流暢に韓国語を話すという事だから、
自分は一度、韓国人と中米人のハーフにかなり厳しく慰安婦問題の事で責め立てられたことがある。これはネットでのやり取りだったが、本国の韓国人でもこれほど感情的になった人とは出会った事がなかった。とにかく、猛烈に日本を憎んでいた。しかもそれが個人的な体験から日本を憎んでいたのではなく、国際的に流布している「日本軍性奴隷制度」の話を真に受けて憤っていたのである。
もともと慰安婦騒動は、靖国問題にも言えることだが、政治的なパフォーマンスとして始まった側面がある。それが20年も続く内にこんな事になってしまうとは、当時の朝日新聞の関係者も思っていなかったろう。先月のフジテレビの番組に出演した秦郁彦がマスコミの責任は大きいと言っていたが、一部のマスコミの火遊びがパラノイアを作り出してしまったとも言えるかもしれない。もちろん慰安婦騒動が大きくなったのは韓国側にも責任があるわけだが、犠牲者が出ていたら本当に救いようのない話であった。
追記 (1月16日): パラノイアと書いたが、やはりこの男、ちょっと頭がおかしいのかもしれない。16日付の聯合ニュースの記事を追加した。
日大使館火炎瓶中国人、日本軍慰安婦だった母方の祖母の誕生日合わせ犯行
日本大使館に火炎瓶を投げた疑惑で拘束令状が申請された中国人リュ(38)氏は日本軍慰安婦として徴用されたという母方の祖母の誕生日に犯行を犯したことが明らかになった。
リュ氏は8日ソウル、鍾路区、中学洞の日本大使館に自らの製作した火炎瓶4個を投げた後、現場で勤務中の警察警備隊員に検挙された。
▲リュ氏なぜ火炎瓶を投げたか?
9日ソウルの鍾路警察署によればリュ氏は韓国人である母方祖母と外曽祖父のために犯行を犯したと明らかにした。
3日外曽祖父が獄死したという西大門刑務所を見回した後、日本に対する敵がい心が大きくなって日本大使館に火炎瓶を投げたことがリュ氏が明らかにした直接的な犯行動機だ。
昨年12月18日韓日首脳会談当時、野田日本国首相が慰安婦問題に対し無責任な発言をした事もリュ氏の犯行動機の一つだ。
リュ氏は警察の調査によって母方の祖母は1942年大邱(テグ)で日本軍慰安婦として徴用されて木浦(モクポ)を経て中国に連れられてきたし外曽祖父は抗日運動をして西大門(ソデムン)刑務所に投獄されて拷問を受けて死亡したと言った。
だが、リュ氏の陳述の外にこれを証明する根拠はない状態だと警察は伝えた。 ただしリュ氏は韓国人とコミュニケーションが可能なほどの韓国語を駆使すると分かった。
警察関係者は「リュ氏が犯行を誇りに思って自身の行動を浮び上がっている」としながら「精神に問題があるとは言えない。信念による犯行と思える」と話した。
引き続き「リュ氏の犯行当日の8日は、母方の祖母の誕生日だと述べた」と「母方の祖母の誕生日に合わせて犯行し、本人自ら満足感を感じたことと考えられる」と付け加えた。
▲韓国に来た理由は?
リュ氏は昨年12月26日日本成田空港で東京を経由して仁川(インチョン)空港で入国した。
リュ氏は、同じ日日本の靖国神社に火を付けた後、中国に帰国する場合中である共助捜査で検挙されることを憂慮して韓国に入ってきたと入国理由を明かした。入国当時日本大使館にどこにあるかも知らず、放火計画はなかったと警察に述べた。
リュ氏は、入国後母方の祖母と外曽祖父の跡を踏んだ。
29日母方の祖母が連行されて行った全南(チョンナム)、木浦市(モクポシ)を経て30日母方のおばあさんが居住した大邱市、不老洞(プルロドン)を見て回った後、31日ソウルに上京して犯行当日の8日まで西大門区(ソデムング)あるモーテルに投宿した。
リュ氏は3日西大門(ソデムン)刑務所を見回し、当日犯行を決心して準備を始めた。
普段武器に関心が高かったリュ氏は数年前すでに多国籍オンライン百科事典ウィキペディアを通じ、火炎瓶製造方法を習っているはずだった。
リュ氏は6日ソウル駅の近くのガソリンスタンドであらかじめ用意した2リットルのミネラルウォーターのボトル2個にガソリン4リットルを購入して翌日焼酎瓶など火炎瓶を作る工兵(?)11個を準備した。
8日当日、工兵(?)にガソリンを入れ、Tシャツを切って芯で作り火炎瓶11個を作った後、このうちの4個を日本大使館に投擲した。
▲韓国入国前歩みは?
