田原総一朗がちょっとだけ現在の慰安婦問題についてブログで触れていた。慰安婦問題は、首相訪韓の際には最大の懸案事項になると予測されていた。・・・しかしそうはならなかった、と田原は振り返る。前にも言ったが、20年前の一新聞社の常軌を逸したキャンペーンが現在まで日韓外交に影を落としているのである。しかし現在では、韓国政府も内心ではこの問題について冷めた目で見ているような印象である。
[・・・]韓国では従軍慰安婦の問題が再燃していた。
韓国の憲法裁判所が、韓国政府が解決のための措置をとる義務が
あるにもかかわらず、履行してこなかったのは違憲であるという判断を
下したからである。
だから、野田さんが訪韓したら、慰安婦問題が最大の懸案になるだろう、
いくつかの新聞はそう書いた。
ところが、まったくそうはならなかった。[・・・]
田原総一朗 公式ブログ 2011.10.31