2012/07/11

「威厳を侵害する碑」に名誉毀損で、日本人入国禁止??



元慰安婦の要請を受け、慰安婦像に竹島の杭を括りつけた日本人男性を韓国当局が入国禁止にした。

右の写真は、「杭テロ」を行った日本人を名誉毀損で告訴すべく、ソウル中央地方検察庁に赴いたイ・オクスン(今月4日)。そもそも慰安婦の碑は無許可で日本大使館前に立てられ、日本政府は「外国公館の威厳の侵害(ウィーン条約違反)」として反発していたはず。どっちが名誉毀損なんだか・・・。

挺対協は、事あるごとに訴訟騒ぎを起こす(今回はナヌムの家が主導)。最近では産経新聞の黒田記者を訴えると気炎を上げていたし、昨年も「『慰安婦挺身隊は日本軍に自ら献身した』『なぜ日本政府が補償しなければならないのか?』などの虚偽事実」をネットに書き込んだ無名の韓国人が槍玉に上げられた。国民的アイドルであるハルモニを前面に出す運動家たちに睨まれたら、社会的制裁も覚悟しなければならない。過去には大学教授や女優も吊るし上げを食らった。

そういえば、アジア女性基金に反発する挺対協が、「日本の戦後責任をハッキリさせる会」の臼杵敬子を入国禁止にさせたのは15年ぐらい前だったか。気に入らないとなれば、「良心的日本人」でも容赦しない。慰安婦像の正式名が「平和の像」であるのは皮肉である。

彼らが(杭)テロと呼んでいるのは、これ ↓ 


建物の壁に杭を立て掛けたのも↓ テロ


テレビのニュースで取り上げるような話だろうか?ラングーン事件大韓航空機事件も遠くなりにけり、である。



そして、昨日のニュース。

慰安婦少女像侮辱の日本人に入国禁止措置=韓国

ソウルの日本大使館前に設置されている従軍慰安婦を象徴する少女像に、「竹島は日本固有の領土」との文言が書かれたくいを縛り付けた日本人男性に対し、韓国への入国を禁止する措置が取られた。

元慰安婦の女性が共同生活する施設「ナヌムの家」のアン・シングォン所長が9日に明らかにした。元慰安婦の女性10人はソウル出入国管理事務所に男性の韓国入国禁止を求める申請書を提出していた。

男性は再び韓国に入国し少女像に縛り付けたものと同様の杭を販売することを計画していたという。アン所長は「入国禁止措置により、(男性は)これ以上韓国で活動できなくなる」と評価した。

元慰安婦の女性らはソウル中央地検に名誉棄損と冒涜(ぼうとく)の疑いで男性を告訴・告発している。


1000人の署名を持参したハルモニ達だが、その内の150筆が日本人のものだという。事実とすれば、なかなか手際がいい。

慰安婦ハルモニ「杭テロ」日本人入国禁止申請

侮辱および名誉毀損疑惑で告訴告発も並行

(ソウル=聯合ニュース)チョ・ソンフム記者=慰安婦少女上を「売春婦像」と呼び独島を日本の土だと主張する杭を設置して論議を起こした日本人鈴木ノブユキ(47)に対して慰安婦ハルモニが入国禁止を申請した。

京畿道広州「ナムヌの家」に暮らす慰安婦被害者キム・スンオク、ペ・チュンヒ、イ・ヨンニョ、キム・クンジャ、イ・オクソン、カン・イルチュル、ユ・ヒナム

イ・ヨンニョ、キム・クムジャ、イ・オクスン、カン・イルチュル、ユ・フイナム ハルモニと大邱のイ・ヨンス、忠北のイ・オクスン・ハルモニなど10人は4日ソウル出入国管理事務所を訪問して鈴木に対する入国禁止申込書を提出した。

アン・シングォン ナムヌの家所長および活動家ら、梨花女子大デザイン大学院生コ・ヒジョン(33.女)氏などもこの日出入国管理事務所に同行した。

これらは申込書を提出した後ソウル中央地検に移動して鈴木を侮辱および名誉毀損疑惑で告訴・告発した。

慰安婦被害者ハルモニが告訴人で、コ・ヒジョン氏をはじめとして署名に参加した1千人とナムヌの家、日本軍慰安婦歴史館、国際平和人権センターが告発人で法的対応に参加した。

ナムヌの家はこのために国内外で1千人の署名を受け、この中には日本人150人余りも含まれた。

ナムヌの家は日本でも鈴木を相手に可能な法的対応策を探す計画だ。

アン所長は「戦争犯罪を称賛して反倫理的テロを犯した犯罪者に対して法的責任を問うのは当然だ」として「我が国政府が日本を相手に鈴木の身柄引渡しを要請するなど積極的な対応に出なければならない」と話した。

鈴木は先月18日ソウル、麻浦区城山洞の戦争と女性人権博物館の入口に、翌日鍾路区中学洞の日本大使館向いの少女像のそばに「竹島は日本の領土」というハングルと「竹島は日本固有の領土」という日本語が書かれた白色の杭を立てて論議になった。

(1)聯合ニュース 2012.7.4


対馬の和多都美神社には、ハングルで書かれたこのような落書きが後を絶たないそうだが、韓国ではこれをテロとして問題視しないのだろうか?

B-U




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위안부 할머니들 '말뚝테러' 일본인 입국금지신청


모욕 및 명예훼손 혐의로 고소고발도 병행


(서울=연합뉴스) 조성흠 기자 = 위안부 소녀상을 '매춘부상'이라고 부르고 독도를 일본땅이라 주장하는 말뚝을 설치해 논란을 일으킨 일본인 스즈키 노부유키(47)에 대해 위안부 할머니들이 입국금지를 신청했다.


경기도 광주 '나눔의 집'에 사는 위안부 피해자 김순옥, 배춘희, 이용녀, 김군자, 이옥선, 강일출, 유희남 할머니와 대구 이용수, 충북 이옥선 할머니 등 10명은 4일 서울출입국관리사무소를 방문해 스즈키에 대한 입국금지 신청서를 제출했다.


안신권 나눔의 집 소장 및 활동가들, 이화여대 디자인대학원생 고희정(33.여)씨 등도 이날 출입국관리사무소에 동행했다.


이들은 신청서를 제출한 뒤 서울중앙지검으로 이동해 스즈키를 모욕 및 명예훼손 혐의로 고소ㆍ고발했다.


위안부 피해자 할머니들이 고소인으로, 고희정 씨를 비롯해 서명에 동참한 1천명과 나눔의 집, 일본군 위안부 역사관, 국제평화인권센터가 고발인으로 법적대응에 동참했다.


나눔의 집은 이를 위해 국내외에서 1천명의 서명을 받았으며, 이 중에는 일본인 150여명도 포함됐다.


나눔의 집은 일본에서도 스즈키를 상대로 가능한 법적 대응책을 찾을 계획이다.


안 소장은 "전쟁범죄를 찬양하고 반인륜적 테러를 저지른 범죄자에 대해 법적 책임을 묻는 것은 당연하다"며 "우리나라 정부가 일본을 상대로 스즈키의 신병 인도를 요청하는 등 적극적인 대응에 나서야 한다"고 말했다.


스즈키는 지난달 18일 서울 마포구 성산동 전쟁과 여성 인권박물관 입구에, 이튿날 종로구 중학동 일본대사관 맞은편 소녀상 옆에 '타캐시마는 일본땅'이라는 한글과 '다케시마(竹島ㆍ일본에서 독도를 부르는 단어)는 일본 고유의 영토'라는 일본어가 적힌 흰색 말뚝을 세워 논란이 됐다.