2016/12/31

韓国系米国人教授「慰安婦証言は信用出来ない」に学生ら謝罪要求

J教授か(要確認)

韓国の漢陽大学の教授が、日本の戦争犯罪(慰安婦システム)を擁護し慰安婦を侮辱したとして学生から公式謝罪を要求されているというニュース。既視感を覚えるニュースである。昨年も、高麗大の教授が慰安婦は多額の報酬を得ていたと講義して学生らに糾弾された

今回の大学教授は、慰安婦問題を貧困の問題と捉え、日本政府の責任を限定的と考えているようである。脱北女性を例に挙げて学生らに説明しようとしたが、国民的映画『鬼郷』に懐疑的で、現在集団リンチ中のパク・ユハ教授の著書を推奨したのだから、清く正しい学生らの怒りを買ったのも当然と言えようか。この人物は韓国系のアメリカ人で、どうやら生活の基盤はアメリカにあるらしい。受講生の半数は、「慰安婦問題についての背景知識がない外国人学生」だったというが、背景について無知なのは韓国人学生も同じだろう。無知と言うより、見て見ぬ振りをしているだけなのだが。


韓国系アメリカ人が韓国で慰安婦証言の信憑性に疑義を呈し、日本人の学者がアメリカで「日本の右派」が歴史修正すると叩いている。捻じれ現象。

「慰安婦蔑視」「教会行事参加」まで強要した漢陽大教授
学生たちが反発、教授に「公開謝罪」要求

『慰安婦』の記憶は正確ではないので信頼できない」 「『鬼郷』は慰安婦の一方的な主張にだけ基づく映画なので、調査が必要」

漢陽大学の教授が授業中の(?)「慰安婦蔑視」発言が問題になっている。この教授は学生たちに「慰安婦」が「自発的売春」だったという本を読むように強要し、特定教会の行事に参加(した学生に)加算点を与えて学生たちの反発を買った。

授業で「慰安婦蔑視」発言日常的に行った教授
成績を餌に「宗教の強要」も

23日漢陽大学生たちの話を総合すると、政治外交学科所属のJ教授は授業中に継続的に日本軍慰安婦問題を蔑視する発言を行った。一例としてJ教授は秋学期に開設された「市民社会と社会運動」という授業で「(日本軍慰安婦)被害者の話は無条件に信用できず、当時の日本政府だけの責任とは(?)見ることは出来ない」と述べた。学生たちの異議に、J教授は「脱北女性たちが皿洗いで少ない報酬を得るか、売春でより多くの金を稼ぐか」と述べ学生たちと激論を交わすこともあった。 J教授の「慰安婦蔑視」発言は学生たちが提供した録音にも残って(含んで)いる。

学生たちによると、韓国系アメリカ人であるJ教授はこの授業を2年間行い、40~50人余りの受講生の半分以上が日本軍慰安婦問題について背景知識がない外国人学生だった。J教授は自分の考えに賛同する学生たちと非公式的な出会いを推進し、マスコミなどに日本帝国主義を擁護する文を継続的に寄稿することもあった。

J教授は「慰安婦」被害者の名誉を傷つけた疑惑で懲役3年を求刑されたパク・ユハ教授の『帝国の慰安婦』のような本の購入を強要して点を与えることもあった。

J教授はまた、成績をエサに学生たちに特定宗教の強要行為を行った。この件について情報を提供した学生Aは、「特定教会の行事に参加して報告書を提出した学生に点を与えた。 成績のために学生たちが行事に参加しなければならない雰囲気だった」「これは明白な宗教強要(行為)であり、評価の公正性を妨げる行為」だと指摘した。

学生たちの反発、「公開謝罪」「再発防止」要求

漢陽大の学生たちはJ教授に公式謝罪などを要求してきた。漢陽大学社会科学学生会はJ教授の発言を「戦争犯罪を擁護する発言であり、慰安婦被害者を侮辱する行為」であると規定し、教授に公開謝罪と再発防止の約束を入れた答弁書を要求した。

学校関係者は、「学期を終えた教授が現在のアメリカに戻り連絡が取れない」として「大学でも事実関係を確認してから、適切な措置を取る」と語った。

民衆の声 2016.12.23[2]

参考:ニューシス2016.12.22 KBS 2016.12.22



‘위안부 폄훼’, ‘교회 행사 참여’까지 강요한 한양대 교수
학생들 반발, 해당 교수에 ‘공개 사과’ 요구
옥기원 기자 ok@vop.co.kr
발행 2016-12-23 15:57:17
수정 2016-12-23 16:16:13
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“‘위안부’ 기억은 정확하지 않아서 신뢰할 수 없다” “‘귀향’은 위안부의 일방적인 주장에만 근거한 영화여서 조사가 필요하다”

한양대학교의 한 교수가 수업에서 한 ‘위안부 폄훼’ 발언이 논란이 되고 있다. 이 교수는 학생들에게 ‘위안부’가 ‘자발적 성매매’라는 주장이 담긴 저서를 읽도록 강요하고, 특정 교회 행사에 참여하면 가산점을 부여해 학생들의 반발을 샀다.

수업서 ‘위안부 폄훼’ 발언 일삼은 교수 
성적 미끼로 ‘종교 강요’까지

23일 한양대 학생들의 말을 종합하면 정치외교학과 소속 J교수는 수업 중에 지속해서 일본군 위안부 문제를 폄훼하는 발언을 했다. 하나의 예로 J교수는 지난 가을학기 개설된 ‘시민사회와 사회운동’이라는 수업에서 “(일본군 위안부) 피해자들의 말을 무조건 신뢰할 수 없고, 당시 일본 정부의 책임만으로 볼 수 없다”고 말했다. 학생들의 이의 제기에 J교수는 “탈북 여성들이 설거지로 적은 시급을 받겠느냐, 아니면 매춘으로 더 많은 돈을 벌겠냐”고 말하며 학생들과 격론을 벌이기도 했다. J교수의 ‘위안부 폄훼’ 발언은 학생들이 제보한 녹취록에도 담겨있다.

