2011/07/03

法然院と保守系団体の対話



寺側の言い分も理解できる。寺側がこういった催しを拒絶するのは適当ではないだろう。確かに挺対協が色々な催しを企画して資金を集めているのは事実で、彼女たちが巧みな話で疑う事を知らない日本人を説得している様子を目撃した立場からすると、複雑な気持ちはある。

しかし善意で企画された催しもあるはずである(その金がどこぞの団体に寄付されているとしても)。支援団体には展示会を開催する自由があり、法然院には場所を提供する自由があり、それに反対する団体が催しに抗議する自由がある・・・という所だろう。

なおこれは台湾人慰安婦に関する写真展だが、基本的に台湾の慰安婦支援運動は韓国のそれと比べ反日色が薄いようである。「旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委員会」も善意の団体のように見受けられる。

なんにしろ、対話が平和裏に行われたのは良かった。


その一
その三

(事情を知らない人を説得するのに、「強制連行はなかった」というのはどうか?「強制連行」という左翼言葉を使っている時点で、相手の土俵に乗っている。この言葉は非常に気をつけて使わなくてはいけないと思う)