(12.28 日本大使館前)
奇しくも2016年最後の水曜デモは、日韓慰安婦合意から丸一年の12月28日と重なった。この一年の間に7人のハルモニが世を去った。慰安婦問題の引き延ばしを行ってきた挺対協が、亡くなった慰安婦の遺影を並べるという偽善を何度目にして来たことだろう。特に今回は、日韓両政府による「最終解決」後だけに、死してもなお「元慰安婦」をキャンペーンに利用する彼女たちの姿は醜悪である。 [参考:聯合ニュース]
水曜デモ終了後遺影を持って行進
慰安婦被害者2人が死去 生存者42人に=韓国
旧日本軍の慰安婦だった韓国人女性、コン・ジョムヨプさんと中国の黒竜江省東寧市に住んでいたイ・スダンさんが17日、持病のため死亡した。市民団体の韓国挺身隊問題対策協議会が明らかにした。
コンさんは1920年に全羅南道で生まれた。16歳の時に仕事を紹介するという言葉にだまされ慰安婦として連れて行かれ、旧満州(中国東北部)、上海、ハルビンなどの慰安所に強制動員された。
イさんは故郷の平壌で「工人」の募集広告を見て中国のハルビンに行ったが、東寧の慰安所に連れて行かれた。戦後、故郷に帰れず、現地に残った。2005年に韓国国籍を回復した。
韓国政府に登録されている慰安婦被害者238人中、生存者は42人に減った。
聯合ニュース日本語版 2016.5.17
日本大使館前で大規模集会 韓国、慰安婦問題に反発
ソウルの在韓日本大使館前で14日、慰安婦問題で日本政府に謝罪や賠償を求め毎週水曜日に行われている抗議集会が開かれた。韓国では慰安婦問題をめぐる日本の政治家の発言への反発が強まっており、15日の植民地支配からの解放記念日を前に、集会には千人以上が集まった。
韓国では11日、元慰安婦だと名乗り出て日本への抗議活動に多く参加した李容女さん(87)が死去。与野党指導部や閣僚が遺族の元を相次いで弔問するなど、慰安婦問題はかつてないほど社会の関心を集めている。
14日の集会を主催した韓国挺身隊問題対策協議会によると、今月7~15日に日本や米国、台湾、フィリピン、インドネシア、ドイツなど9カ国・地域で集会など関連の行事が開かれる。
産経 2013.8.14
ソウルからヨボセヨ 葬儀すら反日の糧
韓国では日本統治からの解放を祝う8月15日を前後して毎年、反日・愛国パフォーマンスが騒がしい。今回は韓国メディアが「極右」と目の敵にする安倍晋三首相が第2次内閣を発足させた後とあって盛り上がり、13日には野党国会議員が竹島(島根県隠岐の島町)に上陸。15日には与党議員が上陸を計画する一方、野党議員は靖国神社に行き、声明発表を予定している。
新聞やテレビから毎日「反日」があふれてくる韓国に住んでいると、多少のことでは驚かないのだが、先日は久々にぎょっとする出来事に遭遇した。
11日に87歳で元慰安婦の1人が他界したのだが、遺族や僧侶が遺体を乗せた霊柩(れいきゅう)車をソウルの日本大使館前に乗り付け、遺影と位牌(いはい)を前に読経するなど“葬儀”を行った。かつて日本では所構わず葬儀の花輪を送りつけるのは暴力団の嫌がらせと決まっていたが…。
14日には元慰安婦の女性を支援する反日団体、韓国挺身隊問題対策協議会が呼びかけた集会に教師の引率で夏休み中の中高生ら約1300人が集結。無届けの違法集会を開くなどやりたい放題だ。元慰安婦は生前、反日活動にかり出され、各地を引っ張り回された。死してなお、反日に利用されることを喜んでいるのだろうか。
産経 2013.8.15