2013/12/22

娼婦は村の救い主だった (朝鮮戦争)


[・・・]女性には貞操を守ることや淑女としてのモラルは厳しかった。私が生まれ育った村で戦後(引用者注:第二次大戦?)間もないうちに恋愛するカップルがいた。村人は村のおきてを守らぬ淫らな行為であることだと決議し、当事者の親族の男性が彼女の頭を殴って大騒ぎになった事件が起こった。

しかし朝鮮戦争の休戦直前から村のまわりには米軍が駐屯し、性暴行者が多かった。その最中に若い売春婦たちが多く村に現れた。村の人は売春婦たちを歓迎した。まるで彼女たちは村の救い主のようであった。彼女たちがいなかったら村の女性は全部性暴行される恐れを感じたのである。つまり性暴行を免れるために村の人々は売春婦を歓迎した。村人は売春婦たちに部屋を貸して収入も得られるし、村を性的安全から守るという一石二鳥と考えた。そして村は一気に売春村になったのである。

崔吉城 アジアの性 

2 件のコメント:

  1. 結局貞操は娘を高く売る(玉の輿)ために大事だっただけなんだろうな。
    おまけに売春婦使って稼いでいる。そして、売春婦を馬鹿にしていたのだろう。

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  2. 売春が村を救ったというのも、ひとつの現実だったのですね。

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