日韓議員連盟の幹事長を務める自民党の河村建夫がアメリカで講演。「これまでの形をとっていけば、解決の糸口はある」と。このニュースをどう見るかだが、要するに河村議員が言っているのは、日本政府のこれまでの取り組みは間違っていなかった、ということだろう。韓国側が後でどう言い繕うにしろ、「公式の謝罪ではなかった」とか、「賠償(?)していない」という主張は通用しなくなりつつあるということではないか?河村の立場でこのように言われている以上、民主党左派が政権を奪回でもしない限り、安倍政権が終わってもこれ以上の譲歩はありそうにない。ただ、河村は追加サービスはありえますよと言っている。スーパーのクレーマー対応としては妥当な対応かもしれない。掴み金である。
今後、アメリカでも外交関係者の間ではもう少し冷静な見方が広がって行くのではないか?
河村氏 慰安婦問題は対応踏襲し解決を
日韓議員連盟の幹事長を務める自民党の河村選挙対策委員長は、訪問先のアメリカで講演し、いわゆる従軍慰安婦の問題について、元慰安婦の女性におわびの手紙を届けるなど、これまでの取り組みを踏襲することで解決につなげるのが望ましいという考えを示しました。
超党派の国会議員で作る日韓議員連盟の幹事長を務める、自民党の河村選挙対策委員長は23日、ワシントンのシンクタンクで講演しました。
この中で河村氏は、いわゆる従軍慰安婦の問題について、「歴代の内閣が元慰安婦の皆さんに『アジア女性基金』による償い金と手紙を添えておわびしてきた」と説明しました。
そのうえで、「もう済んだとせず、生存している元慰安婦の方々に、これまでの形を取っていけば解決の糸口はあると思う」と述べ、おわびの手紙を届けるなど、これまでの取り組みを踏襲することで解決につなげるのが望ましいという考えを示しました。
また河村氏は日韓関係について、「今、両国の首脳が胸襟を開いて会談できない状況にあり、通常ではない」と指摘しました。
そして、「日韓関係を正常化させることが国民的課題になりつつある」と述べ、年内に安倍総理大臣とパク・クネ大統領の首脳会談を実現させるため、議員連盟としても環境の整備に努める考えを強調しました。
NHK 2014.7.24