リュ氏は入国前日本で滞在しながら昨年12月26日東京の靖国神社の正門の柱に火をつけて神社の中の碑石に火炎瓶一個を投げたと述べている。
実際に出入国記録を見ると、リュ氏は中国の広州空港から昨年の10月3日に大阪空港から入国した後、事件発生当日の26日入国(?)した。 韓国行航空券は事件前日の12月25日前売りしたことが確認された。
だが、リュ氏の陳述外確認された事実はない状態だ。 リュ氏は心理治療医師資格と英語教師の資格を持っており、日本滞留中大阪と福島でボランティア活動をしたと伝えた。
警察はリュ氏とともに入国して先立って帰国した日本人女性を追っている。
リュ氏は日本国内日程を該当女性と共にした。 該当女性は韓国にも同行し、12月31日に日本に帰国した。 警察はリュ氏と該当女性の共謀の可否を調査している。
一方警察はリュ氏が昨年12月28日国内の某放送会社とインタビューしたのを見て、入国可否を把握した後日本大使館に通知したことが確認された。
日本大使館は捜査要請や警備強化要請はせず、警察も同じ月31日リュ氏と接触した後、犯罪疑惑がないという判断を下した。
SEGYE.com 2012.1.9 ※1
「日本人の彼女が手伝った」 日本大使館火炎瓶事件の男が明かす
「過去の過ちを反省しようとしない日本が憎らしかったのです。それで、日本植民地時代の日本軍慰安婦として強制動員された母方の祖母の誕生日にあわせ、駐韓日本大使館に火炎瓶を投げつけました」
8日午前、ソウル鍾路区中学洞(チョンノグ・ジュンハクドン)の駐韓日本大使館に火炎瓶4本を投げつけた容疑で拘束令状が申請された中国人のリュ・チャン容疑者(38)は9日、東亜(トンア)日報とのインタビューで、「火炎瓶を投げたのは、母方の祖母の誕生日へのプレゼントだった。今こそが自分の人生での最高の瞬間だ」と主張した。
中国広州出身の漢族であるリュ容疑者は、死亡直前の祖母から、直接、慰安婦時代についての話を聞かされた。祖母は、大邱(テグ)で住んでいたところ、1942年を前後に中国へと強制動員されたという。
リュ容疑者は同日、鍾路警察署の留置場で英語で行われたインタビューで、「祖母から話を聞き、大変ショックを受けており、反省しようとしない日本に憤りを感じた。昨年12月に行われた韓日首脳会談で、慰安婦問題を避けようとする日本側の誠意の無い姿勢に不快感を感じ、日本の靖国神社に放火をし、今回の出来事も起こした」と主張した。
昨年12月26日、神社に放火した際は、日本人の彼女の手助けを受けたという。彼女は心理治療士であるリュ容疑者が、昨年の福島原発事故でボランティア活動に行った際に出合ったうつ病患者だった。
警察によると、リュ容疑者は犯行前日、福島からガソリン5リットルを購入した後、神社を訪れ下見をし、その翌日の午前2時、ガラス製のマッコリビンで作った火炎瓶で火を放ったという。火炎瓶の作り方は、オンライン上の百科辞典サイト、ウィキペディアを検索して知った。リュ容疑者の彼女は、駐韓日本大使館への火炎瓶投擲事件も手助けしたという。しかし、リュ容疑者、「何を助けたのか」という記者の質問には回答を拒否した。警察は、「日本人女性が同行した事実は確認したが、1月1日、日本に向け出国したことが分かった」とコメントした。
靖国神社に火を放ち、その5時間後韓国に逃げてきたリュ容疑者は、祖母の故郷である大邱や、祖母が中国に連れて行かれた場所である木浦(モクポ)を訪れたのに続き、今月3日、母方の曽祖父が独立運動中投獄され、死亡したと聞かされたソウル西大門(ソデムン)刑務所を見て回った。警察の関係者は、「入国当時は具体的な犯行計画は無かったが、西大門刑務所を見て回った後、犯行を決心したものと見られる」と伝えた。
東亜日報 2012.1.10
1月16日追記:
日本大使館に火炎瓶投げた中国人「大韓民国万歳」
ソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ込んだ中国人の男が拘束されているソウル・鍾路警察署は16日、男が少なくとも2度にわたり韓国語で「大韓民国万歳」と叫ぶなど奇異な言動をとっていると明らかにした。同署はきょうにも男を送検する予定。
韓国語で日本の悪口を言ったり、留置場で韓国の国歌を歌ったりもするという。
男は日本政府が慰安婦問題に対して無責任な態度をとっていることに不満を抱き、8日に日本大使館に火炎瓶4本を投げ込み、壁の一部を焦がした疑いで逮捕された。
また、昨年末に東京・靖国神社に火をつけたと主張。朝鮮半島出身の祖母が旧日本軍の従軍慰安婦にされ、植民地時代の反日運動家だった曾祖父がソウルの西大門刑務所で拷問を受け死亡したと供述している。
警察は男の家族関係など、犯行動機の真偽を調査しているが、資料が乏しく確認は難しい状態だ。男と一緒に韓国入りした日本人女性は1日に出国したが、犯行を手伝ったかどうかについては確認できていないという。
聯合ニュース日本語版 2012.1.16
※1
日대사관 화염병 중국인, 일본군위안부 외조모 생일 맞춰 범행
일본대사관에 화염병을 던진 혐의로 구속영장이 신청된 중국인 유모(38)씨는 일본군 위안부로 징용됐다던 외조모의 생일날 범행을 저지른 것으로 드러났다.
