ドイツのベルリンで行われた水曜デモは50人規模であったという。驚くことに、このデモは日本人と韓国人(系)の共催であった・・・別に驚くことでもない。いつものことである。
日本人の代表は「ベルリン・女の会」の池永記代美で、写真にも写っている。この人が共訳した「ナチズムと強制売春」という本も読んだことがあるが、ドイツ軍も第2次大戦中に売春宿を持っていたのである。それに対し、ドイツ政府何ら謝罪も補償もしていない。このデモに参加したドイツ人やこの記事を書いたHolger Rudolphはそのことを当然知っていなければいけないのだが、どうだろう?
一方に国母のごとき崇められている朝鮮人元慰安婦がおり、何ら補償も注目もされないドイツ(軍)、日本人慰安婦がいる。ドイツまで行って(日本軍)慰安婦デモをやっている人たちは奇特としか言いようがない・・・と言いたいところだが、真面目な話、池永はドイツの韓国人女性グループと親しい。海外の日系人はこういったアジア系同士の人間関係から慰安婦問題に巻き込まれる例が多いようだ。アジア系の仲間たちとの友情の為にも日本の旧悪と戦う、といった正義感が韓国系の反日(当人達がどの程度意識しているかは別として)とシンクロしてしまうのだろう。
大きくJAPANを糾弾する文句が書きこまれた垂れ幕。この集団の中に日本人が混じっているのである・・・。
On August 10th 2011, more than fifty people from Germany, Japan and Korea assembled on Wittenbergplatz in the heart of Berlin to raise awareness for the issue of the so-called "comfort women", women mostly from Korea and South East Asia, who were forced into sexual slavery by the Japanese military during World War II. The vigil commemorated both the 66th anniversary of the t of hostilities in the Asian-Pacific War 1931-1945 and the date Mrs. Kim Hak-soon, a former "comfort woman" from Korea, publicly addressed her plight as the first victim ever 20 years ago. The protesters were mostly members of different German groups and Korean and Japanese groups in Germany, who - together - try to advance the claims towards the Japanese government to come to terms with the Japanese war crimes of the past and to acknowledge the approx. 200.000 women's suffering and demands for compensation.
Demotix 2011.8.10
ところで、「アジア太平洋戦争」って日本の左翼(?)言葉ですよ、Holger Rudolphさん?英語やドイツ語にそんな言葉ありましたっけ?
池永記代美
Nataly Jung-Hwa Han (韓国系?の運動家)
「日本:犠牲者に賠償しろ」
この記事を書いたHolger Rudolphのプロフィールの一部を転載。「He's currently associated with Korea-Verband e.V. in Berlin/Germany, a non-profit organisation concerned with German-Korean relations and cultural, societal and political issues on the Korean peninsula.」