2014/11/26

強制動員目撃者が名乗り出ないわけ(中央日報)

「私が証拠」
強制連行(徴用)の証拠は本人の証言のみ

数万人の朝鮮人女性が拉致されたというのに、「韓国人目撃者の公開的な目撃談はまだ聞こえない」。

結局、慰安婦の強制動員(強制連行)の第三者証言は、「良心的日本人(吉田清治)」によるものだけ。「現場を見ていない私たち」が、あったあったと言っている。筆者は、目撃者たちは自分だけが助かったという罪の意識から公には証言しないのだと言い、韓国政府に、そうした証言を汲み上げて証言集を作れと。残念ながら、そうして出来た証言集は単なる嘘のカタログである。

【噴水台】私も当時、悪魔を見た=韓国

 「日本はまだ強制的に慰安婦を動員したことがないと言い張っているのか?」

  「なんということか。町ごとに大騒ぎだったというのに。最初は工場に就職させると話していた。それでもお金を稼ぎにいくという子が多くないから、町ごとに割り当てられた数を満たせなかった。後になると道端や畑で手当たり次第みんな捕まえて行った。娘に男の服を着せる家がどれほど多かったことか。当時も今も貧しい家の娘だけが哀れだ。非常に貧しかった裏の家の娘が捕まえらながら、どうせ捕まるのなら工場に行ってお金でも稼いで親孝行しようとしていたが、そんな悪いことをさせるとは誰が思っていただろうか」。

  ある高齢男性の証言だ。その現場をそのまま目撃したという。「強制動員するのを見たと証人になってほしい」と話したところ、「何かいいことをしたわけでもないのに出ていけるはずがない。それを見たことも罪人だというのに」という。

  今はもう分かる。この人たちが「私が目撃した」と言いながら公開的に出ていくことができず、後ろで沈黙する理由を。私たちの脳は神秘的だ。苦しい記憶は忘れようとする。あたかもなかったかのように。慰安婦問題。人間は過ちを犯すこともある。また、過ちは誠意のある謝罪ひとつで許されることもある。被害者の血を吐くような告白はもちろん、強制動員文書や記録、動員に参加した日本人の良心の告白。すべてを否定して「強制動員の証拠」を最後まで要求する日本。事件ごとに目撃者がいて、その目撃者の言葉は事件解決の最も重要なカギだ。

  薄れた記憶ではあるが、慰安婦を動員したその時代のその時。男装のおかげで危機を免れた人、隣の子どもが捕まるのを見た人、捕まっていくトラックから飛び降りた人。この人たちがまさに、日本が限りなく要求する「強制動員の目撃者であり証拠」だ。

  良心宣言をした日本人の言葉は時々聞こえたが、韓国人目撃者の公開的な目撃談はまだ聞こえない。今はもうその記憶を胸から取り出して話そう。運よく捕まらなかった人、捕まっていくのを見た人と渋々助けた人、自分だけ無事だったのが申し訳なくてその記憶を封じ込めようとしているのなら、もっと遅くなる前に、もっと歳を取る前に。

  被害者の涙ぐましい告白より、現場を見ていない私たちの言葉より、「あなたたちが家を歩き回って女の子を連れていくのを私の目ではっきりと目撃した」と告白する高齢者の直接的な証言が、法の審判台ではるかに力になるからだ。政府は慰安婦問題を外交的戦略ばかりに利用せず、この際、高齢者の助けを受けて「強制動員証人声明書」でも作るべきだ。

  オム・ウルスン文化未来イフ代表

19 件のコメント:

  1. マイケル・ヨン Michael Yonという援軍が現れたようです。
    下記の産経ニュースに耳寄りな情報が載っています。
    http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270003-n1.html

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    1. ありがとうございます。マイケル・ヨン氏には期待しています。古森氏の記事については、ちょっと?というのが素直な感想です。この人の報告をそのまま信じるのは危険かと。

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  2. 文中、”政府の調査結果は「ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業班(IWG)米国議会あて最終報告」として、2007年4月にまとめられた。”の部分は注目されると思います。

