今まで取り上げられたテーマは、環境問題やチベット問題、日本絡みだと、AVAAZは2010年のIWC(国際捕鯨委員会)に合わせ、捕鯨再開反対キャンペーンを行った。昨年は「福島の子供たちのための20万人署名」というのもやっている。
韓国挺身隊問題対策協議会のユン・ミヒャン代表が協力を呼びかけているこの署名運動は、Lee, Hyoun-Sook J.という名の韓国人が提案者になっている。5万人の署名を集めれば、AVAAZが国連総会に慰安婦決議採択を求める世界の声を届けるというもの。
賛同する人は、署名すればいいし、下の方に「Report this as inappropriate」というボタンもある。クリックすると不適当な署名活動として報告される。これをクリックしてもいい。ちなみにクリックするとプルダウンメニューが現れ、Hate speech (ヘイト・スピーチ)という項目もある。参考までに。
署名を呼びかけるユン(炎上防止の為、画像を一部加工した)
署名活動を阻止するとかそういう事ではなく、慰安婦問題が海外でどのように喧伝されているかを知る資料として。
挺対協を支援している日本人は多い。彼らはこういった市民団体が日韓の真の友好を築くために日本政府に過去の精算を求めていると信じこんでいる。残念ながら、下の文章を見ても分かるようにそれは幻想に過ぎない。だから自分なら「ヘイト(憎悪)スピーチ」に一票を投じる。
Is 67 years not long enough to wait for justice for survivors of sexual slavery?
Why this is important
The Japanese military set up the first rape center in Shanghai for the Japanese Navy in 1932. Starting with this, the Japanese military and government systematically set up rape centers wherever its military was stationed. Over 200,000 girls and women from East and Southeast Asia were taken by deception, threat, and abduction to rape centers. They were forced into sexual slavery for the Japanese military.
Starting with the resolution passed in the US House of Representatives in 2007, the European Union and other countries passed similar resolutions urging the Japanese government to tackle this issue. However, the Japanese government has neither admited its responsibility nor delivered an official apology. Though the Japanese military sexual slavery system is clearly a serious war crime, if we fail to bring justice to survivors in all countries, similar war crimes against women’s bodies will continue to occur in conflict areas. Let’s take action to show the seriousness of this issue to the members of the United Nations General Assembly.
SIGN THIS PETITION
If 50,000 people sign up for this, we can press members of the General Assembly to adopt this issue as a special agenda for the 67th session in November, 2012 and to pass a UN resolution on this issue at the session. Out of over 200,000 women taken to rape centers, only 500 known survivors remain alive today. NOW is the time to demand justice for the survivors!
性奴隷制度のサバイバーに対する正義を待つのに、67年間ではまだ足らないのでしょうか?
(なぜこれが重要か)
日本軍は、海軍の為に1933年に最初の強姦所(レイプ・センター)を上海に作りました。これを手始めに、日本軍と日本政府は組織的に日本軍が駐屯する場所全てに強姦所を作りました。20万人を超える東アジアと東南アジアの少女と女性が、欺瞞や脅迫誘拐という手段で強姦所に連れて行かれました。彼女たちは日本軍により性奴隷制度に強制されたのです。
2007年のアメリカ下院の決議を皮切りに、EUや他の国々が、この問題に取り組むよう促す同様の決議を採択しました。にも関わらず、日本政府は自らの責任を認めることもしなければ、公式な謝罪もしていません。日本軍の性奴隷制度は明確な戦争犯罪であるにも関わらず、我々が全ての国の生存者たちに正義をもたらすことが出来ないならば、女性の肉体に対する同様の戦争犯罪が紛争地域で引き続き起こる。国連総会のメンバー国にこの問題の深刻さを見せるべく行動しようではありませんか。
(この請願書に署名しよう)
もし5万人がこれに署名すれば、この問題が2012年11月の第67回国連総会で特別議題として取り上げられるようメンバー国に圧力を加え、この問題に関する国連決議を採択させることが出来ます。
強姦所(レイプ・センター)に連れて行かれた20万人超のうち、たった500人の確認されたサバイバーが生存しているだけです。今こそ、サバイバーたちに正義を!
AVAAZの活動はデモより署名活動が主
世界中から署名を集め、為政者に圧力をかける
追記: 9月1日現在、タイトルをJustice for sex slave survivors(性奴隷サバイバーに正義を)に変更して5万7千を超える署名を集めている。