被害者の訴えが無視されるような社会であってはならない。しかし、一方で被害者の証言を疑う事を「セカンド・レイプ」だと言って反論を許さないフェミニストも問題である。痴漢冤罪事件というものも、現実に被害者を出しているのである。
集団暴行の停学処分無効=「女子学生の同意あった」-京都地裁
女子学生に対する集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕され、不起訴処分となった京都教育大の男子学生6人のうち4人が、大学の無期限停学処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が15日、京都地裁であった。杉江佳治裁判長は「女子学生の明確な同意があった」として、暴行の事実はなかったと認定。停学処分を無効とした上で、大学側に1人10万円の慰謝料の支払いなどを命じた。
杉江裁判長は、大学は女子学生の保護を重視する一方で、男子学生らの言い分を考慮しなかったと指摘。今年4月まで処分見直しの検討をしていなかったとして、長期にわたって著しく不利益な処分を科したと結論付けた。
4人は2009年2月、他の2人とともに、京都市の居酒屋で開かれた体育学科の送別会で、酒に酔って抵抗できなかった女子学生を店の空き部屋に連れ込み、集団暴行したとして逮捕された後、不起訴処分とされた。6人は「女子学生は泥酔状態ではなく、合意の上だった」と容疑を否認していた。
京都教育大企画広報課の話 早急に判決内容を詳細に検討した上で、今後の方針を決定する。
時事 2011.7.15