    「米下院対日非難決議121」の採択が同じ年の6月26日ですから、この報告が議会に提出された時期は採択の2ヶ月前のことですね。

    同じ年、マイクホンダは日本のテレビ番組(「報道2001」)に出演して、他の出演者に「決議の根拠は何か」と聞かれて「河野談話だ」と応えています。

    つまり、元慰安婦の証言(李用洙と金君子)でもダメ、米公式記録調査でもダメ、河野談話だけが「米下院対日非難決議121」の根拠だということです。

    今年6月にまとめられた「河野談話の検証報告」によれば、河野談話は元慰安婦16人の聞取り調査に基づいたものではなく、日韓両政府による政治的妥協の産物であることが明らかになっていますから、「米下院対日非難決議121」は実質的にもうボロボロです。

    むろん、マイケル・ヨン氏がこの報告について何か英文記事を発表すれば、それをもとに「米下院対日非難決議121は根拠のない噂さによるものだ」と主張できるわけです。河野談話の撤回や見直しは既に重要ではなく、単にアナウンス効果を持つものでしかない。

    アメリカの法律は「噂さhearsayによって被告を裁くことはできない」と定めていますから、なおも「米下院対日非難決議121」で日本批判をすれば法違反だということになります。

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    1. >報道2001

      私もあの番組を見ていたのですが、ホンダは「事実でないなら、なぜ日本政府の要人が謝ったのでしょうか?」みたいなことを言っていたような記憶があります。昔のことでかなり曖昧な記憶ですが・・・。

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    2.  ホンダは、そう云っていましたよ。日本側の出席者は答えに窮して何も言い返せないでいた。そこでキャスターの黒岩(現・神奈川県知事)が「ホンダさんは顔つきも日本人なのに・・・なんで日本を批判するんですか」みたいな素っ頓狂なことを云ってお茶を濁していた。案の定、「私はアメリカ人だ!」とホンダは激怒。あの時くらい、日本人の国際感覚のなさにがっかりしたことはありません。我々は英語の前にアメリカという国を知らない。それを先になんとかせにゃならん、と思いましたね。同時に、自分が出席者でも的確に言い返せたか自信がなかった。河野談話そのものの存在すら、よく知りませんでしたからね。
       思い起こすと、2007年の対日批難決議、あれがこの問題に関心を持ったはじめだった。それまでは盧武鉉のバカ発言を笑うだけの「笑韓」でした。 今は「殺韓」ですけど。

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    3. 私もあの黒岩さんの発言にはズッコケました。

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  3. 追伸:
    マイケル・ヨン氏が、どういう形でこれを記事にするかは分かりませんが、当然、目良氏がグレンデール市を相手に進めている控訴審にも影響することが考えられます。

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  4. 更に言うと、「ナチス」が出ているところにも、マイク・ホンダの意図が透けてみえますね。先の「ヘイデン法」と合わせて考えれば、奴は米国内で活動しているドイツ企業からもカネを搾り取るつもりだったのですよ。フォルクス・ワーゲンなんか、戦時中は航空機も生産していましたからね。

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  5. チャンネル桜の水島社長が、「吉田清治の息子二人がモスクワ大学に留学していた」と随所でコメントしている、その根拠は週刊新潮2014年9月18日号に載った、この記事ですね。長男が直にそう云っている。

    http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/40328828.html

    ソ連崩壊から10年以上を経ている今ならいざしらず、80年代、90年代のモスクワ大学留学は相当に特殊な留学でしょう。留学資金はどこから支弁したのか。

    むろん、まだ吉田清治をコミンテルンの工作員と決め付けるには根拠が薄弱ですけれども、慰安婦問題が朝日新聞によって喧伝され外交問題化することによって日韓分断、日米分断に大いに役立ったことは事実です。

     この場合、一番ほくそ笑んでいたであろう人物は誰か。間違いなく、金正日でしょうな。最近、西岡力氏が著書「朝日新聞 日本人への大罪」のなかに韓国情報院が暴露した盧武鉉と金正日の会話記録を載せていますが、あれを読むと、盧武鉉は完全に金正日の手先として行動していたと思います。

     韓国は金大中・盧武鉉の二代に渡り太陽政策を続けていた。つまり、韓国は成長の成果を北朝鮮に貢いでいた。今は北朝鮮に対する兵糧攻めで空いている口は支那ルート一本ですし、これもまもなく締まってしまう。