학생들에 따르면 한국계미국인인 J교수는 해당 수업을 2년간 진행했고, 40~50여명 수강인원 중 절반 이상이 일본군 위안부 문제에 대한 배경 지식이 없는 외국학생이다. J교수는 자신의 생각에 동의하는 학생들과 비공식적인 만남을 추진했으며, 언론 등에 일본 제국주의를 옹호하는 글을 지속적으로 게재하기도 했다.

J교수는 ‘위안부’ 피해자의 명예를 훼손한 혐의로 징역 3년을 구형받은 박유하 교수의 ‘제국의 위안부’ 같은 책들의 구입을 강요하고, 가산점을 부여하기도 했다.

J교수는 또 성적을 미끼로 학생들에게 특정 종교 강요 행위를 자행했다. 사건을 제보한 A학생은 “특정 교회의 행사에 참석해 보고서를 제출하는 학생들에 한해 가산점을 부여했다. 성적 때문에 학생들이 행사에 참여할 수 밖에 없는 분위기였다”면서 “이는 명백한 종교 강요이고, 평가의 공정성을 방해하는 행위”라고 지적했다.

학생들 반발, ‘공개사과’ ‘재발방지’ 요구

한양대 학생들은 J교수에게 공식사과 등을 요구하고 나섰다. 한양대 사회과학대학 학생회는 J교수의 발언을 “전쟁범죄를 옹호하는 발언이자, 위안부 피해자들을 모욕하는 행위”로 규정하고, 교수에게 공개 사과와 재발 방지 약속을 담은 답변서를 요구했다.

학교 관계자는 “학기를 마친 교수가 현재 미국으로 출국해 연락이 안 되고 있다”면서 “학교 차원에서도 사실관계를 확인한 뒤 적절한 조치하겠다”고 말했다.

2016/12/30

合意一周年 韓国世論調査


韓国世論の6割が日韓合意の破棄を願う。しかし、日本国民に合意をやり直そうという気持ちがない以上、この問題は終了である。社会党も共産党も朝日新聞も、これ以上事を荒立てる気はない。靖国問題だって、日本の左派が黙れば終わるのだろう。

慰安婦合意、59%が破棄を主張 韓国世論調査

韓国の調査会社リアルメーターは29日、慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意に対する世論調査結果を発表した。合意の破棄を求める人は59%で、維持を唱える人の25・5%の倍以上に上った。

同社が1年前に実施した調査では、日韓合意への支持は43・2%、不支持が50・7%だった。合意に基づく事業は進んでいるが、世論の理解は後退している状況が浮き彫りになった。

朝日 2016.12.29

確かに一年前と比べ破棄すべきという意見が増えているが、その上昇分は9ポイント。「評価」と「維持」では微妙に意味が違うが、肯定的意見が43.2%から25.5%に低下し、こちらの方が顕著である。評価すると言える雰囲気でなくなったのか、気持ちが揺らいで来たというところか。

20代では「破棄すべき」が40代より20%以上低く、60代では「維持すべき」という意見が「破棄すべき」を大きく上回っている。この辺が興味深いか。

韓日慰安婦合意 韓国世論「破棄」に傾く=世論調査会社

旧日本軍の慰安婦問題をめぐる韓日両政府の昨年末の合意について、韓国の国民の6割近くが破棄しなければならないと考えていることが分かった。

世論調査会社のリアルメーターが29日、成人525人を対象に前日実施した調査の結果を明らかにした。韓日合意を「破棄すべきだ」と回答した割合が59.0%に上ったのに対し、「維持すべきだ」は25.5%にとどまった。15.5%は「よく分からない」と答えた。

合意直後の昨年12月30日の調査では、合意を韓国政府の誤りだったとする回答が50.7%評価する回答が43.2%だった。これと比較すると、1年の間に否定的な世論が強まった。朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入疑惑などが影響したと分析される。

今回の調査で合意を「破棄すべきだ」とした割合を年齢層別にみると、40代で79.2%、30代で76.4%、20代で57.2%、50代で54.2%を占めた。60代では「維持すべきだ」が50.6%と、「破棄すべきだ」(33.0%)を上回った

[写真で見る水曜デモ36] 2016年最後の水曜デモ 7枚の遺影

(12.28 日本大使館前)


奇しくも2016年最後の水曜デモは、日韓慰安婦合意から丸一年の12月28日と重なった。この一年の間に7人のハルモニが世を去った。慰安婦問題の引き延ばしを行ってきた挺対協が、亡くなった慰安婦の遺影を並べるという偽善を何度目にして来たことだろう。特に今回は、日韓両政府による「最終解決」後だけに、死してもなお「元慰安婦」をキャンペーンに利用する彼女たちの姿は醜悪である。 [参考:聯合ニュース]

水曜デモ終了後遺影を持って行進

2016/12/28

合意一周年、座り込み学生ヌクヌクの年越し

日韓合意で肥え太ったのは、挺対協ら運動家
慰安婦像横のテントもグレードアップ

日韓合意から28日でついに一年。この一年で慰安婦として登録された女性が数人他界。日本側は年内にやるべき事を完了し、後は韓国政府に下駄を預けた恰好だが、パク政権がスキャンダルで迷走状態に陥ってしまった。それでもやれる事はやっているようで、「元慰安婦」の7割が切り崩され日本政府の金を受け取り、14日には日韓の外務(交)省の担当者が合意を着実に実施して行くことを確認し合っている

