2014/03/05

新日本婦人の会、笠井会長「日本の若者は分かっていない」


新日本婦人の会の笠井貴美代会長。共産党の笠井亮議員の奥さんである。

私は、この人が後ろから夫に発破をかけているのだと想像していたが、事実は逆だったらしい。夫のお陰でこの問題に関心を持つようになったという。自分には、笠井議員は老婆たちに無責任に期待を抱かせる罪作りな人間に見えるのだが・・・。

どこの国にも(慰安婦問題は)あった」というNHKの籾井会長発言を、笠井貴美代は中央日報の記者の前で「とんでもない」と批判したらしい。どこの国にもあったとは思わないが、少なくとも韓国にはあった。籾井発言を妄言という中央日報の記者にも教えてやるべきだろう。彼らも「慰安婦がなぜ問題なのか分かっていない」ようだから。

水曜デモに参加した婦人の会(2013.2)

新日本婦人の会はアメリカにまで行って慰安婦騒動に加担しているが、こんな風になったのは笠井夫人が会長になって以降らしい。

日本の若者、慰安婦がなぜ問題か知らない

日本軍慰安婦がなかったと考える日本の国民はいない。しかしその実状があまり知られていない。私たちがするべきことは日本国民に慰安婦の惨状を知らせることだ」。

先月8日、東京文京区にある新日本婦人の会を訪問した。同団体の笠井貴美代会長(60)は日本で慰安婦問題の公論化に率先している。笠井会長はまず自ら作成した抗議の書簡を見せた。1月に「どこの国にも(慰安婦問題は)あった」という妄言を吐いた籾井勝人NHK新会長に送ったものだった。妄言をやめて謝罪すべきだという内容が書かれている。笠井会長は「とんでもない発言を聞き、許せなかった」と籾井新会長を非難した

1952年に設立された新日本婦人の会は日本の女性団体のうち最も長い歴史を持つ。規模も最も大きい。月900円の会費を出す会員が15万人にのぼる。財政に余裕があるため団体の「独立性」が保障される。

2011年に笠井会長が在任してから新日本婦人の会は慰安婦被害者問題を知らせるのに積極的に取り組んでいる。「慰安婦は日本が解決すべき問題であるうえ、女性の人権と関係があるので、日本の女性団体の私たちが率先しなければいけない」と述べた。

笠井会長が韓国の慰安婦問題にさらに関心を持つことになったのは夫のためだ。2007年から韓国を何度も訪問し、朝鮮王室儀軌の韓国返還を主張した日本共産党所属、笠井亮衆院議員(62)が笠井会長の夫だ。その後、笠井議員は2012年と2013年に韓国を訪問し、慰安婦被害女性が居住する「ナヌムの家」にも行った。笠井会長は「夫婦ともに日本政府が慰安婦問題について謝罪するよう力を注いでいる」と述べた。

笠井会長は日本国内での慰安婦妄言に深い懸念を表した。笠井会長は「安倍首相の家門が先代からあまりにも保守的なので、こうした発言は終わらないだろう」としながらも「安倍首相と側近が強硬発言をするほど、多くの日本国民が慰安婦問題に関心を持つことになるはず」と述べた。

しかし日本で慰安婦被害の実状があまり知られていないというのが問題だ。現在の日本の教科書は、慰安婦問題が「終結した」と記述したり、全く触れていないケースがほとんどだ。笠井会長は「若い人たちであるほど慰安婦がなぜ問題なのか分かっていない」と述べた。

このため笠井会長は非政府組織(NGO)として新日本婦人の会の役割を強調している。昨年9月、同団体は韓国人慰安婦被害者の姜日出(カン・イルチュル)さん(86)、李玉善(イ・オクソン)さん(87)、パク・オクソンさん(90)を日本に招待した。戦時に慰安婦として経験した惨状と被害状況を日本国民に知らせるためだった。東京と京都で2度行われた証言は現在DVDに制作されている。笠井会長は「日本の若者がいろいろと質問をし、感激した」と語った。22日にも名古屋で姜さんが学生を対象に被害証言をする。

237人のうち55人。笠井会長は現在生存している韓国慰安婦被害者の数を正確に知っている。笠井会長は「慰安婦問題は日本政府が公式謝罪するのはもちろん、生存する方々に賠償までしてこそ“解決”できる」と強調した。

中央日報日本語版 2014.3.5