曜日」日本語版出版

31日に大阪で出版記念会の後、来月発売

日本大使館の前で20年間進行された慰安婦ハルモニたちの需要デモと「慰安婦」の本質的問題などを扱った青少年図書「20年間の水曜日」が日本語版で出版される。

韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は今月の31日、日本の大阪歴史博物館で「20年間の水曜日」出版記念会を開いた後、来月14日に日本東方出版社を通じて正式発売すると29日明らかにした。

出版記念会では著者のユン・ミヒャン挺身隊対策協常任代表の講演とパネル討論、厄払い公演などが進行されて日本軍慰安婦被害者であることを最初に証言した故キム・ハクスンおばあさんと関連した映像も上映される。

出版日の8月14日はキム・ハルモニの最初の公開証言日でもある。

挺身隊対策協創立20周年を記念して昨年出版された「20年間の水曜日」は需要デモの歴史を紹介して慰安婦問題の争点と現況、女性に対する展示性暴行問題などを几帳面についた。

図書販売収益金は挺身隊対策協が麻浦区城山洞に建設する「戦争と女性人権博物館」新築基金として使われる。

挺対協関係者は、「この本が、日本若者たちに慰安婦問題の真実を知らせる『代替(?)教科書』になることが期待される」と話す。


정대협, `20년간의 수요일' 일어판 출간


김효정 기자 = 일본대사관 앞에서 20년간 진행된 위안부 할머니들의 수요 시위와 `위안부'의 본질적 문제 등을 다룬 청소년 도서 `20년간의 수요일'이 일어판으로 출간된다.


한국정신대문제대책협의회(정대협)는 이달 31일 일본 오사카 역사박물관에서 `20년간의 수요일' 출판기념회를 연 뒤 다음 달 14일 일본 동방출판사를 통해 정식 발매한다고 29일 밝혔다.


출판기념회에서는 저자인 윤미향 정대협 상임대표의 강연과 패널 토론, 살풀이 공연 등이 진행되고 일본군 위안부 피해자임을 최초로 증언한 고(故) 김학순 할머니와 관련한 영상도 상영된다.




출간일인 8월 14일은 김 할머니의 최초 공개 증언일이기도 하다.


정대협 창립 20주년을 기념해 지난해 출간된 `20년간의 수요일'은 수요 시위의 역사를 소개하고 위안부 문제의 쟁점과 현황, 여성에 대한 전시 성폭력 문제 등을 꼼꼼하게 짚었다.


도서 판매 수익금은 정대협이 마포구 성산동에 건립하는 `전쟁과 여성인권 박물관' 신축 기금으로 쓰인다.


정대협 관계자는 "이 책은 일본 젊은이들에게 위안부 문제의 진실을 알리는 `대안 교과서'가 될 것으로 기대된다"고 말했다.

2011/01/08

若者はなぜハルモニに惹かれるのか【運動家が語る慰安婦の遺言】






最近ソウルの水曜デモに参加した人のブログを読んでいたら、若者ばかりだったと書かれていた。ナヌムの家には大勢の日本人の若者がボランティアとして働いている。

自分も彼らの気持ちが分かるなと感じたのは、海南島慰安婦裁判の時、裁判所のエレベーターで元慰安婦(陳金玉さんだったか?)と一緒になった時だ。疲れた表情で車椅子に乗っていたお婆さんを見ると、誰でも「何かしてあげたい」という気持ちが沸いてくる。だからボランティアの気持ちは理解できる。

しかも、現場ではこれが韓日の真の和解につながるなどとおだてられるのだから、若者が義憤に燃え立たないはずがない。

さて、挺対協の共同代表ユン・ミヒャンの近著「20年間の水曜日(20년간의 수요일)」を紹介するのは二度目である。もっとも、他人の書評を紹介しているに過ぎないわけだが・・・。書評ではあるが、現在の運動の本質が良く分かると思う。

今やこの問題は「ハルモニの為」の運動なのである。ハルモニを喜ばせる為には何をすればいいのか。それが長い運動家たちとの共闘でハルモニに後から植え付けられた思想であろうが、とにかくハルモニが語ればそれがハルモニの願いであり、それを実現するのが君たちの使命なのだというわけである。

純粋な日本の若者もこうしたメッセージに感動して運動に身を投じていく。ナヌムの家を訪問したある日本人の観光客は、「日本人のガイド」から

当時の政府が組織的に作り上げた制度で、世界でもそのようなことをしたのは日本だけ。アジア全域に宿を建設し、女性たちは一日に何人もの軍人を相手にさせられていたのでした。つまり奴隷というわけです。ほとんどの女性は、日本軍が「工場で働かせてあげる」「学校に入れてあげる」などと言って騙され、連れられたとのことです。

という説明を受けたことをブログに綴っていた(公人のサイトではないのでリンクは張らない)。



この本でもユンは「ハルモニの遺言」という体裁で慰安婦問題の「解決」を訴えているが、日本からの寄付を「汚れた金」と言い、支援団体の路線に従わない慰安婦を迫害したのがユンが現在代表を務める挺対協であること、それが解決を長引かせてきたことをどれだけの韓国の若者が知っているだろうか?