しかし、パク政権が約束を守る気でも、反日+反政府運動の象徴となった「少女像」の撤去は不可能な状況で、昨年から慰安婦像の前で泊まり込みを続けていた学生のビニールハウスも遊牧民のテント並みに立派になっている。来年の今頃には、外でネコかなんか飼っていたりするかもしれない。

ハンギョレ新聞

選挙を前にした野党はポピュリズムに走り、日韓合意見直しを有権者にアピールしている。ハンギョレ紙が大統領候補9人にアンケートを取ったところ、日韓合意をこのまま履行すると答えた者は一人もいなかった。与党内で「私ならこんな合意は絶対にしなかった」と言い出す者もいるくらいだから、最大野党の院内代表も、「政権交代後、必ず合意を無効化するよう努力する」と宣言(28日)。・・・努力する、という所がアレで、「最低でも県外」を彷彿させるが「ハルモニ」が受け取った金を巻き上げられるとも思えず、少女像死守がせいぜいだろう。白書の刊行やら教科書の書き直しなど細かいポイント稼ぎは出来るだろうが。

元駐韓大使、武藤正敏も「韓国の次期政府が問題を提起しても、日本政府は受け付けない」とハッキリ韓国紙に語っている。彼が言うように、国際社会に解決済みと認識させた以上、日本政府としては目標の9割は達成したといったところだろう。

<日韓>揺らぐ慰安婦合意 韓国野党から「見直し論」 

昨年末に日韓両政府が慰安婦を巡る合意を発表してから28日で1年。歴史問題でぎくしゃくした日韓関係は合意を受けて一定の安定軌道に入ったが、韓国内では批判が根強く、幅広い国民世論の支持は得られていない。また、合意を主導した朴槿恵(パク・クネ)政権は国政介入事件で弱体化し、大統領選前倒しの公算が大きくなっている。野党からは「合意見直し論」まで出て、日本政府も警戒感を強めている。

私ならこんな合意は絶対にしなかった」。与党セヌリ党非主流派の中核議員で、大統領候補としても名前が挙がる劉承旼(ユ・スンミン)氏は26日のラジオ番組で合意を批判した。野党候補の先頭を走る「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏も15日の記者会見で「正当性を認めることは困難だ」と指摘している。

朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案を国会が可決し、来年12月の予定だった大統領選が大幅に前倒しされる可能性が高まっており、与野党問わず慰安婦合意についても選挙を意識した発言が目立ってきた。

合意に対する世論の反対の根強さを意識したものだとみられる。言論NPOなどが今年6~7月に実施した世論調査では韓国の約4割が「否定的に評価する」と回答。合意直後から元慰安婦の支援団体などが「当事者無視の合意」などと激しく反発し、反対する一部の元慰安婦の声だけが韓国メディアに流れて、韓国内の雰囲気を形成したためだ。

[...]日韓合意の見直しを訴える「共に民主党」など野党に政権交代した場合、対中・対北朝鮮政策が「朴政権より融和的になる可能性もある」(外務省幹部)との分析も出ている。日本国内で合意批判が再燃する事態も予想され、日韓関係の先行きは不透明感が漂う。【小田中大】

毎日(一部) 2016.12.26[全文]

慰安婦合意から1年 反対世論にも履行進む

[...]間もなく1年を迎える合意は両国の国民に認められず、「政府間の合意」として残っている。さらに、韓国の野党は合意の無効を主張しており、「最終的かつ不可逆的」な合意として残るかどうかは未知数だ

韓国外交部東北アジア局長などを務めた趙世暎(チョ・セヨン)東西大教授は合意の本質的な問題は「コミュニケーション不足」にあるとして、「政府が設立した慰安婦支援財団に対抗し、民間が『正義記憶財団』をつくったこと自体が被害者と支援団体に対する説得努力が足りなかったことを示している」と指摘する。また「合意を予定通り履行することは重要だが、次期政権が発足した後、合意に対する反対と不満が大きくなり破棄せざるを得ない事態になることを防ぐためにも、政府は一歩立ち止まって国民に理解を求め、説得するため謙虚に努力しなければならない」と提言した。

ソウル大の朴チョル熙(パク・チョルヒ)国際大学院長は「合意を批判することはできるが、再交渉は日本という相手があるだけに現実的ではない」として、「すでに『和解・癒やし財団』の支援を受けた被害者がおり、生存者が減っている現実的な限界も認識すべきだ」と述べた。

聯合ニュース日本語版(一部) 2016.12.25[2]
夏は蚊帳になる

2016/12/26

シドニー慰安婦像、豪州へのAJCNのメッセージ

申し立てを報じる現地メディア(ABC

さて、慰安婦像を堂々とオーストラリアの地に設置出来なくなった活動家らは、ワシントンの場合と同様、強引にお披露目式を開催し、地元の協力者の元にこの像を持ち込んだ。像は教会の駐車場の一角に置かれただけだが、オーストラリアに慰安婦像を建てたという実績作りとしてはこれでも良しなのだろう。しかし、AJCN(Australia-Japan Community Network)側は追撃の手を緩めず像を一般人の目に触れない屋内に移せと人権委員会に調停を申し立てた。この申し立てはどういう結果をもたらすのか。

AJCNの山岡代表らの意見も紹介される(ABC)

「この像の事で悲しい思いをする人がいるなんて、それこそ悲しいですよ。
だって、これはより良き世界を作る為の物なんですから」
牧師の嘘はAJCNのサイトで暴かれているが、視聴者は見抜けまい

申し立ての結果がどうあれ、AJCNは一定の成果は勝ち取れそうである。公平を期しつつもオーストラリアメディアの報道には依然先入観が色濃く、コメント欄にも日本に対し批判的な意見が多いが、ジャーナリストや学者ならAJCNのウェブサイトで彼らの主張の詳細を確認しようとするだろう。そこでAJCNが訴えているのは、女性の人権問題と言うが実態はこんな物ですよと、各地で行われている反日キャンペーンを写真入りで紹介しているのである。彼らは、言論の自由は認めるし鑑賞したい人は鑑賞しに行けば良い、ただし人目に付く所は止めろと言っているだけである。

