twitter 2014.9.19
「『業者使って欺して連れてきただけですから!』と胸を張るのは何なのか?理解力がないのか、人権感覚が狂ってるのか」と芥川賞作家平野啓一郎。彼は、日本政府が業者に命じて女性を騙して連れて来させていたとでも思っているのだろうか?海外では(意図的に)そういった風に語られていたりするから外国人がそう思い込んでいても仕方ないが、彼は日本人である。「日本軍が慰安所なるものを設置・運営して、深刻な人権蹂躙を行っていたこと自体を非難されてる」。日本軍がやったのは設置までであり、人権侵害と言われているのは、数十万の女性を拉致し強姦し、証拠隠滅の為に殺害したことだったりするわけだ(もちろん事実ではないが)。
「歴史を間違った形で修正しようとすれば、相手国は反発します」と言う前に、そもそも彼は何が正しく何が間違っているか分かっているのだろうか?続くツイートで平野が紹介しているのは、(隠れ?)拉致問題相殺論者である。個人的にはこういうタイプが一番悪質だと思っている。例によってスマラン事件を持ち出している。
仮に安倍首相が主張するように「狭義の強制性」「強制連行」を証明する証拠の文書がなければ、世界から非難されるような問題はないとした場合、北朝鮮の拉致問題も世界から非難される問題ではなくなってしまいます。
「いつまででも。日本としての反省が不十分なまま、唐突に人類全体の問題と抽象化することは出来ません」・・・何をもって不十分と言っているのか分からないが、この問題を普遍的な問題として売り込んでいるのは韓国側である。全体的に空虚な文章だが、この人の文学もこんな感じなのだろうか?ずっと前に日蝕を読んだきりだが(もう忘れた)。
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