そんな事は知らせる必要はない。ユンが言うように「拍手の音がハルモニの精力剤」であり、日本政府に問題を(運動家たちが主張してきた形で)解決させるのが「ハルモニの遺言」であり、私たちの「宿題」なのだ、というわけだ。


・・・この本は日本軍「慰安婦」問題を初めて接する学生たち、市民たちに気楽に近づくだろう。 難しい論文を検索せずともわかりやすく接する用語、日本軍「慰安婦」問題解決の必要性、解決運動過程、前にしなければならない事などなど、この本は著者の文を書く欲に留まらないで読者の見解で書いていきつつある。

そして容易くなかった20年の運動で、著者は力の源泉を日本軍「慰安婦」被害ハルモニたちに求める。 そして運動成果をハルモニたちに捧げる。 そしてハルモニたちの姿で希望を読んでいる。

「皆拍手でハルモニを応援します。 この大きい拍手の音がハルモニの精力剤です。 そして今この瞬間、ハルモニを応援する皆さん皆がハルモニの精力剤です。 ハルモニは自身の名誉より大切なその何をプレゼントするために永らく私たちのそばを守るでしょう。 (中略)私たちはハルモニたちに拍手を送ります。 日本軍「慰安婦」に関する真実を誰より多く知っている私たちが、未来を作り出さなければならない私たちがハルモニたちに大きい拍手を送ります。"

ユン・ミヒャン代表は本最後にハルモニたちの遺言を紹介する。 普通自分の名前三文字を残そうと努めて目をとじるか、何の話にもならなくてそのまま歴史から消えるものだがハルモニの遺言は皆に宿題を与える。 その宿題はまさに日本軍「慰安婦」問題の解決

文字で書けば簡単だが、解決の過程は複雑だ。 それは20年の間戦ってきた歴史が見せる。 そして相変らずその宿題は特定の人のことでない私たち皆のことで残される。 そしてその宿題を解くためにユン代表をはじめとする韓国挺身隊問題対策協議会は相変らずハルモニのそばを守っている。

「日本軍『慰安婦』被害者ハルモニたちの犠牲が無駄にならないように、ハルモニたちの遺言が実行される、そのような世の中のために私たちがすることができるのは何でしょうか? はじめ開始は微弱な「一つ」日だけだが、皆が念願すれば一つが「二」になって、また、それが'熱'になって「100」になって、「1000」になる日が必ずくるはずだということを私たちは去る20年間の水曜日を通じて悟ることになりました。 ハルモニの堂々とした叫びが世の中を変える巨大な希望になる日、ハルモニたちがそのように望んだ、皆が平和な世の中は必ず訪ねてくるでしょう」。

「20年間の水曜日」が必読である理由はもう一つある。この本の販売収益金全額は「戦争と女性人権博物館」建設基金に使われる。 ユン代表はそのようにハルモニたちのために捧げた20年青春の人生を越えて自身のすべての能力を日本軍「慰安婦」問題解決に注いでいる。・・・

Tongilnews2010.12.31


<화제의 책> 20년 동안 현장을 지킨 그녀들의 저력
윤미향 정대협 대표가 쓴 '위안부'문제.. '20년간의 수요일'
2010년 12월 31일 (금) 15:59:10 조정훈 기자 whoony@tongilnews.com

사춘기 학생들은 책상 앞에 앉아서 1시간을 공부하는 것이 힘들다고 말한다. 회사원은 입사 3년차가 되면 사표를 내던질 욕망에 사로잡힌다. 10년이면 강산이 변한다고 어른들이 말해왔다.

그러나 이 모든 시간, 세월을 무력하게 만드는 이들이 있다. 일본군'위안부'피해 할머니들과 한국정신대문제대책협의회 일꾼들.


▲ 윤미향 정대협 대표가 쓴 '20년간의 수요일'
이들은 20년 동안 일본군'위안부'문제 해결을 위해 싸워왔다. 그 중에서도 윤미향 한국정신대문제대책협의회 상임대표는 20대 젊음의 패기를 안고 이 운동에 뛰어들었다. 그리고 20년의 세월을 피해 할머니들과 울고 웃으며, 어깨걸고 지금까지 지내오고 있다.