人種差別禁止法を政治論争の為に利用されたと批判する国会議員も

AJCNのメッセージは、慰安婦を正当化するわけでもなく、元慰安婦をDISるわけでもない(反論は別の機会にやっている)。慰安婦像を阻止しようとすれば、これで十分なのである。それでいて、さりげなくグレンデールの反日活動まで蒸し返されてしまったのは、グレンデールやサンフランシスコで日本に完勝したと喜んでいたアメリカ西海岸の反日勢力にはとんだとばっちりだろう。

Ian Goodenough議員(シンガポール出身)もABCに対し
否定の余地のない残虐行為について人種差別禁止法は適用出来ないと
誤解は根深い

そういう意味で、人権委員会がどういう判断を下そうと、AJCNのメッセージは一定のアピールにはなった筈である。ただし、壁も待ち受けているようである。人権委員会への申し立てに反対する国会議員もおり、オーストラリア国民の理解を得るのはまだまだこれから、といったところだろうか。

オーストラリアの日系団体、教会敷地内の慰安婦像移動を申し立て

【CJC】オーストラリア・シドニー近郊の教会敷地内に韓国系市民団体の依頼で仮設置された旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像について、現地で抗議活動を展開する住民らの組織「オーストラリア・ジャパン・コミュニティー・ネットワーク」(AJCN)は、少女像を移動するよう求め、オーストラリア人権委員会に調停を申し立てた。共同通信が報じた。

同国の人種差別禁止法は、人種や民族を理由にした差別を禁止している。AJCNは、不特定多数の人の目に触れる場所への設置は日本人への憎悪をあおり、人種差別禁止法に違反すると主張。少女像の屋内への移動を求めている。

少女像は8月、シドニー近郊カンタベリー・バンクスタウンにある韓国人会館で除幕式が行われ、その後、教会敷地内に移されていた。


※ クリスチャン・トゥデイを引用したのは前にもあったと思うが、CT紙がこういうニュースを取り上げるとは意外だった。一応、この媒体は中立であるらしい。

ABOUT THE COMFORT WOMAN STATUE

As ABC reported AJCN has lodged a complaint against Uniting Church Australia at Human Right Commission.

Completely apart from interpretation of historical facts we have a numerous number of reasons to believe this statue has been promoted as a political tool causing unnecessary animosity and division to local communities. For this reason, Strathfield Council unanimously declined the Korean proposal in 2015 as more than 70% of residents voted No to the statue. More recently, Friedburg in Germany declined the similar proposal having realised that the statue is used as a political tool to put pressure on the Japanese government.

This kind of statues have been erected all over the world, and demonstrations taking place beside the statues are clearly political, racial and often violent. We consider this is a huge intimidation to the Japanese nationals. Please see the photos below for your references. What further concerns us is the fact that those specific Korean people promoting the statue are trying to break the governmental mutual agreement proposed by both Japanese and the South Korean governments. This agreement is implemented with the aim to provide assistance to the families of deceased comfort women and surviving comfort women, and Australian government officially announced that they also support this agreement as well. We hardly understand why we cannot let the two governments settle and build a better relationship for the future. This statue is a clear symbol with the intention of disregarding the governmental agreement.

Another point is that, we realised young children are naturally susceptible to racial hatred. We are deeply shocked by the fact that small children in South Korea are educated that Japan is an evil at a very young age in their Anti-Japan education system. The following photos are showing drawings by young Korean children which were displayed at a subway station outside Seoul.

We are frightened to see this kind of hatred has been publically displayed at the place of train station.

 These are placards held up by Korean and Chinese supporters at Strathfield extraordinary council meeting on 11th August 2015. These placards clearly indicate that this issue is far beyond peaceful, but strongly political.

Because of the factors described above, the comfort woman statue has never been a peaceful monument. It can easily trigger racial hatred and provoke discrimination especially amongst young children and student. In 2014, parents who are concerned with particular bullying and hatred their children experienced have sent a letter to Prime Minister Abe asking for a help. This happened in North America and we can easily assume this can happen in Australia, and this is the reason we have been objecting to the erection of statue since 2014. We must avoid it by all means.

In last 6 months we have been explaining these in detail to Rev Bill Crews and the Uniting Church at numerous occasions, however, so far our concerns have been flatly ignored. Hence we are forced to take a more formal action.

What Rev Crews publicly stated also hightens our fear. In a video Korean group submitted online, he appeared and said that he wants to erect the statue facing the public roads to make “perpetrators apologise.” We believe there are no perpetrators in Ashfield in regards to this issue and we are deeply shocked by being called “perpetrators”.

Later Rev Crews changed his words and stated in public that this statue was “representing not only comfort women but also all the women suffered in war, and even those women suffering domestic violence in today’s society.” We see this as an extremely deceptive and misleading act because the plaques attached to the statue are specifically blaming only Japan. This is clearly a form of racial discrimination by singling out the Japanese race.

The comfort woman issue and suffering of women in war is a universal issue that we should all seriously consider about it. However, it does not make sense if today’s mothers and children are subjected to racial hatred and discrimination because of such statue to honor women. Please let us say that we are only working for local parents who have been sensing tension and animosity since this matter was raised by the Korean group in 2014. We respect freedom of speech and thoughts, but we are also committed to protect our children and also maintain our local community harmony. This is the only thing what we are pursuing.

We would like the statue to be kept somewhere private and discreet so that people who are interested can visit but still we can minimise the risk of causing unnecessary harm to the local community which we should value the most. This should be a fair request.

