新日本婦人の会(新婦人)は19日、男女平等・女性の地位向上をめざす「春の行動」で取り組んだ署名4万3215人分を国会に提出しました。笠井貴美代会長、平野恵美子男女平等・働く女性部長が代表して、日本共産党の高橋ちづ子衆院議員と井上哲士、紙智子両参院議員に託しました。
新婦人は、ことし創立50周年を記念し、国際女性デーの3月8日から婦人参政記念日の4月10日までを「春の行動」として諸要求実現をめざす署名行動に取り組んできました。提出した署名の内訳は▽「日本軍『慰安婦』問題の法的解決を急ぐことを求める請願」2万6790人▽「民法改正を求める請願」1万6425人、です。
笠井会長は「『慰安婦』問題と民法改正は待ったなしの課題として、春の行動にとどまらず今後も重視して取り組むことを呼びかけています。特に『慰安婦』問題は署名行動でも新婦人が発行したパンフレットでも大きな反響が寄せられています。さらに世論を高め広げていきたいと考えています」と話しました。
赤旗 2012.4.20