유씨는 8일 서울 종로구 중학동 일본대사관에 자체 제작한 화염병 4개를 던진 후 현장 근무 중인 경찰 경비대원에 검거됐다.
▲ 유씨 왜 화염병을 던졌나?
9일 서울 종로경찰서에 따르면 유씨는 한국인인 외조모와 외증조부를 위해 범행을 저질렀다고 밝혔다.
3일 외증조부가 옥사했다는 서대문형무소를 둘러본 후 일본에 대한 적개심이 커져 일본대사관에 화염병을 던졌다는 것이 유씨가 밝힌 직접적인 범행 이유다.
지난해 12월18일 한일정상회담 당시 노다 일본 총리가 위안부 문제에 대해 무책임한 발언을 한 것도 유씨의 범행 이유 중에 하나다.
유씨는 경찰조사에서 외조모는 1942년 대구에서 일본군 위안부로 징용돼 목포를 거쳐 중국으로 끌려왔고 외증조부는 항일운동을 하다 서대문형무소에 투옥돼 고문을 받다 사망했다고 했다.
하지만 유씨의 진술 외 이를 증명할 근거는 없는 상태라고 경찰은 전했다. 다만 유씨는 내국인과 의사소통이 가능할 정도의 한국어를 구사하는 것으로 알려졌다.
경찰 관계자는 "유씨가 범행을 자랑스러워하고 자신의 행동을 부각하고 있다"면서 "정신에 문제가 있다고 말할 수 없고 신념에 의한 범죄로 보인다"고 말했다.
이어 "유씨가 범행 당일인 8일은 외조모의 생일이라고 진술했다"며 "외조모 생일과 일치시켜 범행을 하면서 본인 스스로 만족감을 느꼈던 것으로 생각된다"고 덧붙였다.
▲ 왜 한국에 온 이유는?
유씨는 지난해 12월26일 일본 나리타공항에서 도쿄를 경유해 인천공항으로 입국했다.
유씨는 같은날 일본 야스쿠니(靖國)신사에 불을 지른 후 중국으로 귀국할 경우 중일 공조수사로 검거될 것을 우려해 한국에 들어왔다고 입국사유를 밝혔다. 입국 당시 일본대사관에 어디에 있는지도 몰랐으며 방화계획은 없었다고 경찰에 진술했다.
유씨는 입국후 외조모와 외증조부의 흔적을 밟았다.
29일 외조모가 끌려간 전남 목포시를 거쳐 30일 외조모가 거주했던 대구시 불로동을 둘러본 후 31일 서울에 올라와 범행 당일인 8일까지 서대문구 한 모텔에 투숙했다.
유씨는 3일 서대문형무소를 둘러봤으며 당일 범행을 결심하고 준비를 시작했다.
평소 무기에 관심이 많은 유씨는 수년전 이미 다국적 온라인 백과사전인 위키디피아를 통해 화염병 제조방법을 익히고 있는 터였다.
유씨는 6일 서울역 인근 주유소에서 미리 준비한 2ℓ짜리 생수통 2개에 휘발유 4ℓ를 구입하고 다음날 소주병 등 화염병을 만들 공병 11개를 준비했다.
당일인 8일 공병에 휘발유를 넣고 T셔츠를 잘라 심지로 만들어 화염병 11개를 만든 후 이중 4개를 일본대사관에 투척했다.
▲ 한국 입국전 행보는?
유씨는 입국전 일본에서 체류하면서 지난해 12월26일 일본 도쿄의 야스쿠니 신사에 정문 기둥에 불을 붙이고 신사 내 비석에 화염병 한 개를 던졌다고 진술하고 있다.
실제로 출입국 기록을 보면 유씨는 중국 광저우 공항에서 지난해 10월3일 일본 오사카공항으로 입국한 후 사건 발생 당일인 26일 입국했다. 한국행 항공권은 사건 전날인 12월25일 예매한 것으로 확인됐다.
하지만 유씨의 진술외 확인된 사실은 없는 상태다. 유씨는 심리치료 의사 자격과 영어교사 자격을 가지고 있으며 일본 체류 중 오사카와 후쿠시마에서 자원봉사 활동을 했다고 전했다.
경찰은 유씨와 함께 입국했다 앞서 귀국한 일본인 여성을 쫓고 있다.
유씨는 일본내 일정을 해당 여성과 함께했다. 해당 여성은 한국에도 동행했으며 12월31일 일본으로 귀국했다. 경찰은 유씨와 해당 여성간 공모 여부를 조사하고 있다.
한편 경찰은 유씨가 지난해 12월28일 국내 모 방송사와 인터뷰한 것을 보고 입국 여부를 파악한 후 일본대사관에 통보한 것으로 확인됐다.
일본대사관은 수사요청이나 경비강화 요청은 하지 않았으며 경찰도 같은달 31일 유씨와 접촉한 후 범죄혐의가 없다는 판단을 내렸다.