Our message to fellow Australians is;
The world is increasing complex and turbulent. Our challenge is how to avoid importing foreign conflicts into Australia. For that purpose, the key is we put our community harmony first, not last.

I hope this media release help you understand where we stand. Please feel free to contact me if you have any further questions.

Best regards
Tetsuhide Yamaoka
President
Australia-Japan Community Network

AJCN 2016.12.14

参考: Japanese group launches 18C racial discrimination case over ‘comfort women’ memorial(ABC 2016.12.15)

2016/12/24

10億円に駆け込み?5名


ツイッターで三世のHyung-Sung Kimさんが、政権交代で合意が破棄されるのを恐れた駆け込みだろうと言っていたが、そういう事かもしれない。挺対協がでっち上げた裏財団(正義財団)が代わりに金を配ればいいようなものだが、額的にちと苦しいのか?

安倍首相の決断で10億円に増額されたと聞くが(要確認)、こうなってみると正解だったかもしれない。

現金受け取り表明の慰安婦被害者 5人増え34人に=韓国財団

旧日本軍の慰安婦問題をめぐる昨年末の韓日合意に基づき日本政府が拠出した10億円を活用し支給される現金について、受け取りを表明した被害者が29人から34人に増えた

被害者を支援するため韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」は23日に理事会を開き、現金受け取りを新たに表明した被害者5人のうち2人に対し年内に1億ウォン(約970万円)を支給することを決めた。ほかの3人については現金支給に向けた手続きを進めているという。

同財団は今年8月、10億円について、約8割を被害者に現金で直接支給し、約2割を財団の目的に沿って被害者追悼など象徴的な事業に用いる方針を決定。昨年の合意時点で存命だった被害者46人のうち今年10月までに受け取りを表明していた29人への現金支給は完了した。

財団側は残り12人の被害者の意思を確認するため、引き続き面談を進める。

合意以前に死去した199人については遺族に2000万ウォン程度を支給する方針で、35人の遺族が受け取りを表明している。



・・・29人に対しては1人当たり日本円で1000万円程度の現金をすでに支給したということで、近く、さらに2人に対して支給する予定だということです。

また、合意の時点で亡くなっている元慰安婦199人の遺族に対しては来年から200万円程度の現金の支給を始めます。

財団は、「韓国国内の政治状況に関係なく、1人でも多くの元慰安婦の名誉と尊厳を回復するため支援事業を進めていく」としていて、パク・クネ大統領の職務が停止されても影響はないとしています。

ただ、次の大統領選挙への立候補が有力視される野党の議員らは合意を批判していて、選挙しだいでは合意が履行されなくなるおそれがあると指摘する声も出ています。

NHK(一部)2016.12.23[2]

2016/12/22

カトラー、M.ヨンのFBに実名登場。スマラン事件持ち出すも反論される


若干焦っているのだろうか、ミンディ・カトラーがついに本名でマイケル・ヨンのフェイスブックに現れた。彼女は、これまでにも偽名でコメントしていたようであるが、相変わらずスマラン事件を持ち出す進歩のなさ。新しいネタがないらしい。

マイケル・ヨンは以前にスマラン事件について上手く表現していた。曰く「system of abuses(虐待のシステム)ではなくabuses of the system(システムの悪用)」。そろそろ海外でもスマランカードは使えなくなりそうである。ヨンはローリングストーン誌のバージニア大学「キャンパス・レイプ」報道事件を挙げ、反論している。日本の右派にも参考になるはず。

アレクシス・ダデンやカトラーは韓国や中国の提灯持ちでペテン師だとマイケル・ヨンは手厳しい。だから彼女達は現代の韓国や中国の「性奴隷問題」には口を噤む。以下、強調は引用者。

Infamous 'feminist' Mindy Kotler commented on my page. Kotler is a shill for Beijing. She ignores current Chinese sex-slavery and focuses on Japanese from World War II.
Kotler's comment is attached. My response:

Mindy, you finally showed up under your own name.

But it is obvious you drank the cool aid just like Alex Dudden and others when they try and use this to try and prove 200.000 were kidnapped.

The Dutch cases such as that of Jan Ruff O’Herne (スマラン事件のこと)actually show the opposite. Simple common sense 101 questions: If it was Japanese policy to kidnap women why did they shut down all the brothels in the region when they found out she and her group had been kidnapped?

Why do the Dutch say that only around 60-70 women out of around 400 volunteers were found to be forced (19 from Jan's Group in Samerang)? Why are the rules clear in the Dutch Survey that the women had to have a volunteer statement on file, even providing a translator if they needed one in case they couldn't read?

Why did the Dutch not punish everyone if this was a system that was forcing all the women?

Rolling Stone magazine found out the hard way that rapes on college campuses does not mean college campuses endorse or promote a rape culture. Japan had violations of their system, as we did in Hawaii, France, and occupied Japan, Germany…everywhere.

The idea that there were 400,000 forced sex slaves is a cult lie, on the lowest level. Hysterical cult talk. Anyone who denies this is to be whipped. Typical cult behavior. Believe what you are told to believe, or suffer! You are in the middle of cult con-game. You are a con-artist.

The comfort women lobby keeps repeating the same lies while ignoring all the evidence of the time that they were prostitutes.

Why are focused on the Japanese prostitutes of 70 years ago when there are credible reports of much larger and actual sex slave operations in China today? They are regularly caught such as in Canada running sex slaves…TODAY. You ignore this. It does not fit your con game and cult hysterics.

Why do you avoid what you can fix today by tilting at the windmills of yesterday?

Your buddy Mike Honda might have some answers.

I am an investigative writer. I live by facts. Hysterics are not persuasive, they alert me.

How much funding have you received from Korean and Chinese government-related entities?

