2014/08/12

オランダ「飾り窓」の女と人身売買



戦前の日本には公娼制度があった。慰安婦はその戦地版である。オランダは、現在も公娼制度を採用している。日本軍は、女性たちが不当な扱いを受けないよう気を配ったが、問題は皆無ではなかった。オランダ政府も売春婦の安全に神経を使っているが、人身売買は後を絶たない。オランダが公娼制度を採用したのは売春婦の安全の為であり、日本軍が慰安婦を伴ったのも女性の安全の為であった。

それでも、トラブルがあれば政府が責めを負うことになる。しかし、個人の犯罪まで政府が法的責任を負わなければならないのかといえば、それは違うだろう。

アムステルダムの赤線地帯

見慣れた「飾り窓」の光景

と、ふいに・・・

「飾り窓」の女たちが

踊り出す

通行人も足を止め・・

人垣が出来る

踊りが終わり

やんやの喝采。と、頭上に

現れたメッセージ

毎年、何千という女性がダンサーになれると騙され

悲劇にも、ここに連れて来られる

・・・

無言で看板を見上げる人々

人身売買を止めよう
人間は売買の対象ではない