사실, 윤미향 대표는 평범한 이웃이다. 경상남도 출신으로 특유의 억양은 없지만 가끔 나오는 사투리. 맛있는 음식은 절대 혼자 즐기지 않는 따뜻함. 작은 고민거리에도 귀 기울이고 진한 눈물과 소탈한 웃음을 보여주는 '아줌마'다. 그러나 일본군'위안부'문제에는 끈질기다. 출근 전부터 잠들기 전까지 그의 머릿속에는 할머니들이 자리 잡고 있다. 그러한 끈질김이 20년을 버텨온 힘일지도 모른다.

그런 윤미향 대표가 책을 썼다. '20년간의 수요일'.

일본군'위안부'문제가 90년대 초반 사회적 이슈로 떠오르면서 다양한 연구들이 나왔다. 그리고 책도 쏟아졌다. 그러한 가운데 또 다시 일본군'위안부'를 소재로 삼은 책이 발간됐다는 것은 책을 접하지 않은 사람들에게 '어리둥절'한 느낌으로 다가올 수 있다.

그러나 이 책은 일본군'위안부'문제를 처음 접하는 학생들, 시민들에게 편하게 다가올 것이다. 어려운 논문을 뒤지지 않아도 알기 쉽게 접하는 용어, 일본군'위안부'문제 해결의 필요성, 해결운동 과정, 앞으로 해야 할 일 등등 이 책은 저자의 글쓰기 욕심에 머무르지 않고 독자의 시각에서 써내려가고 있다.

그리고 쉽지만 않은 20년 운동에서 저자는 힘의 원천을 일본군'위안부'피해 할머니들에게 찾는다. 그리고 운동 성과를 할머니들에게 바친다. 그리고 할머니들의 모습에서 희망을 읽고 있다.

"모두들 박수로 할머니를 응원합니다. 이 큰 박수 소리가 할머니의 보약입니다. 그리고 지금 이 순간 할머니들을 응원하는 여러분 모두가 할머니의 보약입니다. 할머니는 자신의 명예보다 소중한 그 무엇을 선물하기 위해 오랫동안 우리 곁을 지켜줄 것입니다. (중략) 우리는 할머니들에게 박수를 보냅니다. 일본군'위안부'에 관한 진실을 누구보다 많이 알고 있는 우리가, 미래를 만들어 가야 할 우리가 할머니들에게 큰 박수를 보냅니다."

윤미향 대표는 책 마지막에 할머니들의 유언을 소개한다. 보통 자신의 이름 석 자를 남기려고 애쓰며 눈을 감는다든가 아니면 아무런 말도 못하고 그냥 역사에서 사라지기 마련이지만 할머니들의 유언은 모두에게 숙제를 안겨준다. 그 숙제는 바로 일본군'위안부' 문제 해결.

문자로 쓰면 단순하지만 해결의 과정은 복잡하다. 그것은 20년 동안 싸워온 역사가 보여준다. 그리고 여전히 그 숙제는 특정한 사람의 것이 아닌 우리 모두의 것으로 남겨진다. 그리고 그 숙제를 풀기 위해 윤 대표를 비롯한 한국정신대문제대책협의회는 여전히 할머니 곁을 지키고 있다.

"일본군'위안부' 피해자 할머니들의 희생이 헛되지 않도록, 할머니들의 유언이 실행되는 그런 세상을 위해 우리가 할 수 있는 것은 무엇일까요? 비롯 시작은 미약한 '하나'일 뿐이지만, 모두가 염원하면 하나가 '둘'이 되고, 또 그것이 '열'이 되고 '백'이 되고, '천'이 되는 날이 꼭 오게 마련이란 것을 우리는 지난 20년간의 수요일을 통해 깨닫게 되었습니다. 할머니들의 당당한 외침이 세상을 바꾸는 거대한 희망이 되는 날, 할머니들이 그토록 바랐던, 모두가 평화로운 세상은 기필코 찾아오겠지요."

'20년간의 수요일'을 반드시 읽어야 하는 이유는 또 한 가지가 있다.
이 책의 판매 수익금 전액은 '전쟁과 여성인권박물관' 건립기금에 쓰인다. 윤 대표는 그렇게 할머니들을 위해 바친 20년 청춘의 삶을 넘어 자신의 모든 능력을 일본군'위안부' 문제 해결에 쏟고 있다.

가격은 12,000원, 웅진주니어 출판사에서 나왔다. 구입문의는 02-365-4016, 392-5252 (한국정신대문제대책협의회).