Unlike university professors, my livelihood actually depends on facts.

Your colleague, Alexis Dudden, who was awarded the Manhae Prize by the Chosun Ilbo for her activism in South Korea, is on the Harvard advisory council for Japanese constitutional revision, met with UN storyteller David Kaye just days after he went on a political mission to smear the entire Japanese press.

He participated in the obvious Kangaroo publicity stunt show trial in Tokyo(女性国際戦犯法廷のこと), and, most recently, turned the Association for Asian Studies into her political vehicle for leading a biased and unfounded vendetta against Prime Minister Shinzo Abe and anyone willing to move Article 9 forward so Japan can finally grow up and become a responsible nation in shared defense cooperation in the region.

Is Dudden telling facts, or the usual left-wing professorial ideology?

Are you?

During HR 121(米下院121号決議) process, in which you supported the obvious lie that 200,000 women were kidnapped by the Japanese military at the behest of Congressman Mike (let’s take away bullet proof vests) Honda?

The HR 121 process was deceptive in the extreme. Was Larry Niksch working for any Korean funded or supporting organizations when he wrote the CRS in April of 2007?
Why were the special rules for voting enacted and only a handful of lawmakers actually vote for the HR yet the press releases made it sound like the entire US government rose up to condemn Japan?

Why were the conflicting testimonies and counter evidence not provided to the House? And you guided the process first for Hyde then for Honda.

It should be clear, given your and Dudden's naked political ambitions, why you run from the facts. The individual situation you bring up was tragic. The perpetrators were punished, as they should have been.

But even if the level of violations was close to what you are promoting (it is not close, that much is obvious), I'll ask again...why don't you highlight the CURRENT incidents of sex slavery in China like Reggie Littlejohn does over at Women's Rights Without Frontiers?

Why don't you help organize a House Resolution condemning China for the current sex slavery and trafficking for its Bachelor Villages? Why don't you work as hard on the Modern comfort women allegations against US GI's?

Your ax to grind against our ally the Japanese is obvious. Like Gloria Steinem who crossed into North Korea to praise Kim Jong Il's murderous regime while spewing the lie that Japan's position on comfort women is keeping the two Korea's Apart (https://piie.com/…/north-korea-witness-tran…/women-cross-dmz) anyone who actually believes the comfort women myth without mentioning the current crimes against women in places like China and yes, even South Korea, is an obvious shill.
You are a shill, and a con.

2016/12/18

ワシントン少女像が直面した冷たい現実

ワシントン挺対委・KACE、ワシントン市の協力は得られず?

アメリカの首都に慰安婦像を設置するのは彼らの悲願であるようだが、風向きが変わり冷たい現実に直面しているようである。関係者もドイツでの失敗が影響しているようだと零している。ワシントン慰安婦像は、挺対協らが結成した平和碑(慰安婦像)全国連帯の初プロジェクトであった。

日本側の抵抗が激しくなりステルス化しているとも指摘されているが、秘密にすれば寄付など支援を受けるのが難しくなる。実際、ワシントンの慰安婦像の費用には梨花女子高等学校の生徒達の寄付も含まれている。資金力のある挺対協だが、永久に外国の倉庫に像を預けておけるはずはない。

国連の記念日に合わせて除幕式を行うつもりが、期日までに挺対協は設置場所を見つけられなかった。現地の大学はもちろんのこと、ワシントンに複数ある韓国系の教会も(今のところ)良い返事はくれなかったらしい。この像の建立にワシントン挺対委やKACEといった実績のある団体は絡んでいないようで、新興の「ワシントン希望の蝶」が協力している(中央日報 11.3)。苦しい状況を反映するように、「活動家慰安婦」キル・ウォノクに助けを懇願させている。像は2時間だけ披露され、倉庫行きとなった。「活動家市長」パク・ウォンスン・ソウル市長がワシントン市長に支援を要請したが効果なかったようである。

慰安婦被害女性「ワシントン少女像、永久的設置場所を見つけるため助けてほしい」

  慰安婦被害女性の吉元玉(キル・ウォンオク)さん(89)が「ここワシントンに来た平和の少女像が永久的に足を地につけられるように助けてほしい」と明らかにした。

  吉さんは10日(現地時間)、ワシントンD.C.のナショナルモールで開かれたワシントン「平和の少女像」歓迎式典でこのように伝えた。ワシントンで公開された少女像は韓国で製作されて先月ワシントンに到着した。だが、この少女像にはまだ永久に設置される場所がない。この少女像は同日歓迎式典が開かれた2時間だけ公開されて、その後すぐに、近隣バージニア州の倉庫に移された

  少女像建立推進委員会共同委員長は「数カ月前、ドイツでも日本の反発で平和の少女像の設置が失敗に終わった」とし「そのことがある程度影響を及ぼしているようだ」と伝えた。


・・・少女像設置を進める団体は、ホワイトハウスに近い教会や大学などを当たったが、設置を政治的な問題ととらえる向きがあり、場所探しは難航しているという。

朴元淳ソウル市長も、ワシントン市長に書簡を送り、設置場所選定への積極的な支援を求めた。(共同)

産経(一部) 2016.12.8[全文]

2016/12/14

米国の小学生の慰安婦ごっこ 「日本が朝鮮にしたこと」

慰安婦を殺害する日本兵

無邪気な子供たちが、慰安婦ごっこ(劇)に興じている。慰安婦を刺し殺す日本兵を演じるアメリカの子供。正確に言うと、これはコンテスト用に小学6年生が作った動画。日系人の子供に対するイジメが取り沙汰される一方で、この噂を否定する人々もいる。奇妙な事に、必死になって否定しているは日本/日系人だったりするのだが・・・。

