2015/12/04

慰安婦像は日本人に韓国を軽蔑させる(韓国人作家)

こんな事を許せば
「世界中の大使館の周りは銃声のない戦場になる」

日本大使館前の慰安婦像。「平和の碑」などと言っているが、本音は日本に対する嫌がらせだろうということは韓国の人々も気づいているのだろう。ただ、それを言うには勇気がいる。しかし、韓国内でも少しずつ声が上がるようになってきたようである。

職業は小説家。この人が言うやう。・・・大使館前を日本批判の為の場に利用している、こんな事を許している国はない、韓国メディアは国際社会に恥を曝された日本が面子の問題で撤去を要請していると報じているが、日本政府の要求は国際的にも常識的なものだ、あの像のせいで普通の日本人まで韓国を軽蔑の目で見るようになる、と。

「安倍総理が日本大使館の前の慰安婦少女像を撤去して欲しいと要請した意図も、深く考える必要がある」

途中奇妙な安倍晋三による陰謀論が展開されたり、日本大使館前の慰安婦像を批判しながら海外の慰安婦像設置ラッシュを肯定するかのようなチグハグさも認められるが、これは自分を襲うかもしれないバッシングから身を守るための予防線なのかもしれない。やはり、韓国で「慰安婦キャンペーン」に反対するには覚悟がいるのだろう。韓国では絶対悪とされている安倍を喜ばせると言えば、批判をかわせるというわけか?

『帝国の慰安婦』起訴に付し

11月2日ソウルで行われた韓日首脳会談で、日本の安倍晋三総理が鍾路区にある日本大使館前の慰安婦少女像の撤去を求めた。

2011年イ・ミョンバク大統領と野田佳彦総理間の首脳会談でも、野田前総理が同じ要求をした。 韓国メディアは、大使館の前の少女像が日本の「国家イメージ」を失墜させるために、そういった要請をした(?)のだと言う。

韓国と日本が国交を結び大使館を設置することになった時、両国は大使館の地位と(大使館の)周辺管理に対する覚書を交換したろう。大使館の周囲は大使館を設置した国に対する攻撃や嫌悪(?)が禁止された空間だ。そうでなければ、世界中の大使館の周りは銃声のない戦争が展開する戦場になるだろう。知ってのとおり、地球上には韓日両国に匹敵するライバル関係(?)が少なくないが、すべての国が韓国を模範にすると考えてみればいい。 宣戦布告までは、お互いに対する友好が仮定される象徴的な空間が大使館だ。 日本の総理の要求は外交覚書と国際外交慣例に基づいたものだと見なすべきだ。

安倍総理が日本大使館の前の慰安婦少女像を撤去して欲しいと要請した意図も、深く考える必要がある。 安倍総理の要請が本気であれば、首脳会議に先立ち韓国政府と韓国民の心を開くプレゼントを持参せねばならなかった。 だが、彼は今年一年の間、日本政府が軍隊慰安婦の募集の強制性を認めた「河野談話」をひっくり返そうと努めた張本人だ。 それだけに、自身の要求がとんでもない事はよく分かっていただろう。 それでもあんな「ショーを行ったのは自分の支持基盤を広く固めることができるからだ。 韓国メディアは日本大使館の前の慰安婦少女像が日本の首に吊るした「トゲ」と感じるが、安倍のような右翼勢力には「알박기のように흥감한(嬉々として騒ぐといったような意味か?)こと。 自国の大使館の前に設置された「嫌悪・敵対」物(?)は普通の日本人まで嫌韓に転じさせる(?)という話だ。

ここにマキャベリが君主にした幾つかの忠告を代入してみよう。 マキャベリは君主が民から「愛」されるのが最善だがそれは実現するのが難しい願望(?に過ぎない)という。 そこで示した次善の策が、国民に君主を「恐れ」させることだ。 それと共に君主が必ず避けなければならない最悪(の選択肢)は、国民が君主を「軽蔑」させる事態だと言った。 日本大使館の前の慰安婦少女像は日本人たちに、韓国を軽蔑させる。 慰安婦問題の真実と関係なく、日本人は韓国を「自分勝手」と考えるだろう。 日本人たちに、韓国を恐れさせるには、大使館の前の慰安婦少女像を撤去する代わりに、全国の町ごとに一つずつの慰安婦少女像を建てることだ。 おそらく式恐れ(?)するだろう。 だが、イ・スンマン以来の親日派が勢力を伸ばしてきた韓国では不可能だ。 葛藤は民族主義の動員を可能にする資産だ。 現在の韓日政府には少女像が必要なのだ

2011年12月14日に建てられた日本大使館前の平和の少女像(慰安婦少女像)は大きな仕事をした。 この銅像があったので慰安婦問題解決のための水曜集会がはずみをつけたし、海外まで銅像の設置が続いた。 だが適当な契機でこの銅像は他の場所に移さなければならない。 こう言えば私もこれから親日派になるのだろうか?健全(?)な社会なら、より多様な意見を受け入れるべきだ。

パク・ユハの『帝国の慰安婦』(2013)は、今年2月裁判所から34ヶ所を削除するようにという判決を受け、伏字処理された削除版を6月に出版した。 ところで初めに著者を告訴した慰安婦の関連団体は「伏せ字処理」が自分たちをもてあそんだことで、出版中止を要求した。 日帝強占期間に伏せ字処理された本が誘って出たが、日帝警察もそれまでケチをつけることはなかった。 ところで今回は検察が出版物による名誉毀損で著者を起訴した。『帝国の慰安婦』が民族・国家・男性が独占してきた公式の歴史と異なる声を出して見たら、慰安婦に対する固定された常識と衝突する部分がある。 意見の相違がなければ考える必要もなく、思想は生じえない。

小説家

韓国日報 2015.22.17 [2] [原文]

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