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  6. 尻蹴れになってしまいました。

     あの金正日が、日本の中に手を突っ込まないはずがない。朝日は金豚の手先に使われたと考えるのは、これでもまだ、うがちすぎでしょうかねえ。

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  7. ちなみに、連合を組まれたら困る相手に分断工作を仕掛けるのはコミンテルンの常套手段であり、戦前にも仕掛けられています。
    1937年の上海事変のとき、日本人居住区に突然、張治中率いる国民党軍第九軍が攻撃してきたので日本軍は現地の陸戦隊だけでは足りず、後続の兵を送るはめになり戦線が拡大してしまった。この張治中という人物は共産党の草sleeperだったことが今日判明しています。
    上海事変の前までは、蒋介石の国民党軍は日本軍との戦いよりも延安の共産党を叩くことに熱心で、延安の毛沢東政権は、せっかく第五次囲剿に耐えて延安まではるばる逃げ延びたのに、第六次囲剿をやられたら生き残れなかった。かつ、日本はドイツと防共協定を結んでいたから、モスクワのスターリンとしては日独両軍に挟み撃ちにされたらソ連共産党が生き残る道はなかった。
    私は、盧溝橋事件も、通州事件も、日本人僧侶殺害事件も、大山勇夫海軍中尉・斉藤与蔵一等水兵殺害事件も、全て国民党軍に紛れ込んでいた共産党の草のせいだと思っています。直接の証拠はありませんけれども、状況証拠は間違いなく「夷をもって夷を制す」とばかり、日本軍と国民党軍を戦わせる方針で誰かが絵を描いている。この場合、その人物は毛沢東しかいないし、当時の毛沢東はモスクワのロボットですからね。それに利害が一致しています。これら一連の工作があって、日本軍は国民党軍と戦うはめに陥り、陸軍の大部分が支那戦線に釘付けになったことで、スターリンはドイツによるバルバロッサ作戦に耐えることができた。
    クーデターに成功した軍隊が最初に狙う民間施設は放送局だといわれますが、冷戦時代、コミンテルンが狙ったものはマスコミと教育だ。
    1972年のあさま山荘事件で挫折した日本の左翼運動分子が、その後にマスコミ人や教員になり、昔の思想を引きずったまま、ソ連や中共の謀略の手引きをしたというシナリオは、決して「おとぎ話」ではないと思いますよ。

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  8. さらに云うと、国連事務総長に潘基文が座っていて、クマラスワミがメチャクチャな日本批判の報告を書いた、これもただの偶然ではないと思います。
    日本の外交が国連重視だというのは、福田赳夫首相の「全方位外交」発言以来、有名ですからな。日米安保にくさびを打ち込み、国連を通じて日本政府に対して居丈高にものをいう、あわせて日本人拉致に対するカウンターとして「お前らもやっていたではないか」と反論できるようにする。そのために、金正日にとって慰安婦問題は格好の材料だった。
    カネですけど、日本から大量のパチンコマネーが行っているし、ダッカ事件で福田赳夫は大金を連合赤軍に払ってしまうし、韓国も貢ぐし、自国内でもやりたい放題ですから、金正日は死ぬまでカネに苦労はしなかったはずです。

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  9. ケント・ギルバート氏がマイケル・ヨン氏から許可を取って、ヨン氏の記事を日本語に訳してくださっています。ケント・ギルバート氏のブログから。

    http://ameblo.jp/workingkent/entry-11958461771.html

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    1. マイケル・ヨン氏の主張は明快ですね。橋下発言に端を発し、米メディアが裏づけもとらずにいい加減な記事をダダ漏れに流していた頃に比べると隔世の思いがあります。
      ただ、私はヨン氏の英文記事を欲している。日本国内ではほぼ大勢が決まり、主戦場が英語世界に移っているから。一日千秋の思いでヨン氏の記事発表を待ちたいと思います。

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    2. izumiさん、ありがとうございます。

      これだけ長く日本で暮らしていたケント・ギルバート氏であっても、今年になるまで慰安婦問題で日本側の言い分を信じていなかった、そして朝日の訂正で考えを転換した。二度考えさせられました。

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  10. 読売の"Sex Slaves"についての謝罪も、
    AP通信の山口真理が伝えるとこうなる。
    http://abcnews.go.com/International/story?id=27227436
    https://twitter.com/mariyamaguchi

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    1. ありがとうございます。山口さんは、まだマトモな方なんですけどね・・・。NYTの某記者と違って。

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  11. 山路 敬介2014年11月30日 6:47

    この記事の要点は証言者への反論や矛盾の指摘をあらかじめ封じておくための、「被害者化」にありますね。

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    1. でも、傍目にもかなり無理がありますよね。

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