自分は証拠が示されるまでは軽々にイジメがあると言うべきではないという考えであるが、少なくとも日本の右派がアメリカで「歴史戦」を仕掛けているという山口智美や小山エミらの主張は疑わしい。明らかに歴史戦を仕掛けているのは、Japanese right-wingではない。ジャパン・ヘイト教育(プログラム)は東アジアからアメリカに持ち込まれており、20年かけて韓国の子供たちを洗脳したように、アメリカの子供たちにも同じことを企む人々がいる。イジメがあろうななかろうが、アメリカは一歩手前の状況にある。言うまでもないが、この子供たちは日本軍が慰安所に「関与した」、という風には理解していない。日本兵が村の押しかけ女性を拉致して行った、それが「日本が朝鮮にしたこと」だと子供たちは教えられ、そう信じている。こういう状況を山口らは見て見ぬふりを決め込んでいるのである。

動画はサンフランシスコにあるClaire Lilienthal Schoolの6年生が制作したもの。Claire Lilienthalには、韓国語と英語の二か国語で教育を受けられるコースがあり、それがこの子供たちの背景にあると思われる。


※動画は罪のない子供が作ったもので、アメリカでの慰安婦騒動の実態を知る貴重な資料でもあります。動画のコメント欄を荒したり、動画を取り下げさせるような圧力をかける事には反対します。



ザ・コンフォートウーマン

日本が朝鮮にしたこと



「私の名はクラリー。それが起こったのは、私が14歳の時でした」
「村へ行く途中、私は大きな騒ぎに気付き(聞き)ました」
「4人の日本兵が若い女性を手あたり次第に掴まえ、トラックに引きずり込んでいたのです」

(悲鳴)

「私は逃げようとしました。だけど彼らに見つかり、掴まりました」


「俺と来い」
「待って!止めて!」

(悲鳴)

「私は抵抗しました」
「頭を殴られ気を失い、
トラックの扉が閉まるのを最後に見たのを覚えています」


「おい、待て!」
「嫌!」

(殴られ昏倒する少女)


(日の丸をつけたトラックが走り去る)

「日本の男たちは、私たちに工場で働いて欲しいと両親に言われたと言いました」
「怖かったけど、私は黙ってフロントガラスに当たる雨の音を聞いていました」

(雨音)

「やっと私たちは着きました。どこか分かりません。どこか遠い所でした」
「宿舎は灰色でとても小さかった。カーテンが一つあるきりでした。寂しい所でした」
「だから、兵隊に訊いたんです・・・」

「私たちはどこで働くの?」
「本気にしたのか?我々はお前の国を侵略したのだ。
よって、お前たちは我が軍の兵士たちに奉仕するのだ」

「二か月間で、ここの生活に慣れたようでした」
「その夜、隣の少女と話しました。彼女はイエナと名乗りました」
「最初の外出の朝、彼女と二人っきりで会いました」

「こんにちは」
「ハイ。どうもナーバス(?)になってるみたい」
「私はクロリー。あなたは?」
「私?私はイエナよ」

次の日

「ハイ」
「こんにちは」
「何してるの?」
「昨日と同じ。昨日の昨日と同じ。な・に・も・してないの」

(足音を立てて現れる日本兵)「オイ。こっちへ来い」
「止めて!助けて!」
「何が起こってるの?!」
(画面の外から)「止めて!」
「大丈夫?イエナ?」
(画面の外から)「離してよ!」

(悲鳴の後、一瞬の間)
「大丈夫?」
「ええ、でもこんな所にはいられない」
「私も。でもどうするの?」
「計画があるの」
(密談の音)
「分かった。でも、いつやるの?」
「今よ」
「えっ?」
「夜だもん。準備して」


(逃げ出す少女たち)

(警報音)
「兵に告ぐ。女二人が脱走しようとしている。捕らえろ」

「了解しました。ピーター来い!」


「奴らを追え」

(抵抗する慰安婦を刺し)

(念入りに、止めをさす)

(流れ落ちる鮮血)

2016/12/04

慰安婦騒動、中国が梯子を外す日



意外なことに、先日除幕式が行われたばかりの上海師範大学の慰安婦像について、中国当局が圧力を加えているという。

中国という国は、韓国を日米から引き離し味方に引きつけられそうだと思えば、ハルビン駅に安重根記念館をオープンするし、日本の国連常任理事国入りが気に入らねば、官製デモ隊に日本大使館を襲撃させるような事をするが、状況が変われば簡単に反日運動の梯子を外すだろう。そういう国である。韓国と違い、国民も慰安婦問題に興味はないから気兼ねもいらない。

中国政府の圧力が日増しに強まっているというのは、運動家が韓国向けに危機感を煽っているだけかもしれないが、中国当局の態度には表と裏があるという話は本当かもしれない。日本の外務省から連絡を受け、中国の日本領事館、中国の外交部→上海人民政府が大学側に圧力をかけたという話は具体的である。上海の日本総領事館が蘇智良教授に直接電話をかけ、教授がYesともNoとも答え(られ)なかったというのは、政府の意向を懸念しているからかもしれない。

既にアメリカはこの問題から手を引いた。韓国政府も一応は日本と手打ちをした。「12・28合意により韓国では打撃が大きかったが、いままさにその問題に本格的に対処し始めた中国は違う」「中国では今が重要だ」と、中国に期待する韓国人運動家らだが、そう上手くはいかないかもしれない。韓国が日本を叩いている限り、中国は中韓vs日本の構図を作れるが、日韓が和解してしまえば、中国は日本を叩いても日本の恨みを買うだけである。日韓合意は、アメリカだけでなく、中国をも慰安婦騒動から撤退させたかもしれない(まだ分からないが)。

