性奴隷歴史展
場所は韓国政府の公館だが、企画者は民間人。愛国歌手キム・ジャンフン。韓国政府は個人の行為としている。先月の聨合ニュースによれば、このあと南京でも開催を考えているらしい。韓国の「官民の共闘」でさらに中国と共闘か。
上海韓国公館で慰安婦展=中国との対日「共闘」強まる
旧日本軍の従軍慰安婦をテーマにした「韓中慰安婦特別展」が17日、中国・上海市内にある韓国総領事館文化院で開幕した。慰安婦展には中国側も協力している。2013年12月の安倍晋三首相の靖国神社参拝以来、強まった中韓両国による日本の歴史問題をめぐる「共闘」がさらに一歩進んだ形だ。
慰安婦展は竹島(韓国名・独島)問題で活発な活動をしている歌手のキム・ジャンフン氏が企画。竹島の韓国領有を訴える「独島アートショー」と一緒に開催する形を取った。
慰安婦展には、3月に特別展を開催した韓国歴史博物館と共に、上海師範大学中国「慰安婦」問題研究センターが協力。説明パネルと1月のフランスでの漫画祭に韓国から出展された作品などが展示された。
開幕式でキム氏は「(慰安婦展は)中国と韓国が日本に対して『過去を認めて共に世界に進もう』と勧めるイベントだ」と指摘。一方、上海師範大の関係者は「慰安婦展はとても意義深い。中国の慰安婦研究を後押ししてくれることを望む」と語った。
中韓はこのところ、日本の歴史問題批判で歩調を合わせている。伊藤博文元首相を暗殺した朝鮮の独立運動家、安重根の記念館が1月に中国黒竜江省ハルビン駅に開設されたほか、慰安婦問題をめぐっても、共に日本の対応を強く批判している。
慰安婦展について、韓国総領事館関係者は「キム氏個人が会場を借りて行っていることで、政府とは別」と説明している。
時事 2014.4.17