お約束事とはいえ、「教育」「再発防止」「処罰」を訴える韓国政府代表の姿は皮肉以外の何物でもない。処罰を言うなら、韓国政府自らが、1954年まで公式に存在した韓国軍の「特殊慰安隊」の関係者を処罰して見せる必要がある。これこそ、1945年に廃止された日本軍慰安所の再発(再来)ではないか?またその事実を教科書に記載させていない理由についても弁明する義務があるだろう。
これが中進国同士であれば相手の非を持ち出して(時にはでっち上げてでも)非難の応酬になるのだが、日本政府は「解決済み」を繰り返すことで自衛権こそ発動したものの、平和憲法の理念に従って反撃(非難の応酬に)はしなかったようだ。朝日新聞の報道によると(日本のメディアの報道はココにまとめてある)日本政府は「慰安婦問題について『多くの女性の名誉と尊厳を傷つけた、ゆゆしき問題と日本政府は認識し』」ていると反省の弁まで口にしたという。
良心的日本人の頑張りにも関わらず、日本政府は一貫して「不服従」
各国が国益を追求して鎬を削る国連では韓国政府の行動の方が普通だろう。それにしても、恐るべきは日本政府である。これも一種の「非暴力(口論)、不服従」ポリシーなのだろうか?進歩的日本人たちがいくら国際社会の勧告を受け入れろと責め立てても、幸いにして日本政府は、関係者の処罰や教科書記載の義務付けといった無理無体は頑として受け入れない。非暴力不服従は最終的に勝利できるのだろうか?
11日(現地時間)韓国政府は、国連総会で第2次世界大戦当時の日本軍慰安婦など戦争性暴行問題に関して提起した。
第66回国連総会第3委員会の女性地位向上討論に韓国政府代表として参加したシン・ドンイク主国連代表部次席大使は日本軍慰安婦、組織的な強姦と性奴隷など武力紛争状況で発生する性暴行問題の深刻性に対して憂慮を表明した。
シン次席大使は「こうした性暴行は戦争犯罪に該当する」としながら「歴史的事件に関する正確な教育を通じて武力紛争状況で組織的な強姦と性奴隷問題が再発しないようにしなければならない」と明らかにした。
引き続き「国連と加盟国が武力紛争過程で発生した性暴行犠牲者らに対する効果的な救済(駆除)と被害予防に出て加害者らを処罰する努力をしなければならない」と強調した。
Asiatoday 2011.10.12
[아시아투데이=신건웅 기자] 11일(현지시간) 한국정부는 유엔 총회에서 제2차 세계 대전 당시 일본군 위안부 등 전쟁 성폭력 문제에 대해 제기했다.
제66차 유엔총회 제3위원회의 여성 지위 향상 토론에 한국 정부 대표로 참석한 신동익 주 유엔대표부 차석대사는 일본군 위안부, 조직적인 강간과 성 노예 등 무력 분쟁 상황에서 발생하는 성폭력 문제의 심각성에 대해 우려를 나타냈다.
신 차석대사는 “이런 성폭력이 전쟁 범죄에 해당한다”면서 “역사적 사건에 관한 정확한 교육을 통해 무력 분쟁 상황에서 조직적인 강간과 성 노예 문제가 재발하지 않도록 해야 한다”고 밝혔다.
이어 “유엔과 회원국들이 무력 분쟁 과정에서 발생한 성폭력 희생자들에 대한 효과적인 구제와 피해 예방에 나서고 가해자들을 처벌하는 노력을 해야한다”고 강조했다.