[インタビュー]「上海の『韓中平和の少女像』も日本の圧力によって撤去の危機」

「先月、韓国と中国そして米国、ドイツの市民社会の協力で中国上海師範大学の校庭に建てられた『韓中平和の少女像』が、日本政府の執拗な撤去要求に悩まされている。上海市当局は少女像の撤去または室内への移転を求め圧迫している。少女像の設置を主導した上海師範大学の蘇智良教授と中国慰安婦問題研究センターや学生などが日本と中国当局を批判し抗議しているが、このまま行けば室内移転の結論が出る可能性が高い

9月から中国慰安婦問題研究センター(所長・蘇智良)の客員研究員として上海に滞在しているユン・ミョンスク博士(55)は「少女像の室内移転はすなわち日本に屈服することであるため、少女像の建立に参加した京畿道華城市(ファソンシ)など韓国の市民社会もこれを守る運動を応援してくれるよう願う」と伝えた。

日本の一橋大学での博士学位論文を基に書いた「朝鮮人軍慰安婦と日本軍慰安所制度」(訳チェ・ミンスン、而学社出版)でよく知られたユン氏は、講演のためにしばらく帰国した22日、ウィチャットなどのSNSを通じて少女像を守るための世論が広がっていると伝えた。

上海師範大学東部キャンパスの芝生に、伝統的な服装の「韓中平和の少女像」が並んで建てられたのは10月22日。米国、カナダ、オーストラリアに続き、海外で5番目に作られたこの少女像は、韓中少女像建立推進委員会と第2次世界大戦歴史保存連合会、そして華城市や上海師範大学が「日本軍慰安婦被害者の名誉と人権回復のために」力を出し合って建てた。昨年、ソウル城北区(ソンブクク)東小門洞(トンソムンドン)に作られた「韓中平和の少女像」と同じ作品であり、韓国人少女像はキム・ウンソン、キム・ソギョン作家夫婦が、中国人少女像は中国清華大学美術学部の潘毅群教授(55)が制作した。韓国側の少女像建立推進委が市民の募金で3000万ウォン(約287万円)を制作費として拠出した。

日本側の露骨な撤去圧力は、少女像の除幕式前日から始まったとユン博士は伝えた。「10月21日午後4時頃、上海の日本総領事館から蘇智良教授に直接電話があり、設置しないでほしいと要請された。上海には日本企業も多いので両国の交流協力にも良くないという趣旨の話もされた」。蘇教授は「何も返事をしなかった」という。

蘇教授は1993年頃から慰安婦問題を調査し、研究書籍も出してきた。「蘇教授は中国人慰安婦(中国居住の朝鮮出身者慰安婦を含む)の口述調査もかなり行い、民間人から寄付金を集め、毎月被害者と確認された方々に生活費の支援もしている」とユン博士は伝えた。

現地と日本のメディア報道を総合すると、10月22日午前に少女像の除幕式が開かれると、その日の午後日本の外務省が東京の中国大使館に少女像の撤去を要請し、中国の日本総領事館も上海師範大学に少女像の撤去を要請する電話をかけた。その後から中国政府側の圧力がさまざまな経路を通じて入ってきた。「22日午後から中国外交部は上海市人民政府の外事事務所に連絡し、上海市人民政府はまた上海市教育委員会に、そして上海市教育委員会は上海師範大学に連絡をした。最初は少女像に幕をかぶせて人目につかないようにするよう言った。しかしすぐに要求内容が少女像の撤去に変わった。その後、11月10日頃からは再び少女像を博物館内部に移動させよという要求に変わった

これに反発した中国人たちの要求で、中国外交部はブリーフィングを通じて強硬な態度で繰り返し原則的な立場を明らかにしている。「しかし実際には、中国当局の公式な対外反応と内部の対応は異なり、二重的だ

「中国慰安婦問題研究センターは、少女像の移転を拒否している。しかし、(中国)政府の圧力が日増しに強まっている。上海師範大学は少女像の設置を許可してくれたが、当局の圧力にどれくらい持ち堪えることができるかわからない」

ユン氏は「日本軍慰安婦問題は、日本という国家が犯した歴史的な犯罪事件だが、今再び国家が民間の少女像設置事業に関与して撤去ないしは移転を強制するのは容認できない」と話した。

彼女はもともと少女像の建立に対して単純に歓迎した人ではない。「少女像は韓国で慰安婦被害者を10代の少女だけに限定し、イメージを固定化させるため、無条件には賛成しなかった。少女のイメージがあまりに強烈に家父長的純潔イデオロギーと結びついているためだ。慰安婦問題の被害者が少女にのみ限られていたわけでもない」。だからといって彼女は歴史を記憶する造形物自体を否定しているわけではない。彼女は特に、韓日間の12・28合意により韓国では打撃が大きかったが、いままさにその問題に本格的に対処し始めた中国は違うとし、「中国では今が重要だ」と話した。「少女像建立が中国で日本軍慰安婦問題を正しく浮き彫りにすることに重要な役割を果たせると考えている。議論の拡大再生産に肯定的な影響を続けてほしい」

昨年9月から4カ月間上海に滞在したユン氏は、今年に入って9月から来年8月末まで1年間の予定で蘇教授の研究センターに滞在し、浙江省の日本軍慰安婦の現地調査に参加するなど、研究活動を続けている。1932年に日本海軍の陸戦隊が駐屯した上海は、日本軍慰安所が最初に設置されたところであり、今も日本海軍の慰安所だった建物が残っており、博物館として再建する事業が進められている。

今回の訪問中に彼女は漫画家のキム・クムスクさんと一緒に、中国に残った唯一の韓国国籍の慰安婦被害者で墜落事故で韓国の病院で治療を受けているハ・ソンスクさん(88)を訪ねて慰問し、看病中の末娘に中国の生徒たちが書いた応援メッセージを伝えるなどした。

ハンギョレ日本語版(一部) 2016.11.24[全文]