もっと大きな慰安婦像を建てるべきだとエニ・ファレオマバエガ米国下院議員。あの銅像が刺激になってトラブルが頻発していることなど知らないのだろう。マイク・ホンダよりこちらの方が軽率な印象を受けるが、実際はどうなのだろう。
米下院議員「もっと大きな慰安婦少女像建てるべき」
【広州聯合ニュース】エニ・ファレオマバエガ米下院議員は20日、元従軍慰安婦の女性が共同生活する京畿道広州市の「ナヌムの家」を訪れ、「(在韓日本大使館前に設置されている)『慰安婦少女像』は小さすぎて、むしろ被害者らが恥ずかしい思いをする」と指摘した。同席していた与党セヌリ党国会議員らに向かい、もっと大きな銅像を建てるよう、李明博(イ・ミョンバク)大統領に要請してほしいと述べた。
ファレオマバエガ議員は日系3世のマイク・ホンダ下院議員とともに、韓国非営利団体の招きで16日に韓国を訪れ、滞在最終日の同日にナヌムの家を訪問。元慰安婦6人と面会した。両議員は2007年、慰安婦に対する日本政府の謝罪を求める下院決議案の採択を主導したことで知られる。
ファレオマバエガ議員は「日本政府が謝罪しない以上、被害者らがどんな苦労をして、どのように耐えたのかを人々に伝えるため、もっと大きな銅像の建立が必要だ」と繰り返し強調した。また「(元慰安婦の)おばさんたちはもっと良い待遇を受けるべきだ」と訴えながら、目に涙を浮かべた。
「慰安婦」を「性奴隷」と呼ぶべきとする議論については「性奴隷とするのが正しい。実際に起こったこと(強制動員)を考えると、決して慰安婦という言葉を使うべきではない」と述べた。ホンダ議員も「どちらかを選ぶのなら性奴隷が適切だ」との考えを示した。
今年7月、クリントン国務長官が慰安婦を「強制された性奴隷(enforced sex slave)」と呼んだとされる問題に端を発した、慰安婦の呼称をめぐる議論を受け、韓国政府は先ごろ慰安婦の英語名称を「Sexual slavery victims for the Japanese imperial army(日本帝国軍のために徴集された性奴隷犠牲者)」と規定した。
中央日報 2012.8.20