元NHK職員で現在は経済学者として活躍している池田信夫が先週ツイッターで、こんな事をつぶやいていた。彼はNHK時代、終戦特集のような番組にも関わり朝鮮人強制連行の番組も手がけた。そんな彼の感想である。
彼が言うように、罪滅ぼしのつもりで、証言者の話がおかしいと思っても日本人はそれを指摘してこなかった。それが河野談話にもつながり、慰安婦問題が国際問題に発展する原因になったのだと思われる。
それにしても「無縁社会」キャンペーンは長い。菊池寛賞とか取って気をよくしたのかな。私の経験では、こういうセンチメンタルな話を好むのは社会情報グループ。昔も「中国残留孤児」というキャンペーンを何年もやって私も巻き込まれたが、あれはほとんど嘘だった。
残留孤児も最初のころは本物で親も見つかったが、最後のほうになると見つかるのは50人中2~3人で、親の名前もでたらめ。「日本に行けば30万円(年収を超える)もらえる」というので、エージェントがそれらしいのを集めてきた。厚生省もNHKも「罪滅ぼし」で嘘を暴かなかった。