2012/07/09

[メモ] 写真家アン・セホン ニコンに謝罪要求


アン・セホンが前にしているのは、ニコン側の弁護士か?

「慰安婦」写真展:閉幕 写真家がニコンに抗議文

写真展会場を運営するニコンが中止しようとした東京都新宿区での個展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」は9日、14日間の会期を終え閉幕した。出品者の韓国人写真家、安世鴻(アン・セホン)さん(41)によると、入場者はのべ約8000人。安さんらは同日、会期中の対応をめぐる抗議文をニコン側に提出した。

抗議文は、会場内での撮影や取材活動を規制するなど、ニコンが国民の知る権利を侵害したとして、謝罪を求めている。同社広報・IR部は「まだ内容を見ていない」という。

同展は、ニコンが開催告知後に「政治活動の一環と判明した」と中止を通告。安さん側が東京地裁に申請した仮処分が認められ、当初予定通り開催された。

毎日新聞 2012.7.9

写真展:「慰安婦」テーマ、中止覆し開幕 問われる「表現の自由」

「慰安婦」のテーマをめぐり、会場運営側が写真家に中止を通告していた写真展は26日、東京都新宿区の新宿ニコンサロンで、当初の予定通り始まった(7月9日まで)。名古屋市在住の韓国人写真家、安世鴻(アンセホン)さん(41)の個展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」。初日には開催に抗議する団体の怒号も飛び交い、改めて「表現の自由」が問われた。

出品写真は、モノクロ37点。大戦当時、日本軍の慰安婦だったという女性たちの現在を収める。自宅や畑にたたずむ姿、曲がった背中や深く刻まれた顔のしわ−−。つらそうにゆがんだ表情や、裕福ではない暮らしが伝わる写真もあるが、全体としては感情を抑制した作品になっている。被写体や撮影地の説明は掲示せず、見る側に多くを委ねる展示構成だ。安さんは「70年間、精神的・肉体的に苦しんできた女性たちの悲しみを考えてほしい」と話す。

会場を運営するニコンは公募形式を採っており、作家らが提出した写真を運営委員が選考、個展開催の可否を決める。今回は開催を告知した後に中止を通告するという異例の展開に。安さんは中止決定を無効とする仮処分を東京地裁に申請し、今月22日に認められた。ニコンは異議を申し立てたが決定を受け入れ、同展は開幕した。

ニコンは審理の場で、この写真展を「政治活動」とし、文化向上を目的とするサロンの趣旨に合わないと主張。また、同展開催への抗議が中止決定のきっかけであることを認めた。

会期初日には会場周辺で複数の団体が日の丸を掲げ、「従軍慰安婦は存在しない」などと演説。警備員がセキュリティーチェックを行うなど場内も物々しい雰囲気に包まれ、安さんに詰め寄ろうとする人もいた。近年、いわゆる「ネット右翼」による一部外国製品の不買呼びかけなど、企業への圧力が強まっている。文化活動を支える企業には、「表現の自由」を守る強固な姿勢が求められる。【手塚さや香】

毎日新聞 2012.6.28

写真展:「慰安婦」巡る展覧会、ニコンが中止決定 作家は「理由の説明を」

名古屋市在住の韓国人写真家、安世鴻さん(41)が新宿ニコンサロン(東京都新宿区)で26日〜7月9日に予定していた写真展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」が、会場を運営するニコンの判断で中止されることになった。ニコンは「中止の理由は『諸般の事情』以上でも以下でもない」とし、安さんらは経緯の説明と展覧会の開催を求めて法的措置も検討している。

新宿や銀座、大阪にあるニコンサロンの展覧会は、ドキュメンタリー写真を中心にした質の高い展示で知られる。応募作の中から運営委員が選抜し、ニコンが決定する方式だ。運営委員は写真家や評論家ら5人。委員会を隔月で開催し、展示予定の写真50枚程度を見て多数決で選んでおり、競争率は10倍を超えるという。委員会では安さんの作品について、疑問の声は上がらなかった。委員によると、開催が決定した展覧会の中止は異例という。

安さんには5月22日にニコンから電話で中止の連絡があった。「理由の説明もない中止決定は納得できない」として翌日、説明を求める書面を送付したが、電話と同じ内容の回答しか得られなかった。安さんとともに展覧会を準備してきた市民グループ「重重プロジェクト」のメンバーは「国内で考え方の分かれる『慰安婦』というテーマについて、表現の機会が奪われた。ニコンからは説明もなく、理解できない」と話す。

毎日新聞 2012.6.4

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