前任者のチョ・ユンソンもフランスの漫画祭に慰安婦問題を売り込むなど色々やってくれたが、今度の女性家族部(省)長官も国民の期待を担い慰安婦問題の国際化に邁進している。慰安婦版『シンドラーのリスト』を作るのだそうだ。しかも韓国政府主導で。国を挙げた日本軍性奴隷制キャンペーンの目玉となるか。こういった映画がうまくヒットすれば、国際世論を作ることが出来る。反捕鯨運動も『わんぱくフリッパー』や『ザ・コーブ』『Whale Wars』といった映像作品が影響を与え今の形を作り上げたのだろう。特に後ろの二つは嘘の多いプロパガンダ映画orテレビシリーズだが、表立って批判する者が少なく権威ある賞を取ったり大衆受けした。その結果がエコテロリストの太地町での跋扈である。
政府主導で慰安婦映画=「シンドラーのリスト」目指す―韓国
韓国の金姫廷女性家族相は25日付の韓国紙・東亜日報とのインタビューで、政府の主導で従軍慰安婦問題を取り上げた映画の制作を進めていると明らかにした。韓国政府のこのような試みは初めて。
金氏は「既存の慰安婦映画とは違い、国内外の観客に大きな影響を与える大衆性の強いものとなる」と強調。第2次大戦中のユダヤ人救済を描いた米映画「シンドラーのリスト」のような戦争犠牲者の実情を伝えられる劇的な作品を目指しているという。
慰安婦版シンドラーのリストをというアイディアは目新しい物ではない。早くも2009年の中央日報に、このアイディアが提起されていたし・・・
・・・芸術を通して告発する方法もある。ユダヤ人のスティーブン・スピルバーグ監督が作った映画『シンドラーのリスト』はドイツの右翼を沈黙させた。・・・テーマ自体が多くの人々の好奇心を誘発し、世界的に大ヒットするはずであり、さらにその余勢で日本側の主張を直ちに黙殺させることができる・・・。(中央日報 2009.2.28)
昨年の朝鮮日報もこのように煽っていた。
・・・日本が一度恥をかいたからといって、慰安婦問題が収束するわけではない。「アングレームの奇跡」は始まりにすぎない。慰安婦問題をテーマとする漫画で世界の人々が衝撃を受けたということは、国際社会がそれだけ、この問題を知らなかったということを意味する。韓国国内向けではなく、海外にも配給され、世界の人々が慰安婦問題の実情を知ることができるような映画を制作しようではないか。(朝鮮日報 2014.3.8)